もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

大晦日

2011年12月31日 | Weblog

 とうとう大晦日がやってまいりました。
今年もタイトルの通り“探歩三昧”の1年でしたが、冬の青春18きっぷの旅が実行出来ずちょっぴり残念!

 現在は精密検査の結果待ちで、アドヴァンテージを見られていますが…
もっちゃんの探歩三昧 ⇒ もっちゃんの療養三昧にならないことを祈るのみです。

 宮島は弥山の霊火堂にふりかかる雪(資料映像)、来年はどんな年になりますかネ

皆さん良い年をお迎え下さい。来年も“もっちゃんの探歩三昧”にお越しください。
 お待ちしています。

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青春18きっぷの旅

2011年12月27日 | Weblog

 春、夏、冬と3シーズンの“青春18きっぷの旅”毎年欠かさず続けていたが…
この冬は、先の事情もあり遂に断念した。

 12/18日姫路から戻って以来、の~んびり自宅に籠城の毎日。

 結構自然が残る“我が庵”には、可愛い来訪者が現れる。
子供の頃、故郷浜松の山で追いかけた“メジロ”懐かし~い。




 結構長居をしてくれるので、様々な設定でカメラに納める。

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ドクターイェロー

2011年12月26日 | Weblog

 名古屋のリニア・鉄道館に展示されている“ドクターイェロー”
こいつが日本の新幹線の安全を担っているのだ。

 東海道・山陽新幹線の営業速度で走行しながら、架線と線路を同時にチェック出来る。
誰知れず深夜に出動し、人の安全を確保してくれる優れもの。
その名は“人呼んで!ドクターイェロー”


 オイラは毎年“誕生月健診”と称して、12月に健康診断を実施している。
61歳で定年退職後、毎年欠かさず受診してきたが、今年はちょっと気になることがあった。

 12/6:健康診断実施 ⇒ 胃に潰瘍が見つかったので、要精密検診の判定。
       安佐市民病院を紹介してもらう。

 12/19:安佐市民病院に出向く。胃カメラの検診を受けることになった。
  12/20:胃カメラで精密検査
        ①胃の潰瘍は良性らしく、治療薬を投与をする事になった。
        ②潰瘍とは別に、胃の中に“しこり”が発見された。
 
 12/20:CT撮影で“しこり”を再検査する。
        この検査結果は越年することになった。

 体の異常を早期発見するのが健康診断なのだから、精密検査をするのは至極当然だが
やっぱり気になることは確か、正月休みを挟むために最終結果は年越しすることになった。

  ちょっとブルーな年末年始になったことは事実。


 『起きがけに 南の窓を開けてみれば わが持芳庭に 雪は降りつつ』 芳孝

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姫路城修理Ⅲ

2011年12月25日 | 歴史探歩

 先日投稿した姫路城5重目の窓を塗り込めた話。
 解体修理現場に詳しく説明されています。

 左側が築城時計画されていた想像図で、正面の開口部(窓)が7枠あります。
 右側が現存の天守閣で、左右の開口部が1枠づつ漆喰で塗り込められました。
 4重目の千鳥破風に1枠分、窓が隠れています。


 姫路城は5重6階造りであることを、図示して説明しています。


 姫路城の石垣は散々けなしましたが、狭間や石落としは漆喰塗り込めで丁寧に造られています。
 方杖もすべて塗り込めで、相当手が込んでいるのが分かります。
 石落としは開口部の幅が狭すぎ、実用にはならないでしょう。


 狭間から進入路を覗くと、このように見えます。
 此処を駆け抜ける敵を、見事仕留めることができるでしょうか?
 木目の風食状況が良く判ります。


 行き止まりのように見せかけた、天守に向う通路。
 この部分は下り勾配になっているので、天守から遠ざかるように錯覚させる造りになっている。


 化粧櫓でくつろぐ千姫、国宝の建物にこの人形は如何なものか。
 面白いのは脇に煙草盆を置いている処、千姫は煙草を嗜んだらしい?

