もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

鳥取の夜は皆生温泉

2015年10月31日 | Weblog

鳥取市周辺を楽しんだ後、お宿は米子市の皆生温泉です。

 

現在皆生温泉でもっとも古くから営業を続けている老舗旅館に泊まります。

 

落ち着いた木造家屋で畳廊下がどこまでも続いています。
『海に湯が沸く皆生温泉』のキャッチコピーが懐かしいですが、昔ながらの温泉街が郷愁を誘います。

 

食事も年相応に、和のテイスト中心でした。お酒がすすみます。

 

幹事のオイラは勘定書きを横目に、お話も、お食事も、お酒もと忙しいです。

 

足はオイラのちび車が初の遠出を果たしました。
ディーゼルの力強い走りと、燃費の良さを確信しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥取砂丘と砂丘美術館

2015年10月30日 | Weblog

「スタバはないが砂場はある」と鳥取県知事が自虐した鳥取へでかけた。
遠来の中学時代の同窓生と、ここで出会う。

 

JR鳥取駅コンコースでは,名探偵コナンがお出迎えです。
作者:青山剛昌氏は鳥取県の出身、町おこしに一役買っています。

 

そして鳥取が生んだ大スターはこの砂丘と小野ヤスシか?(ちょっと古い)

 

遠来の友は童心に帰って、ラクダを初体験。
「あえぐラクダを親父の顔でカバーしたのが憎いじゃろ」

 

 

鳥取と言えば砂尽くし、砂の美術館へ立ち寄る。
現在は何かとお騒がせなドイツがテーマである。

 

オイラの目にはこれが秀逸だった。『赤頭巾ちゃん』の狼だが、ロバのように可愛い。

 

リアルで怖かったのはこの女兵士、ベルリンの壁を築いているシーン、往時を彷彿させる迫力。

 

ユーモァーを感じたのはこの造形、造形はドイツを代表する高級車のエンブレムだが…
形はディーゼルカーの排ガス規制をごまかして、袋叩きに遭っているVW社の国民車みたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥取城

2015年10月29日 | 歴史探歩

久松山城とも呼ばれているが、本当の別名は餓え城(かつえしろ)”ではないだろうか?
豊臣秀吉の苛烈な兵糧攻めにあい、鳥取吉川氏は全員が飢え死にした。
真の兵糧攻めがあったのは、此処久松山城のみとも言えるのではないか。

 

城下から天守閣のあった山上を仰ぎ見る。
数百年前多くの人が飢え死にさせられた場所とは思えないが…

 

お堀は満々と水を湛え、本格的な城郭を持った城下町に相応しい。
往時は32万石の大藩であった。

 

麓の高麗門は堅固な造りではない。天守が急峻をを上り詰めた山頂にあるからだろうか?
複雑な構成を見せる石垣と相まって、昔の雰囲気が感ぜられる。

 

修復が終わっている石段を上がって、太閤が平(たいこうがなる)へ向かう。

 

辺の石垣にいわゆる扇の勾配はなく、単調な傾斜がほとんどである。

 

墳墓のように球状に石を積んだ独特の郭があった。
天球丸と命名されているらしいが、この丸い石積みは崩落防止に後に作られたので、当初の呼び名ではなかろう。

 

天守閣へ向かう道は昼なお暗く、且つ急な石段道である。
心なしか、そこかしこから戦死した武士のうめき声が聞こえるようだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥取藩池田家墓所2

2015年10月28日 | 歴史探歩

鳥取池田家の墓は全て亀趺墓となっているが、日本では従二位以上でないとこの形は認められない?と聞いたことがあるが…
鳥取池田家は徳川家康の二女:督姫の家系で、親藩並みの待遇を受けていたらしい。それで亀趺も特例か…

 

亀趺は何とも奇妙な姿をしているが、曲線の連続で構成されており、芸術的ですらある。

 

この墓地でもかまぼこ型”に作られた、土手状の境界が見られる。
儒教思想固有の型かと思うが、根底にはどのような考えがあるのだろうか?

 

亀趺の首部分が細くて長く、異様に頭が大きく見える1基。
亀趺の形状はどれ一つ同じものはなく、微妙な違いがあって非常に興味深い。

 

岡山池田家の墓は墓石の後ろに”土饅頭”があって土葬されたことが分かるが、鳥取池田家の墓にはそれらしきものは見えない。
この墓所は現在も、至る所で補修工事が行われている。

 

11代藩主全て亀趺墓と記したのは間違いで、二代藩主:経清公の墓だけは四角な台座となっている。
休憩所の資料をめくってみたところ、『生類憐みの令』の時期に当たったので避けたのでは?と記されていた。

 

墓所全体の整備状況は素晴らしく、石固有の形に合わせた切込み接”の石垣に、排水設備も万全である。

 

 墓所の暗いイメージはどこにもなく、近代的な公園と見まごうばかり。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥取藩池田家墓所

2015年10月27日 | 歴史探歩

鳥取市東部の国府近くにある池田家の墓所を訪ねる。
駐車場と休憩所もきれいに整備されており、保存会の皆さんの尽力に頭が下がる思い。

 

きれいに除草されたアプローチの先に、家紋入りの幕が下がった門がある。
池田家は源を名乗っているが、なぜか家紋は平家ゆかりの揚羽蝶紋”、何故だろう?

