もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

郡上八幡

2017年06月30日 | Weblog

『郡上のなぁ 八幡出ていく時は 雨も降らぬに 袖絞る・・・』が郡上踊りの「かわさき」

 

郡上踊りが始まる前の郡上八幡は、昼行燈そのものと思ったがとんでもない。
街には観光客がいっぱい! ちょっとたじろぐ。
でもこれは何でしょう? 地蔵さんを真ん中に南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経が両脇に三尊形式です。

 

更に街中のお寺ではこの看板、お寺離れが進む在家を引き付けるためとはいえどうなのかな?

 

郡上八幡のシンボルというべき吉田川の流れ、街の人の暮らしはこの流れと共にあります。

 

吉田川の清流を屋敷街に引き込んで、様々に利用しています。
この流れには多くの鯉が、広島カープさながら元気に泳いでいます。

 

郡上八幡城へ向かう途次、旧藩校だった料亭がありました。

 

岐阜県は何が何でも「日本ど真ん中」が売りのようで、これも「どまんなか釈迦三尊」でした。

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芒種と夏至

2017年06月29日 | ぬり絵

6月は雨に恵まれ、絶好の種まき時期です。

 

団扇にそれぞれの植物を配して、生き物の成長を楽しむ図柄ですかね。
芒種とは、米などの種蒔きをする時期と言うことです。
現在は田植え時期が早まっていますので、少し違和感がありますが…

 

お馴染みの夏至は6月22日前後、昼は最も長く、夜は最も短い日と言われています。

まだ梅雨の時期で、日差しの強さを感じるのは、もう少し先のはずでしたが…
風鈴が軒を飾り、入道雲が湧きだしたら夏の盛りです。

 

広島の路面電車、色々なラッピングを見かけますが、これは貸し切りの納涼電車らしい。

どうしたら乗ることが出来るのかしら?

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花菖蒲Ⅱ

2017年06月28日 | Weblog

梅雨の訪れに到来!

 

この複雑な形はなんとも形容できない妖艶さ。

 

群生しているのも多いので、株分けが盛んなのかな?

 

タンデムに3連花は珍しい?

 

写真では本当の美しさを捉えることはできない。技術が未熟なのか。

 

時間の経過とともに、単純な色彩のヤツがきれいに見えてきた。

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花菖蒲

2017年06月27日 | Weblog

百花の王は牡丹と言うことですが、どうしてどうして花菖蒲も見応えがあります。

 

最も花菖蒲らしい紫色を座敷から見下ろすのが最高!

 

蒸し暑さを感ずる季節に、清流と共に見る清々しさが快適!

 

細い茎に大輪の花弁は圧巻!

 

近付いて観察してみれば、花弁の模様も様々…

 

 

 

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ささゆり

2017年06月25日 | Weblog

谷間に人知れずひっそりと真っ白な花びら…一服の清涼剤です。

 

たかがゆり、されどささゆり。

 

心無い人たちの乱獲によって、絶滅が危惧される貴重な品種。

 

葉の形が「笹の葉」に似るところからの俗名:ささゆり

 

10センチはあろうかと言う蕾、野生の花にしては大振りで威厳がある。

 

あらゆる手段を駆使して守ろうとしているので、どうしても人工物がアングルに…

 

生き物たちにも愛されています。

 

この清楚な佇まいに巡り合いたくて、今年も訪ねてきました。

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白山表参道

2017年06月24日 | 歴史探歩

少しばかり歩いてみた白山表参詣道、わずかな区間だが興味引くものがいっぱい!

 

何処にも「追分」や「落合」がなかったと思ったがこの標識、重複区間だとさ。

 

あの徹夜盆踊りで熱狂する郡上八幡が指呼の距離に、ちょっとだけ頑張って歩くか。

 

長良川の清流を自宅に取り込んで、洗いものに利用している。
萩にもよく似た光景が見られるよ。

 

一日7便しかない列車を歩きながら捉える。
腹を括ってかからないと、このような暴挙はなかなかできない。

 

白山参詣道を守る?このような泣ける看板も目に入りました。

 

これも有名な話。あるバス会社の車掌さんが手植えの桜を街道筋に残した。
現在もそこかしこに多くの桜が残されている。

 

そして清流長良川は今、アユ釣りの最盛期!

