もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

長良川鉄道

2021年12月29日 | 鉄印帳

ダムが一つもない清流として全国に名を成した、長良川に沿いに運行される長良川鉄道。

 

JR高山本線の美濃太田駅が起点。

やがて車両全面が満艦飾ともいえる、派手なペイントの列車が入線してきた。

 

車内もこの通り賑やかだこと。
シートの背もたれ(布製)部分も染め上げる徹底ぶり・・・

実際この「チャギントン」なる名称を、オイラはこの時まで知らなかった。
調べて見たら、イギリス制作のテレビアニメのことらしい。
広島や岡山の路面電車でも、チャギントン列車は運行されているようだ。

 

窓ガラスにもペイントが施され、落ち着かないことこの上ない。

 

美濃太田駅⇔北濃間32駅を2時間10分程度で結んでいる。
驚いたことに、オイラが乗車した便はトイレが設置されていなかった。
心配していたら案の定、一人の乗客が我慢できず、関駅で一旦下車して用を済ませる始末。
この間列車は、停車時間を延長して対応していた。

 

通常の列車は落ち着いた、あずき色のこの車両。

 

女転轍手の腕前拝見と注視していたのだが・・・
連結することなく乗客は一旦下車して、オイラが乗っている前の列車に乗り換えていた。

でも少しおかしいのでは?
この場所で停車の合図なら、白旗の後赤旗を掲げるのではないかな?

 

今回は全国的に大雪警報が出ていたため北濃までの乗車を諦め、途中で引き返す。

帰途目の当たりにした、雪煙が吹き荒れる伊吹山の雄姿。
熊襲退治の英雄:ヤマトタケルの命を奪った恐ろしい山が蘇ったか・・・

 

これが長良川鉄道オリジナルの鉄印だそうだが、なんとも貧弱。
これでは鉄印(朱印)ではなく、絵手紙じゃないか。

コメント (2)
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愛知環状鉄道

2021年12月27日 | 鉄印帳

当初の予定では、信楽高原鉄道の次は樽見鉄道を予定していたが・・・

 

東海道本線関ヶ原付近はこの雪景色だったので迷った。

 

大垣駅から乗換の樽見鉄道は、さらに北へ向かう路線なので、大事をとって今回は鉄印を諦める。

 

そんな訳でまだ日のある内に愛知環状鉄道に乗車。
駅も整備されているし、車両も真新しい?連結の電車である。

 

岡崎市と高蔵寺市を結ぶ、全23駅の都会的第三セクターである。

 

当初の計画では国鉄時代に、岡崎駅⇔多治見駅を結ぶ「岡多線」として計画されたが一時中断。
周辺地域の開発が進んだ後、愛知環状鉄道として復活した。
沿線には商業地や学校が多く、ほゞ全線高架軌道で快適な乗り心地だし、運行本数も多い。

 

路線の中心に位置するのが豊田市。
世界一の自動車メーカー「トヨタ自動車」の本拠地である。
そして三河豊田駅がトヨタ自動車の本社前に位置している。
世界一の自動車会社の玄関口が第三セクターの駅だなんて、何か信じられないと言うか、面白いと言うか・・・

因みに豊田市は1959(昭和34)年、拳母市から豊田市と改名された。
トヨタ自動車の本社所在地は、豊田市トヨタ町1番地だそうだ。

 

この駅前に某ホテルが存在するが、宿泊サービスに「トヨタ割」が設定されている。
オイラもその恩恵に預かった。

 

これが鉄印。

 

さらに「鉄カード」なるものも呉れた。

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信楽高原鉄道

2021年12月25日 | 鉄印帳

令和3年も押し詰まった12月、親族の法事の途次、ちょっと寄り道をして鉄印を記帳する。

 

東海道本線草津駅で草津線に乗り換える。
草津(温泉で有名な上州の草津ではない)駅前にこの表示、草津宿は京を出発して東へ向かうとき、東海道と中山道の分岐点にあたる。
JRの駅前と思えぬ風情があって気に入った。

 

草津線の貴生川駅で信楽高原鉄道へ乗換、信楽を目指す。

平成3年5月、JR京都駅を出発した臨時列車は、東海道線草津から草津線に入り、さらに貴生川から信楽高原鉄道に乗り入れて運行中、信楽高原鉄道の列車と正面衝突、42人死亡・600人以上の負傷者を出す大事故を起こした。
我が国鉄道事故で最大級の惨事となった。
此処がその舞台。

 

焼き物の町を目指す高原列車とは思えぬ、モダンな内装でびっくり!
乗客も結構多い。

 

貴生川を出ると間もなく雪がちらほら、この景色となった。
いかにも古狸が住んでいそうだ。

 

最初の駅が紫香楽宮跡(しがらきぐうし)。
紫香楽宮跡(しがらきのみや)と覚えていたので、最初車内放送が何と呼称しているか分からなかった。

聖武天皇は奈良から、恭仁京、難波京、紫香楽宮と遷都を繰り返した天皇で、この為国の財政は逼迫していたようだ。

 

昔、都が置かれたとはとても想像できない長閑な景色が続く。

 

紫香楽焼の代表:狸(たんたん狸の・・・)がお出迎え。
30年ほど前信楽を車で訪れた時、記念に狸の焼き物を値切って、値切って購入したことを思い出した。
しかし玄関先に飾って置いたところ、数年で盗まれてしまった。
心なく、値切り倒した罰が当たったのだろう?

 

たんたん狸のクリスマスバージョンです。

 

格安フリーきっぷと、列車内の優先座席シート。

 

グッドデザインの鉄印です。

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広島県の片隅で

2021年12月22日 | Weblog

広島はコロナ患者発症が30日以上0人が続いています。
だから、ちょっとお出掛けしたくなるのです。

とある駅に降り立ったら、こんな奴がお出迎えでです。

 

とある店の暖簾をくぐれば、雅な世界が眼前に現出します。

 

通されたお部屋のお飾りも気に入りました。

 

「夜目、遠目、傘の内」などと言う御仁も居りますが、簾越しの坪庭も結構ですなぁ。

 

手水舎も設えてあります。
お茶室ですかな?

 

何処から眺めても、いやぁ結構な風情でございますよ!

 

このようなお料理が運ばれてまいりました。
左側の玉手箱の引き出しには、様々なお味が隠されていました。

 

ご馳走様でした。美味しかったです。
このお見送りです

「やっぱ広島じゃ割」ってやつを利用させていただきました。

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