この映像を載せることに、逡巡う気持ちがあった。
2日間迷って、今朝アップした。
芭蕉の「造化」を語ってきた身としては、悪名高い都庁のビルをバックにしての映像はいかがなものか、と或る筋からお叱りを受けるような気がしてならなかった。
今週、火曜日のレッスンは、朝日カルチャーセンターの一号室。都庁の真横に部屋はある。「おへそのまたたき」などを行うとき、床に仰向けになると、現代のティラノサウルスの姿がせまって見える。
言い訳はそのくらいにして、「立って揺する・振る動き」の中から、右半身と左半身を分ける動きをご説明しよう。
野口体操のすべての動きの基本は、「足の裏」での重さの乗せ換え感覚をつかむことである。この場合、片方で二回重さを受けているのだが、いわゆる体操の号令とは異なる。とりわけ足の中の微妙な「伸び縮み」は、1・2、1・2というような号令では動きの質が異なる。
光を浴びて、光に溶け込んで、からだを揺するというようなイメージは、それは一興かもしれない。
明日も、同じ日に撮影した映像を流してみようとおもっている。
2日間迷って、今朝アップした。
芭蕉の「造化」を語ってきた身としては、悪名高い都庁のビルをバックにしての映像はいかがなものか、と或る筋からお叱りを受けるような気がしてならなかった。
今週、火曜日のレッスンは、朝日カルチャーセンターの一号室。都庁の真横に部屋はある。「おへそのまたたき」などを行うとき、床に仰向けになると、現代のティラノサウルスの姿がせまって見える。
言い訳はそのくらいにして、「立って揺する・振る動き」の中から、右半身と左半身を分ける動きをご説明しよう。
野口体操のすべての動きの基本は、「足の裏」での重さの乗せ換え感覚をつかむことである。この場合、片方で二回重さを受けているのだが、いわゆる体操の号令とは異なる。とりわけ足の中の微妙な「伸び縮み」は、1・2、1・2というような号令では動きの質が異なる。
光を浴びて、光に溶け込んで、からだを揺するというようなイメージは、それは一興かもしれない。
明日も、同じ日に撮影した映像を流してみようとおもっている。