羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

繭のビル

2008年04月06日 13時19分25秒 | Weblog
 朝日カルチャーセンター日曜クラスが始まる前、ロビーから見ていた風景。
 繭をイメージした新しいビルの完成が近い。左側の大きなビルに半分隠れているけれど。

 今日は、別れの桜日和。
 見ているうちに、心の漣は何処かへ抜けていった。
 
 本日のレッスンは、我ながら非常によかった、と思う。
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もう、やっていられない!? でも……。

2008年04月06日 08時14分06秒 | Weblog
 『マッサージから始める野口体操』、この新刊本にメールや手紙や電話が入ってきた。
 今までになく早いご連絡だ。
 すごく褒めてくださるものは文字として残るメールである。

 一番困ったのは「定価が安すぎる」というご意見だった。
 そうおっしゃられても私が決めるわけではない。
「アマゾンで買うと、1500円以上は、送料無料なんですよね」
 仰せの通り。
 そこで一言。
「教科書に使う場合は、助かるんですが……」
 意味のない返しかもしれないと内心思いながら、空しく言葉を発している。

「内容はとてもいいですよ。わかりやすくて」
 かと思うと
「ところどころ飛躍があって、難しいんですよね。わかっている人間には想像で補えるんですが、何も知らない人にはどうなのかなぁ~」
「論理の展開がまずいので、義務教育レベルですからご容赦を、今後に期待してください……」
 弱弱しく答える。

 カバーデザインがいいという人は、たった一人。
 中の写真のレイアウトのセンスが今一だとか、電話の方が概して厳しい。
 話し言葉は消えてしまうから、言えるのかも知れない。
「タイトルが悪くて、これじゃハウツー本で、書店のなかでもろくでもない棚に置かれて野口体操は終わりだ!」
 開き直って
「まず、‘野口体操って聞いたことがあるわ’って人がいなければ始まりませんから。でも、これで義務教育卒業です。私の仕事は終わりました。ろくでもない棚に置かれるわけですから」
 この辺になると切れそうになるのをジッと我慢。

 極めつけは母の一言。
「この本が最後の本じゃないでしょうね。私の目に触れるところには置かないで頂戴ッ」

 これまでこれほどけなされた本ははじめてだ。
 いいたい放題である。
 これってもしかして‘ぼやき’かな?
 
 ‘批判は宝です’って言いながら、せめて私だけでも愛してあげようと、昨晩は枕元に本をおいてお休みしました。
コメント (2)
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