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姫路城修理Ⅱ

2011年12月24日 | 歴史探歩

 

  平成の大修理は50年ぶりとのこと、5重6階の大天守に巨大な覆いが架けられて…
   見学者は仮設のエレベーターで、一気に最上階まで上がると、唐破風付きの大天守が眼前に現れる。
   瓦の損傷は意外に少なく、今回交換するのは5%程度とのこと。


 平成の宮大工達は現在、縦方向に瓦受けを取り付けている処、体の横にある材料の上に半丸瓦乗せられる。
  足元に細かく見える短冊状の処が野地板、土井葺きとも云われる。
  この部分も傷みが少ないため、ほとんど修理の必要が無いと云う。


 足場を1階降りた場所では、4重目の屋根と漆喰壁の補修が行われている。
 瓦同様、漆喰壁も傷みが軽く、表面の2層分の漆喰を塗りかえる場所が大半だとか…
 壁面左端部分にある開口部(窓)が、間柱と板で埋められたことが今回の修理で判明した。
 当初窓にする予定が、埋めて壁にしたらしい?


 天守閣南側、備前丸から見た石垣、算木状の石を3個並べて積んでいる。
  美的感覚に乏しく、切込接ぎにするでもなく、石を長方形に加工した意味がない。
  ことほど左様に、姫路城の石垣工法には疑問点が多い。


 備前丸の端に造られた“枯山水もどきの庭”
  石柱を何本が立てに並べて滝組みを現わし、その前面に鯉魚を配している。
  とても質素な造り


 豊臣秀吉の後を受けて、姫路城主となったのが池田輝政。
 現在の姫路城は、ほぼ輝政によって完成されたと云っても過言ではない。
  池田家の家紋は、平家の流れをくむ“揚羽蝶紋” この図は蝶その物と言った感じで、ややグロテスク。
  実際に使われていた家紋は、美しく洗練されたデザインとなっている。

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姫路城修理

2011年12月23日 | 歴史探歩

 一乗寺参詣の帰途、平成の大修理中の姫路城に立ち寄る。
 現在は修理中の特別見学コースが設けられていて、エレベータで大天守まで一気に!
 見学コースに沿って、興味のあるものを紹介します。

 姫路城の大手は、黒金で固められた高麗門。
 付随の櫓は無かったのだろうか?


 高麗門に続く石垣に、頓狂な景色が見える。
 7個も矢穴を明けたのに石が割れなかったので、諦めたのだろう?
 なんともドジな石工も居たものだ。

 

 続いて料金所近くに保管されている旧西本柱、昭和31年~の大修理まで天守閣を支えた大柱。
 途中繋いでいる部分を、鋼帯でガッチリ束ねて補強している。


姫路城の石垣は、白亜の大天守に似合わず、結構雑な積み方をしている?
備前丸に続くこの部分も、石垣が大きく前に孕んで今にも崩れそう。
慌てて、前に補強の石垣を積んで崩壊を喰い止めている。



 櫓の端(角)部分に造られた石落とし、頑丈なフタが付いた構造になっている。
 腰の高さほどの位置に開口部があり、石を持ち上げるのに相当苦労しそう。
 さらに開口部の幅が狭く、細かな石しか落とせない構造。実用的ではないようだ。


 千鳥破風の突き合わせ部分(懸魚)に掲げられた“六葉紋”
  水中植物である河骨をデザインしたとされ、水を象徴している。

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西国26番札所一乗寺Ⅱ

2011年12月22日 | 西国33観音霊場

 本堂外陣の天井を見上げると、小格子枠の中にたくさんの札が打ちつけてある。
 壮観でもあり、信心の凄さも感じるが、美観的にはどうかな?


