第21代雄略天皇は天皇の後継者をことごとく殺害しましたが、第3子の清寧天皇は幼少期から白髪で、霊力がある?ことから殺されることなく、第22代天皇として即位しました。
清寧天皇陵の周囲は、長閑な郊外といった雰囲気が一杯です。
一言で現わせば相当な田舎に寂しく存在しています。
歩きながら振り返ってみるとこの景色、周囲は畑に囲まれて荘厳さは微塵もありません。
天皇陵墓のすぐ脇に、家庭菜園らしき場所も見られます。
清寧天皇陵と仁賢天皇陵は、1キロ程度の至近距離にあります。
非道ぶりで名が知れた第22代雄略天皇の皇子だったため、清寧天皇陵はこのような場所に定められたのでしょうか?
此処では分かりやすい場所に案内板が建てられています。
仁賢天皇陵はすぐに見つかりました。
第22代清寧天皇は皇后も皇女もなく、子供がいなかったので後継天皇選びは難航しました。
天皇陵前の制札版が修理中でした。
後継の天皇は雄略天皇から逃れて隠遁していた、傍系の兄弟が宮中に招かれ皇太子に任ぜられました。
弟が先に即位して第23代顕宗天皇となり、その後兄が即位して第24代仁賢天皇となりました。
第24代仁賢天皇の御陵印です。