羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

つごもり

2009年12月30日 18時55分40秒 | Weblog
 今日は、半日台所に立っていた。
 こういうときは割烹着に限る。その上から前掛けをかけて、頭は手ぬぐいできりりと結わく。
 前掛けの結び目は前側である。そこに濡れた手がすぐ拭けるようにタオルをはさんでおく。
 
 順調にはかどって、最後には野菜の切れ端をまとめて味噌汁を作った。
 中身は、人参、牛蒡、里芋、椎茸、蒟蒻、木耳である。
 出汁も残った分でちょうどいい分量だった。

 大好きな‘田作り’は、例年になく上手く出来た。小粒のゴマメが手にはいったことが幸いした。
 そういうときに限って少なめなのである。そこでつまみ食い程度で留めた。
 久しぶりに炒り豆腐(人参、ピーマン、木耳入り、椎茸)を半熟状態の卵を、厚焼き玉子焼器に移して長方形にまとめる焼き物をこしらえた。
 これだと‘伊達巻’とは趣の異なる玉子焼きになる。
 煮豚に豆腐系が加わると味のバランスがよくなりはしないか、という思いをこめた。味見とその結果は、元旦の朝までお預けである。
 明日は、お重詰めをする。
 これが案外時間がかかる作業なのだ。
 
 野口先生が存命中は、すべてのおせち料理を作ってお届けしていた。
 ある時から大晦日に先生自ら取りいらっしゃるようになった。
 我が家と同じおせち料理を食べる家があるということは、何となく嬉しいことだった。
 何はともあれ残り一日となった。
コメント
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