順序が前後するが、正徳4年の記名が残る手水鉢。
底面は平らで、台座にはボタンと蕨手がデザインされている。


 ずんぐりした感じの鐘楼と、ちょっとめずらしい擬宝型玉垣。




 一乗寺最大の建物は国宝三重塔でしょう。
 三重目の屋根に最大の特徴があるのです。良く見て下さい。
 屋根の中央部は“むくり屋根”ですが、軒に行くに従って“てり屋根”に移行します
 三重目の屋根は、全体がうねるような感じで、葺かれているのがわかりますね。
 このように葺かれた屋根には、初めてお目に掛かりました。

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西国26番札所一乗寺

2011年12月21日 | 西国33観音霊場

 12月17日は、名古屋から広島に向う途中姫路で下車。
  西国三十三観音霊場の内、26番札所:法華山一乗寺を目指す。
 毎年冬も“青春18きっぷの旅”に出るのだが、今年はちょっとしたハップニングがあり断念した。

 サンサンと陽光の降り注ぐ門前


 階段を登って行くと最初に護摩堂、次いで三重塔、そして最後に本堂に到る。
 天台宗寺院だが、この伽藍配置は珍しいと思う。


 階段を上り詰めると、懸造り本堂の下に到る。
 姫路にある、書写山園教寺同様の造りである。

 舞台の幅は2間程でさほど広くはない。


 平成の大修理を終えたばかりの本堂。
 妻降りがあり、威風堂々としている。
 新旧瓦による縞模様が、ちょっとしたアクセントになっている。

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リニア博物館Ⅲ

2011年12月20日 | Weblog

 この施設最大の売り物は、巨大モニターを見ながらの新幹線の運転。
 迫力ある周囲の景色が、一瞬に後ろに流れ去る様は圧巻!

 東京駅を出発したN700系はあっという間に市街地を抜けてしまう。


 東海道新幹線沿線では富士山と並ぶ景勝地浜名湖を渡る。
 故郷浜松の街並みが出てこないのは残念。


 やがて対向車線に列車が現れる。
  新幹線に乗車しても絶対見られない光景を、目の当たりに出来るのが興奮を呼ぶ。

 轟音と共に、対向列車とすれ違った。

 ツインタワーの特徴ある名古屋駅が見えてきた。
  ブレーキが架かると、見ている我々も体が前のめりになるから不思議。

 転轍機を過ぎて大きくカーブしながらホームへ向かう。
 この時は体に横Gを感じさせない。日本の鉄道技術は素晴らしいの一言。


 急減速しながらホーム脇を進んで行く。
 このモニターの操縦は抽選で、選ばれないとやらせてもらえない。
 オイラははずれでありました。
 大人も大興奮の体験であります。

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リニア博物館Ⅱ

2011年12月19日 | Weblog

 館の名称とは裏腹に、レトロな面もたっぷり!楽しいです。

 SLに取って代わった電気機関車のエース、国鉄此処にあり!のカラーリングが懐かしい。


 車両の先頭部分に半生を捧げた企業名が…ついシャッターを押してしまう。
 ちなみに昭和33年は、オイラが高校入学した年です。


 さらに38-11は国鉄浜松工場で、大改修をしたことを表わす。
  故郷浜松の誇りだった、国鉄浜松工場。一挙に青春時代に戻った。


三等車もピッカピッカで…


 行く先表示板も各種、やっぱり浜松行きを探してパチリ!


 よくお世話になった準急:東海号のエンブレム。
 ちょっと“どんくさい”

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リニア博物館

2011年12月18日 | Weblog

 12/16日、今年最後忘年会に出席すべく名古屋に向いました。
  入社した当時御世話になった先輩や、同期生たちとの懇親です。
 

 急に冬らしくなった日本列島、伊吹山は早くも雪化粧です。
 日本武尊の命を奪った伝説の山です。


 朝早く家を立ったので、忘年会の始まるまでたっぷり時間があります。
 オイラが名古屋に居たころはもちろん無かった“あおなみ線”に乗って終点まで…
 そこには“リニア博物館”があります。
 名古屋の変貌ぶりは目を見張るほどで、「それに比べて広島の行政は何をやっとるんじゃ」


 リニア館に入るといきなりSLが目の前に現れます。
 綺麗にレストアされて、今にも蒸気を挙げて走り出しそうです。


 続いて一世を風靡した湘南型電車が…
 でも、このタイプJR広島支社管内では、今でも現役で活躍していると思うんです。


 初代0系と2代100系が並んで展示されています。




 300系も退役したのかな?