 

 門を潜るとすぐ墓所の案内図があるが、何故か隠すように簡単な池田家の系図が掛けられている。
だがこれはいらぬお世話だろう。

 

続いて墓石の配置図と鳥取藩池田家11代殿様の名前が明示されている。
元禄6年から明治維新まで続いた、因幡・伯耆二州32万石の大名だ。

 

墓所内の通路は、凝灰岩?を切込接ぎ状に加工して、隙間なく敷き詰めている。

 

敬意を表して、初代の藩祖:光仲公からお参りする。
備前岡山藩池田家の光政公の弟にあたる。

 

儒教を信奉した池田家なので、立派な亀趺墓である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伯耆国雨滝

2015年10月26日 | Weblog

季節外れだが、鳥取市東部にある雨滝に足を運ぶ。

 

滝に至るアプローチには清流が岩を噛んで…
自然がそのまま残されていてすがすがしい。

 

雨滝と命名された由来は何かな? 雨乞いの神事でもする場所なのか。
ずっと晴天続きなのに結構な水量があり、雨季には更なる大滝に変身するかも知れない。

 

 もう少しすると周囲の木々が紅葉して、一層風情が増すだろう。
滝あり、岸壁在り、木々も程よく自生していて素晴らしい。

 

不動明王が辺りを睥睨して一帯をお守りしているようだ。

 

隣の岸壁には、糸を引くように嫋やかな布引の滝”も懸かっている。

 

雨滝下流には見事な造形美を見せるロックヒルダム”が完成していた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伯耆一宮:宇倍神社

2015年10月25日 | 歴史探歩

伯耆国の県庁所在地である鳥取市は、同じ中国地方とは言え広島からは随分遠い。

 

この神社は市東部に当たる国府に近い場所に鎮座する。
ユニーク第一弾はご覧の神社額。

 

むくり屋根の拝殿、向拝付妻入り幣殿と続き、本殿はその奥に隠れている。

 

本殿は千木鰹木を乗せた神明造で、向拝が前方にせり出した形。

 

ユニーク第二弾は注連縄、なんと形容すればよいのやら…

 

ユニーク第三弾は主祭神が武内宿禰命であるのに、本殿脇には武内宿禰命終焉地の碑が建てられている。
360歳まで生きた武内宿禰命を祀ることから、不老長寿の願いが叶えられる。

 

宇倍部神社本殿が五円札に使われていたとして、これをお守りとしており、金運に恵まれるとも…
これにてユニークさの締めとします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霊峰大山

2015年10月24日 | Weblog

秋本番、遠来の友達と出逢いの前、秀峰大山の麓を行く。

 

古くからスキー場として人気の桝水原で、雲の晴れ間にその雄姿を現した。

 

スキー場のゲレンデからなだらかに尾を引く、穏やかな姿を堪能。

 

見る角度によって大きく変貌する山容が楽しい。

 

この角度からは双耳峰のように…

 

足元にも精一杯、注目を浴びようとする草花が生きている。

 

紅葉には少し早いが、立ち去るのを惜しんで振り返る。

 

伯耆富士の穏やかな姿、今回はこれで見納めです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温井ダム2

2015年10月20日 | Weblog

当日はダム周辺で竜姫湖まつり”なるものを開催中なので、子供連れのお客様でいっぱい!

 

堰堤を歩いて横断、対岸にある降下用エレベーターに向かいます。

 

エレベーターでおよそ100m下って、ダム内トンネルを抜けていきます。

 

トンネルを抜けると巨大アーチが眼前に…真っ青な秋の空です。

 

ダム中央に設けられた排水口と、左右に伸びるのは監視用の通路です。

 

少年のように胸を弾ませて、放水を今か今かと待ちます。
「魚眼レンズを使用した訳ではありませんよ」自然に溶け込んだ優雅なアーチをどうぞ!