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白山中宮長滝神社Ⅲ

2017年06月22日 | 歴史探歩

白山参詣道最大の美濃番場だけあって本殿は立派。

 

三殿が横並びに置かれているが、どなたがどの社に鎮座しているかは不明。
千木、鰹木をいただいた、平入軒付きの重厚な神殿である。

 

白木造り?だったのかわからないが、妻側にしっかりと棟持柱が建てられている。

 

参拝者は思い思いに、長滝神社と長滝寺をお参りしていた。

 

長滝寺の建物として残されているのは、この大講堂のみ。
建物形式は長滝神社拝殿に酷似している。

 

 

長滝神社拝殿の庇を支える柱は細く、丸太の皮を剥いだだけの質素な感じ。
可児薬師:願興寺の柱を思い出した。

 

北濃(北)から長滝(南)へ向かって歩いてきたので、裏口から参詣するという不調法なことをしてしまった。
入口の鳥居を反対側から潜って、白山中宮長滝神社に暇を告げた。

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白山中宮長滝寺Ⅱ

2017年06月21日 | 歴史探歩

白山信仰の御神体はもちろん霊峰白山。

 

長滝寺から御神体:白山方面を遥拝、北方はるか彼方なり。

 

白山長滝神社社家:若宮家が維持している若宮修古館、宮司のお話を聞きたいと思ったが…
これはとんでもない高望み、館内に入ることすら予約が必要だった。
訪問時、運よく宮司の奥様がいらっしゃったので拝観をお願いしたが、社用繁多でお断りされた。

 

長滝寺の塔頭の一つ:阿名院十王堂の閻魔大王、ちょっとユーモラスな表情。

 

白山中宮長滝神社境内は巨木がそこかしこ、鎌倉時代360坊もの堂塔を有した栄華が偲ばれる。

 

中央は白山長滝神社拝殿、左は長滝寺講堂、右は庫裏。

 

巨石信仰も…憑代がひっそりと…

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白山中宮長滝寺

2017年06月19日 | 歴史探歩

北濃駅から北に歩を向ければ、白山信仰のメッカ白山に至る参詣道。

 

越美線が全線開通出来なかったため、この先はバス路線が運行していたのだが…今はない。
その為のスペースが残されているのか、広大な北濃駅前駐車場?は閑散としていた。

 



白山参詣道は、表日本からは此処白山長滝寺を足場にしており、美濃番場と称されて賑わった。
あと越前方面からは白山平泉寺を足場とした越前番場、白山比女神社を足場にした加賀番場の三か所がある。

 

白山中宮長滝寺の最盛期時の絵図。
神仏習合であるから「白山長滝神社」と「白山長滝寺」が併設されている。

 

此処から霊峰白山を望むと…険しい。昔の人は此処を踏破して参詣した。

 

文字通り白一色、まさに霊峰白山である。

 

奈良時代、最初に白山に足を踏み入れたのは、越前の私度僧:泰澄和尚である。
美濃番場中央にある泰澄像。

バス便もなく、ここから白山への道は絶たれたので、北濃から白鳥市方面に向かって歩くことにした

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長良川鉄道Ⅱ

2017年06月18日 | 歴史探歩

通勤電車の様相を呈していた列車が、郡上八幡駅に到着したとたん、9割方のお客が下車。

 

関駅から乗車して、沿線ガイドをしてくれた妙齢のこの方も降りてしまった。
沿線の見所を一生懸命ガイドしてくれました。
なんと言っても「徹夜で盆踊:郡上踊り」売りの街、盆踊りが無くても沿線一の人気場所なのです。

 

そして郡上八幡駅にも居ました駅弁売り、こちらは法被を着てそれなりに様になっています。

 

失礼ながら岐阜県と聞いても、即座に何も浮かばない感じですが、意外な売りの看板がありました。
「日本まん真ん中の駅」郡上美並駅のことですが、日本列島東西南北の真ん中だと言っています。

 

郡上八幡観光は後回し、今回は「乗り鉄」優先で、終点北濃駅まで乗車。
終着駅は山間の長閑な緑に囲まれていました。

 

終点駅を物語るかの如く、転車台がきれいに保存されています。
清流長良川と蒸気機関車、一幅の絵になると思いますが…どうでしょう?長良川鉄道、SL復活は。

 

北濃駅の構内を突き抜けて、鉄路は森の中へ消えています。
国鉄時代はとてもきれいな響き「越美南線」と呼ばれていました。
越前花堂⇔九頭竜湖を結ぶのが「越美北線」両線がドッキングすれば「越美線」だったのかな?