 そして今また鋭意開発促進中のリニア実験車両
  腹に巨大な電動コイルが貼り付けられています。
  この博物館には、まだまだ楽しいものが一杯展示されているヨ!

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甲申の編集

2011年12月15日 | 落合郷土史

 落合郷土史研究会は歴史探訪、時期に応じた懇親会、会誌:甲申の作成が3本柱。
 今年も年末を迎え、更新の編集が佳境に入っています。
 この時期の会員の心境は「、ヤレヤレやっと原稿を書き終えたワイ」の人。
 「どうしよう 急がないと期限切れになってしまう」とちょっぴりブルーな人。
 様々ですが来年3月『甲申第8集』が発刊されます。お楽しみに


 予告編のつもりだったのですが、文字が小さすぎて読み取れませんね。
 もう少しお待ちください。決定稿はもうすぐ出来あがります。

 12月3日掲載の『多治比猿掛城』の解説に誤りがありました。
  「あまりの急登に本丸攻めを諦めた老将達」⇒「本丸攻めを果し息を整える精鋭達」でした。
 お詫びして訂正させていただきます。


 こんなに凄い堀切も残されていました。 

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誕生日

2011年12月14日 | Weblog

 昨12月13日はオイラの誕生日、古希目前の歳に相成りました。
この年になりますと誰も御祝いはしてくれませんネ
 たまたま仲間たちと忘年会でしたので、行く道原爆ドームの夕景を納めました。

 夕日をバックに撮りたかったのですが、ちょっと遅すぎました。
 16時45分頃ですが…


 残照に映えると云いたいところですが残念!
 いかにも“負の遺産”の呼称がぴったりです。

 

 

 

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2000日

2011年12月06日 | ボランティア

 2006年6月15日にこのブログを開設してから、今日で2000日目になるらしいのです。
 生来が飽き性と言われるB型のこの男、我ながらよく続いたものだと感心しています。
 でもこれは、一重に励まし続けて下さる皆さんのお陰、本当に感謝しています。

 早朝、山麓に薄っすら霞み(雲か?)たなびく“阿武山”。我が家の真西に鎮座しています。
 一説にはこの山が広島城の玄武に当たるとか? 玄武≒阿武の意味と解釈する

 12月5日、芸備線玖村駅ホームより 8:30頃撮影


 広島城主浅野家の手になる大名庭園:縮景園の中心的建物“清風館”
  文字通り東南の風:清風を屋敷内に取り込むべく、東南方向に玄関を設えてある。
  屋根は権力者の私的建物に良く用いられる杮葺きである。


 間口が広く明るい、とても開放的な佇まいの玄関。
  陽光が燦々と降り注いでいる。


 今日はこの御座敷内で、御茶を一服?
  ではなく、ボランティアガイド仲間と、縮景園についての御話を聞く会なのです。
  座敷も広々としています。


 雪見障子を通して、額縁の名画を見るが如き景色をどうぞ!


 本勝手造りの書院の間、今御殿様が廊下から現れても不思議ではありません。


 これ又絶景でしょう! 御殿様になった気分をかいま感じる…


 何故か鬼瓦には桔梗紋が…
  何枚も板切れを重ねた“杮葺き”の端面が良く判りますよ!

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寂しい庭

2011年12月04日 | 持芳庭

 毎度お馴染み、安佐北区落合の片田舎にわびしく佇むひなびた庭。
  今年も錦秋?の頃を迎えました。


 飛び石伝いに訪れる珍客を、むかえるひょうきん者と落葉達。


 遂に今年は植木屋さんにも見放され、主が懸命に選定した樹木達。
 これでも“紅葉のはしくれ”と、懸命の色付をアッピールしています。


 水も滴る“ひいらぎなんてん”これでも一役買っているつもりでしょうか?


 疲れ果てた実物も、健気に彩りを添えています。


 洛北の祇王寺を思わせる光り輝く苔。
  枯葉が醸し出す、ものの憐れさをとくとご覧あれ!


 今年の秋もこれでみ納め!

 

 

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