もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

亀趺

2008年10月29日 | 歴史探歩

タイトルの文字読めます? どうやら亀趺(きふ)と読むらしい。お墓の台座に使われているのを時々見かけるが、どうも儒教のお墓に関係があるらしい?

これは備前池田家の藩祖:池田輝政のお墓:横に立てられている説明書きには、次のように書かれている。

石碑は、一品は螭首(ちしゃ)、二品は麒麟、三品は天禄辟邪(てんろくひじゃ)で亀趺(きふ)を用い、四品~七品は方趺とす」
一品:天皇、二品:二位以上、三品:三位以上

池田輝政は正三位であるから、墓の台座に亀趺の使用が許され、上の説明書きに準じているとすれば、天禄辟邪(てんろくひじゃ)の亀趺上に墓石が建てられているいる事になる。

又光政以下の墓はすべて亀趺のない台座となっているので、この説明が説得性を持っているようだ。

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備前池田家墓所

2008年10月28日 | 歴史探歩
近く政令指定都市に指定が決まった岡山市、この地を長く統治して近代の都市基盤を整備した池田家、その藩祖の墓を備前市の山間:和意谷に訪ねた。
実は二回目の訪問だが、前回はさしたる興味も予備知識もなく、漫然と歩いただけなので、墓所に至る山道のつらさのみ印象に残っていたが、今回はしっかり様を瞼に焼き付けて帰った。

駐車場から山道を登る事約40分、ようやく池田家の実質的な藩祖と呼べる“池田輝政”の葬られた「一の山」に辿り着く。
この周辺一帯に「一の山~七の山」まで、歴代藩主とその室の墓が整然と配置されている。

基本の形は、参道より一段高い場所を整地し、長円形土饅頭の墓と円頭位牌型の墓石、これを長方形の石垣で囲う形となっており、向って左が藩主墓、右が同夫人墓となっている。
1キロ強の長い参道の山側は、神籠石式山城を思わせる列石を配置して土止めとし、参道には歩幅に合わせて平らな踏み石を配している。

参詣当日(10/25)も3人の方が参道の整備に汗しておられた。史跡を確実に保護する気持ちが伝わり自然に頭が下がる。

備前岡山池田家墓所:本当に素晴らしい
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和霊石地蔵

2008年10月27日 | 落合郷土史
10/26日も名を連ねる組織の行事が重なり、どちらに参加するか又裂き状態、悩んだ末に地元の郷土史行事に参加する。
行く先は三原、さしたる史跡もなさそうな町だが、案内してくださる三原の郷土史家の生真面目さが、先月に続いて再訪する決め手になったようだ!

最初の訪問地は「浄土宗の極楽寺」 約束の時間に御住職が出迎えてくださり、座敷召されて茶菓子とお茶のお接待を受ける。
ここまでは上出来だがその後、自派の宗祖:法然上人をけなしたあげく、他宗の達磨大師のいわれを長々述べられたのには降参
折角浄土宗の様式を伝える立派な本堂を持ちながら、こちらの説明はおざなりにして達磨(願掛け用に売られている)にのめりこんでいるのは、大変不可解であり残念!

午後はお目当ての「和霊石地蔵」を拝みに向かいにある佐木島にわたり、引き潮のお陰で全身が現れた地蔵菩薩を参詣する。
欲張りなもので、全身露出した仏様を拝んだら、次は胸前まで水没した地蔵菩薩を参詣しなくてはと勧められた。

引き潮で全身像を拝む事が出来る地蔵菩薩
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ドジを踏んだ

2008年10月25日 | Weblog
約束の時間に遅れちまった。日頃遅刻した他人をけっして容認できないと責め続けていたのに…
代わりのガイドを気持ちよく引き受けてくれた人が居ました。
あ~-もう頭が上がりません、取り返しのつかない借りを作ってしまいました。

思い気持ちを引きずりながら今日は「閑谷学校のお祭り:釈菜」です。朝早くから車を走らせ一路備前へ…
今年の紅葉はどうなるでしょうか? 当たり年でしょうか?

10/25日の状況報告:今年「楷の木」はほとんど実がついておりません。そうすると紅葉はどうなるのでしょうか?