 

放水が始まりました。よく見てください。常連さん?は雨合羽を着込んでいます。

 

あたり一面水のカーテンが…皆さん大慌てで避難していきました。
人もカメラも大災難の放水見学です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温井ダム

2015年10月19日 | Weblog

日本第二位の壮大なアーチダムが広島県にあります。
秋のお祭りイベントがあり、大放水が行われるので出掛けました。

 

今日も秋晴れのドピーカン、日向ではチリチリするような暑さです。

 

駐車場から歩くこと10分、堰堤が見えました。
駐車場はダムサイト両側にありますが、本日はイベントのためか満車なので、臨時駐車場から歩きました。

 

ダム湖に山影が映って、一服の名画のようです。

 

下流側に華麗なアーチが姿を現しました。

 

6月の放水と秋の雨が少ないことから、今年は満水位には程遠い状況です。
中央右側に水位表示板があります。

 

周囲の山々も紅葉はまだまだで、ちょっと残念!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンフレッチェ大詰め

2015年10月18日 | ボランティア

探歩三昧のオイラにとって秋は本当につらい時期。
観光ガイドとスポーツサポート、両方のボランティア活動が輻輳して大忙し。

 

14時試合開始だが、5時間前には会場のエディオンスタジアム”に到着。
広島市の北西に位置するスタジアム周辺は、本当に自然が豊かで紅葉も間近。

 

各所に架設されるゴミステーション”。 日本一?ごみの分別が厳しい広島ならでは…
ファンはとてもマナーが良く、本当に協力的です。

 

専用のサッカー競技場を持たない広島では、お店も全て臨時の屋台風。
人気のインドカレー店、オイラは二日前もお昼を市内にあるこの店で頂きました。

 

今日は強敵川崎フロンターレ”を地元に迎え討ちます。
NHK総合で中継があるので、「どーもくん」も愛想を振りまきます。

 

試合開始3時間以上前のスタンドは空っぽ、私たちはすでにスタンバイ完了です。

 

試合開始3時間前、待ちかねたファンがゲートに殺到します。
とはいっても行儀のよいサンフレサポーターは、係員の指示に従って整然と入場します。

 

真っ青な秋晴れの下、スタンドは紫一色に染まりました。
戦果も上々、川崎を撃破してセカンドステージ、年間順位も首位をがっちりキープです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉はまだか?

2015年10月16日 | Weblog

なんとなく車を走らせ、広島県北部の芸北方面へ…

 

奈良県の辺境まで出かけてすすき”を愛でてきたのだから、芸北では如何と思ったが、畑作業中の農家の方から撮影を断られてしまった。

 

相変わらず花音痴だが可憐な奴は可憐そのもの、つい目が行ってしまう。

 

地域の観光センターらしいが、休日以外は引き戸を閉ざしていた。

 

森の中にひっそり佇むダム湖、各地で相次ぐ洪水に懲りてか、渇水期に向かう時期なのに水位は極めて低い。

 

渓谷の奥も未だ紅葉には程遠いか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島東照宮神輿

2015年10月14日 | Weblog

原爆の被災をまぬかれ生き残った神輿を、詳しく紹介しますのでどうぞご覧ください。!

 

お旅所で休憩中。

 

屋根門は三つ葉葵が至る所に…ちょっとこれ見よがしの感あり。

 

大鳥は最も」ポピュラーな鳳凰、艶消しで貫録あり。
咥えているのは稲穂を模したものだろうか?

 

鳳凰の羽裏にも細かい文様が描かれている。
中島誠之助さんならさしずめ「丁寧な仕事をしていますね」だろう。

 

蕨手には唐草の文様、神輿を間近に見たことがないので分からないが、これらの装飾は定石か?

 

周囲を固める小鳥はツバメ? こちらも稲穂と思えるものを咥えている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島東照宮通り御祭礼”2

2015年10月13日 | Weblog

お旅所で神様をお慰めする芸が披露されるかと思ったが何もなく、行列の休憩場所だった。
思い思いにリラックスしていたが、参加者同士や親族と記念撮影したり、スマホを見続けて居たり、如何なものか?
全体的にピリッっとした雰囲気が感ぜられず残念!

 

還御スタンバイ!この時は一瞬緊張感が漂った。

 

徳川家の監視役(お客様)は狭い輿に押し込められて窮屈そう。
配役としてはこのご両人が恰幅もよく、一番似合っていた。

 

触れ太鼓、本来なら先頭を行くのではないか?平均年齢が高そうで本当にご苦労様!

 

巫女さん達、特にコメントはありません。

 

家老が颯爽と…馬はサラブレッドで小太刀は上下逆様にさして、どうなんだろう?
口取りの女性も様になっていた。後ろの青い法被の男性は馬の排泄物処理係です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島東照宮通り御祭礼”

2015年10月12日 | Weblog

1815(文化12)年以来二百年振りとの触れ込みで、広島東照宮からにぎ津神社間を、渡御・還御する通り御祭礼”が開催された。

 

原爆被害をまぬかれた神輿が引き出された。総重量一トンの重量級神輿である。

 

今回新調された花車、華麗な装飾だが行列内で格段注目されなかったのはなぜだろう?

 

こんなやつも行列に加わっていたが、役割がよくわからない。

 

ぶっとい足の農耕馬がひときわ目立つ、花田植えも行列に加わっている。

 

人を乗せる乗馬用の馬はサラブレッド、額の流星と毛艶が素晴らしい。
裃袴姿の武家が乗っていたが、家紋が何故か三つ巴”だった。

 

お旅所は「にぎ津神社」で、行列の休憩所にも見なっている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする