耳鼻咽喉科の待合室で、読んでいる本がある。
永六輔著『終 OWARI』朝日新聞社1996年刊である。
読みながら頷いたり、にやっと笑ったり、時には声をたてて笑いたいところをおさえたりしている。
あるときメモ帳をもっていることに気づいて、言葉を記してきたことがある。
お酒は一滴もだめな自分には、グッとくる言葉だった。
「その土地の酒は、その土地の文化だ。水と米と杜氏の仕事を味わうのが客としての礼儀だ。酒が呑めないのなら杯を口元に持って、酒をわたってくる風を呑め」
気がつかなかった。
しかし、旅に出ることも少ない私、土地の酒をすすめられたことはない。
でも、そのうちに酒をわたる風の香りを味わってみよう。
GWの連休が始まった。
永六輔著『終 OWARI』朝日新聞社1996年刊である。
読みながら頷いたり、にやっと笑ったり、時には声をたてて笑いたいところをおさえたりしている。
あるときメモ帳をもっていることに気づいて、言葉を記してきたことがある。
お酒は一滴もだめな自分には、グッとくる言葉だった。
「その土地の酒は、その土地の文化だ。水と米と杜氏の仕事を味わうのが客としての礼儀だ。酒が呑めないのなら杯を口元に持って、酒をわたってくる風を呑め」
気がつかなかった。
しかし、旅に出ることも少ない私、土地の酒をすすめられたことはない。
でも、そのうちに酒をわたる風の香りを味わってみよう。
GWの連休が始まった。