平和公園も少々色ずいて…

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塩飽諸島

2008年10月24日 | 歴史探歩
10/19日も最近付き合いの始まった仲間?達と、“海のなかから塩が飽く”から命名されたとも言われる「塩飽諸島」の歴史探訪。

この仲間達との結び付きは一言で言い現せないが、いろんな人種が混ざっているのは確か(国籍ではありません)。
括りは「ある旅行者が企画するマニアックなツァー」が当たらずとも遠からず。

丸亀から船で30分程、ここが「藩領でもなく、天領でもなく、自治領」として、時代を超えて生活が営まれた島だと言う。
説明は難しいので、皆さん機会に訪れてみてください。

この島に向う途中の瀬戸大橋! でも一番印象に残ったのは昼食弁当が美味しかった事で~ス
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人付き合いが広範になった

2008年10月23日 | Weblog
“サンダー毎日浪人クラブ”入りしてからこの方、交際範囲が爆発的に広がった。宮勤めの毎日は一体なんだったのだろう。
10/18日を例に取ると…

朝8時30分に広島原爆資料館前に出動、観光ボラの仲間達と落ち合う。この日は原爆資料館入場者からアンケートをとる仕事。
外国人から50名以上、日本人から250名以上がこの日のノルマ、3名で頑張る。
オイラは、会の大幹部二人に挟まれて緊張しっぱなし、おまけに9時~15時30分まで昼食時以外は立ちっぱなし(ナニではありません) 疲れた~

アンケートを終わって次は、予ねて緩く誘われていたある団体?(本当に真の事は知らない)が運営する“カフェ”に立ち寄る。誘ってくれた人以外はほとんど面識なしだが、当たり前のように同席し、当たり前のように会話出来る雰囲気、心温まるひと時:楽しい時間つなぎが出来た。 深謝!!

夜はあるリーダー主催の歴史散歩会夜の例会:名付けて“ほろ酔い談義” 某ホテルのイタリア料理店で…
気のあった仲間の集まりにワインでほろ酔いとくれば、心地良いのは自明の理

かくして朝から日付変更時間まで、遊び三昧のオイラでした。
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塩飽から

2008年10月19日 | Weblog
塩飽諸島本島にある鏝絵、広島などで見るものと違って本格的である。
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周防大島

2008年10月18日 | Weblog
石城山探索の後は、海辺での海鮮バービィキューと魚釣り、大変欲張った爺さん集団のプランです。

ロケーションは最高ながら、何時もの通り海鮮バービィキューとやらは???であります。皆さんも経験ありますでしょ、自分で材料揃えりゃ何倍もリッチなディナーになる事を…

それでもビールと焼酎をしこたま食らえば、不肖の畜生腹は機嫌よく膨らんでいくのでありました。わが腹ながら情けない!

それでも月光値千金 名曲がそのものが流れる光景が眼前に展開されます。
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石城山神籠石

2008年10月17日 | 歴史探歩
悠久の年月を経て今にロマンを伝える“石城山神籠石”
今回は探歩メンバーはガラット替わって、長年月仕事で苦楽をともにした「メタボ爺さん」一行のお出ましである。

前回は同メンバーで“神籠石”とは少し趣を異にするが、総社市在住の友人宅に、自作のログハウスの見学がてら「鬼の城」を探訪したが、今回は“石城山神籠石”探索と周防大島での魚釣り、更に帰途は同島に住まう友人の築70年と言う旧家招かれて至福のひと時を過ごす。
なんともロマンの香り高き2日間を楽しんだご一行でした。

山城探索は酒飲み族・メタボ派の爺さん集団にとっては、絶好のカロリー調節機能となっていて、又明日の遊興エネルギーを多大に提供してくれるのです。

石城山の列石
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美味い酒

2008年10月14日 | Weblog
どうも最近は美味い酒にありつけないなぁ 心掛けが悪いせいかちっとも面白いやつが回りに現れない。
秋が深まるにつれて酒は旨さをいや増す!!

