羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

新学期

2007年04月17日 20時24分32秒 | Weblog
 朝日カルチャーセンターの火曜日クラスも、一年と4ヶ月が過ぎようとしている。
 このクラスは、『野口体操 ことばに貞く』羽鳥操著 春秋社から初めて『原初生命体としての人間』野口三千三著 三笠書房版等の一部をテキストにしたり、NHKで放送された『訪問インタビュー野口三千三」などの映像資料を見ていただいた。
 体系だったり系統だったりはしていないが、他のクラスに比べてはじめて野口体操を体験される方々に照準を合わせてすすめてきた。
 そのためか今では「逆立ち」まで、来てしまった。
 他のクラスは、逆立ちに入るまで、相当な時間を要した。

 一つにはウィークデーの朝の新宿駅は、出勤する人がほとんどで、歩く速度は速い。土曜日や日曜日の午後と比べる方が無理なのだが、同じ道が同じではない。
 電車もラッシュの時間帯に乗って来るわけだから、否応ナシに緊張感を持ってしまうようだ。
 教室に入る前にある心構えが持てる。そういった状況というのも影響があるらしい。
 そして教室に入ると、天気のよい日は朝の光が差し込んで、すがすがしい空間になのだ。

 さて、時間とともに、それぞれのクラスに特色が出てきている。
 野口先生が亡くなって9年。
 おかげさまで新学期を無事にスタートさせることが出来た。
 
 これから一年、どのような展開になるのか。
 春はやっぱり新鮮でいい。
 継続の方がほとんどでも、気持ちがあらたまるから不思議だ。
 
コメント (2)
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