羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

「ヨガと野口体操」その後ー2-

2007年04月04日 19時48分56秒 | Weblog
 昨日、火曜日の朝日カルチャーでのレッスンが終わってから、写真をいただいた。
 担当の二階のぶ子さんが、31日当日に撮ってくださったものだった。
 ものすごい人数だった。そのことが写真を見て、改めて「そうだった」と納得し、よくあの人数で動いたり・密度の濃い(ある方の言葉)講座になったと、自分で驚き感心している。
 1+1が2ではなく、それ以上のセッションのようだったことが、いただくコメントと写真で伝わってくる。

 とりわけ面白かったことがある。それは「沖ヨガ」のなかにある生物の進化を遡って動くいろいろを龍村さんが示してくださったことだった。
 その動きを全員が確かめてみたのだった。
 
 こういったあり方は野口先生もなさっておられた。野口先生の場合は、そのままを右から左に流すようなことはなさらなかった。ご自身のなかで、咀嚼し消化し何度も繰り返しながら、独特の新しいあり方を見つけられたように思う。
 野口体操を深めるために、野口先生自身が漢字の字源・大和言葉の語源を遡ることもされておられた。
 それは動きのイメージや身体へのまなざしを豊かにする作業でもあった。

 ある方がこんな感想を漏らされた。
「初代ではセッションは難しかった。しかし、二代目になって共通項・相違点等々がはっきりしてたのだけれど、それは自然に寄り添いながら融合しながら可能になったたのだと思うの。普通は反発しあうのだけれど、そこが双方がお利口さんなのよね」
 ですって!

 本当にいい出会いが生まれて、いい刺激がいただけて、野口体操の方向性が明確になった。新しい可能性も見えてきた。

 当日、教室の隅に真四角のマットが2メートル位に積み上げられたいたその上で、二階さんが牢名主のように乗ったまま、写しておられた姿を思い出した。
 ここにその写真を貼り付けることが出来ないのが残念。
 
 皆さん、お疲れ様でした。
コメント
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