更に今年は酒祭りの話が誰からももたらされなかった。僅かに前日東京のお友達から「酒祭りに行くけど…」とのメールが無ければ、まったく掠りもしなかった訳だ。
広島の男児として情けなか…グスン

迫力満点!八岐の大蛇の酒盛り
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我が町にも神楽が来た!

2008年10月14日 | Weblog

我が町は俗称?高陽ニュータウンと称しておりますが、開発されて早30年以上の年月が過ぎ、些かオールドタウンの様相を呈してきました。
この地に入居した時は若干34歳の壮年も、見る影もない前期高齢者の端くれに成り果てました。

最近郷土神楽は人気沸騰の感があり定期的な開催場所も数多く、秋祭りが盛んなこの時期には各地神楽団の公演は目白押しです。
この秋最初の神楽見学はなんと、我が町のスーパーマーケット中庭での“出前神楽”で、演じたのは:高宮町の「羽佐竹神楽団」

①塵倫:
  仲哀天皇の御世に大陸から大軍が攻め寄せてくるが、それを見事に追い払ったと言 う筋書き? 白村江の戦いを日本軍勝利にすり替えた? 第二次世界大戦のミッドウエィ海戦を日本勝利と報道したのと同じ戦意高揚か?

②八岐の大蛇
 ご存知スサノオの命の大蛇退治

スサノオの演者は男前自慢か素面で演じている。珍しいのでは?

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地味に…

2008年10月13日 | ボランティア
この3~4日は地味な行動に終始、観光ボラのイベント準備や古建築の勉強、挙句の果ては観光ボラの無料ガイドなど…

これまで何度も話したことがある人ばかりだったが、一対一で会話してみると意外な一面を感じる人もいて、印象や評価が変わった人もある。

10/12日、縮景園で無料ガイド、この日は園内茶室で「邦楽の演奏会」があり、多くの和服姿が見られました。
でも着付けは大事ですね。上手に和服を着こなす人は品格が数段上がって見えました。

飾り窓越しに…

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電柱

2008年10月09日 | Weblog
我が家にのしかかるが如き状態の電柱が腹巻をした。と言う話を一年くらい前にしましたが、忘れた頃になって急に立て替えさせてくれと言ってきた。
出入り口も車庫の前も、全て装甲車の如き車両で塞がれれしまった。

穴掘り用の削岩機にがけたたましい音を立て、鉄筋を切る超高速カッターが耳に痛い高周波音を発する。

それにしても鉄筋の電柱が、30年そこそこで寿命とはどういうことだ。作業している監督者?らしき人に尋ねると、言葉を濁したがどうも欠陥電柱であるらしい。

恐ろしい事だ! 腹巻⇒即交換を望みます。電柱に街路灯が併設されているので、防犯上はgood!なのだが、万が一建屋に寄りかかられでもすると…
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今年のカープは…

2008年10月07日 | Weblog
スタンドを真っ赤に染め上げたあの熱気は何だったのか? セリーグの首位争いは続いているが、私たちの2008年シーズンは終わった。

今年カープ最大の殊勲者は、文句無く背番号18番:前田健太(マエケン)を置いて誰がいるだろうか?
彼の来年の更なる飛躍を期待して、新球場の楽しさを期待してサヨナラ市民球場…

廃墟の如き趣の現在の市民球場、サインロードを尋ねてみた。画面中央付近にある背番号34番は誰のサインでしょう?
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三人衆

2008年10月04日 | ボランティア
サンフレ:今年の殊勲三人衆、湘南戦を前に正面に祭られていました
今日はJ1昇格とJ2優勝も決めて、地元凱旋の試合となりました。お客様も満足の様子で、リラックスした雰囲気で試合は進められました。
サンフレッチェは取りあえずこれでヨシ!! 

カープは地元最終戦、感動の場内一周で切れてしまったのか、ビジターでふがいない戦いぶり、ついにクライマックスシリーズへの道は絶たれてしまいました。
カープその気にさせて、チョット幕切れがだらしなかったゾ!!

それにしても充実した、今年のスポーツボランティア活動でした。

写真を見てください。サッカーのユニホームの着方も色々あるんですか??? 知らなかった。
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