羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

恩師を偲ぶ

2006年11月28日 19時38分21秒 | Weblog
 今週に入って、「喪中につき……」という葉書きが、何通も郵送されている。
 今のところいただくお知らせは、皆さん80歳以上高齢の方々である。
 そのなかで、野口三千三先生の小学校時代の教え子の方が亡くなられた。
 奥様からのお知らせだった。
 享年83歳。天寿を全うされたということだった。
 最初の教え子さんなので、野口先生と年齢差はあまりない。
 実は、野口先生が亡くなられたあと、お手紙を頂戴し、その折に、一度だけ電話でお話をしたことがあった。
「年も近かったので、先生というより、兄貴って感じでした」と言う言葉が今でも耳に残っている。
 それからお年賀状のやり取りがずっと続いていた。

 野口体操公式ホームページ「のnet通信」を下までスクロールし、№5、「恩師を偲ぶ」一三会事務局 1998年7月 の手紙を改めて読ませていただいた。
 伊倉貞男氏から寄せられたお手紙である。胸に迫るものがある。
 この手紙を読むと若き日の先生の姿が目に浮かぶ。
「野口体操の原点は、すでにあった」
 そう思える。
 こうしてお手紙が残されたこと、貴重なことだと感謝し、ご冥福をお祈りいたします。
 合掌。

 ぜひ、伊倉さんからの手紙をお読みいただきたい。

「野口三千三授業記録の会」がやっておかなければならないことのひとつが、鮮明になったような気がしている。
 あの方にも、この方にも、お話を伺っておかなければ! と、指を折っている。

 野口先生が亡くなって、来年の三月で満9年である。
 ここまでブログを書きすすんで、ふと、手を休め天井を見上げた。

 溜め息。。。。。。。。。。鼻呼吸。。。。。。。。ふーーっ!

 
コメント
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