羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

野口体操・揺り振りの動き~左右

2006年10月19日 07時08分48秒 | Weblog
この映像を載せることに、逡巡う気持ちがあった。
2日間迷って、今朝アップした。
芭蕉の「造化」を語ってきた身としては、悪名高い都庁のビルをバックにしての映像はいかがなものか、と或る筋からお叱りを受けるような気がしてならなかった。

今週、火曜日のレッスンは、朝日カルチャーセンターの一号室。都庁の真横に部屋はある。「おへそのまたたき」などを行うとき、床に仰向けになると、現代のティラノサウルスの姿がせまって見える。

言い訳はそのくらいにして、「立って揺する・振る動き」の中から、右半身と左半身を分ける動きをご説明しよう。
野口体操のすべての動きの基本は、「足の裏」での重さの乗せ換え感覚をつかむことである。この場合、片方で二回重さを受けているのだが、いわゆる体操の号令とは異なる。とりわけ足の中の微妙な「伸び縮み」は、1・2、1・2というような号令では動きの質が異なる。

光を浴びて、光に溶け込んで、からだを揺するというようなイメージは、それは一興かもしれない。

明日も、同じ日に撮影した映像を流してみようとおもっている。
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