次のターゲットは田沢湖線から枝分かれする「秋田内陸鉄道」だが…
秋田駅前に奇妙な構造物が立ち並んでいる。
近付いて確認すると、ナント木造のバス停留所の風雨除けだった。
自慢の地産秋田杉を使ったユニークな構造物だ。
もう一つ秋田駅構内で見付けたのがこれ…
数段の段差をカバーする「動く歩道」
わずかな傾斜だが、健常者にとっては体のバランスが崩れて乗り心地は悪い。
鉄印帳記帳の旅だが、運行本数に限りがある第三セクターだから、待ち時間が結構ある。
角館起点なので、徒歩数分の武家屋敷跡を訪ねる。
まずは腹ごしらえだが、あちらこちらで目に付く、秋田名物「稲庭うどん」を頂く。
付き出しのハタハタの煮物と、膳の端にある「いぶりがっこ」でまずは一杯!
季節外れの暑さに負けて、冷やし稲庭うどんにしたがこれは間違いだった。
やっぱり暖かいのが一番。
武家屋敷街入り口にこの建物、病院らしいが景観には相当のダメージを与えている。
何処にもこのような光景が見られるのは残念。
こちらは何の違和感もなく街路に溶け込んでいる人力車。
平坦で車の往来もほとんどない、この地に相応しい乗り物だと感心した。
コロナかにめげずにこの日も、実際何十台もが走り回っていた。
立派な冠木門の武家屋敷。
角館一の石黒家屋敷は、現在も当主が住んでいると聞いた。
欄間の透かし彫りが、壁に投射されてよい雰囲気。
こちらは茅葺屋根に庇付き、棟には鰹木?が乗っている。
維持管理など話を聞きたかったが、入場規制中で叶わなかった。
角館と言えば桜の名所、春にはこの河原に狂気の人出が現出する。
桧木内川だったっけ? 今は紅葉前で誰も訪れる人はいない。
秋田駅前のバス停は秀逸。