少し前までは北濃からバス便があり、北陸と結ばれていたらしいのですが、現在は徒歩しか方法がありません。

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長良川鉄道

2017年06月17日 | 歴史探歩

太多線で多治見⇒長良川鉄道の起点美濃太田まで

 

金満:JR東海だけあって美濃太田駅も新しくて立派、少しJR北海道を助けてやりなよ!

 

長良鉄道美濃太田駅ではこの姿がお出迎え、駅長なのかな?

 

三セクらしい何の変哲もない気動車が一両、ぽつんとホームに…
どうせガラ空きだろうと思っていたら超満員、通勤列車並みに立ち席客で満杯でした。

 

このおじさん、何をしているのかと思ったら、ナント駅弁売りでした。
こんなのがあるとは知らず、エキナカでおにぎりを買ってしまった。後悔…美濃太田駅での光景です。

 

長良川鉄道の売りは「清流:長良川」一点張り、この看板が随所に飾られている。

 

本当の長良川の清流はこの通り、透明度が違います。

日本三代清流とは「高知:四万十川、静岡:柿田川、岐阜:長良川」だそうです

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小里川ダムⅢ

2017年06月16日 | ダムカード

これまで見学したダムとは一線を画すロケーションにあるのです。

 

観光用水車があり、隣接して道の駅があり、そして吊り橋を渡ればダムがあるのです。

 

堰堤上から下を覗くと、左右にドーム状の部分が見えますが、此処にも立ち入ることが出来ます。
放流時期に行けば、直下に迫力の光景が広がるのでしょう。
ドームはダムの丁度中間の高さに位置しています

 

この姿を瞼にしっかりと焼き付けました。

 

堰堤内は14.3度、この日の外気温は28度でした。

 

今回は瑞浪駅からタクシー利用を覚悟していましたが、多治見在住Ⅿさんに甘えて車で案内していただきました。
その夜は、Ⅿさんが入り浸る多治見一の「飲み処」でカンパーイ!

 

翌朝朝8時過ぎの多治見はすでに23度以上、後方が1泊したホテルです。
さすが気温日本一を誇った多治見、アナログ温度表示もあります。

 

ダム形式:G 重力式コンクリートダム

目的記号:FNP F:洪水調節、N:正常な流水維持、P:発電

芸術的な建築物を思わせる小里川ダムでした。国土交通省もやるときはやります。

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小里川ダムⅡ

2017年06月15日 | ダムカード

梅雨入りころのダム水位は最小限にしているのかな?

 

梅雨入り宣言が出されて数日過ぎたが雨が全く降らず、異常とも思える低水位の小里川ダム湖。

 

管理事務所横から見た堰堤がこの姿、特段変わったようには見えませんが…

 

でも少し立ち位置を変えてみればこの通り、周囲を森に囲まれた ヨーロッパ古城の雰囲気。

 

常時解放されているエレベータ(これも珍しい)で、堰堤下に降りてみれば圧巻!

 

1本の円柱?を下から覗いてみると、このような景色になっている。
これは構造物の一部であるとしても、強く外観を意識したことが読み取れるのではないか。

 

小里川は三河、美濃、尾張の三国を分ける標高:777mの天瀑山に源を発する。
やがて土岐川に合流し、最後は庄内川となって太平洋にそそぐが、此処ではこんな細い流れである。

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小里川ダム

2017年06月13日 | ダムカード

ダム巡りも病が昂じて、ついに岐阜県瑞浪市まで遠征してきました。

 

中央本線瑞浪駅から車で20分ほどの位置にある小里川ダム、タクシー利用を考えていましたが…
多治見在住のⅯさんが、車で案内してくださるとの申し出に甘えました


地元の皆さんには、この巨大な水車(日本一の大きさとも…)のある道の駅で知れているようです。

 

水車のある広場で雑草刈をされているお母さん、藁の日除けで暑さ対策をしています。
昔この付近には小さな水車を利用した発電所があったようです。

 

当時の可愛いい水車発電機が展示されています。

 

しかしこの地域にも、昭和47年大水害が発生したそうで、この対策にダムが計画されました。
全国的にも珍しく常時ダムの堰堤下まで、エレベーターを利用しての見学が可能です。

国土交通省、此処では太っ腹です。

 

ダム湖側から見た堰堤は、特徴のある姿ではありませんが…

 

この航空写真看板を見てください。白い縞のように見える場所は全て?ゴルフ場です。

こんな場所にユニークな姿をした、人気のダムが造られました。

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塩釜神社

2017年06月08日 | 歴史探歩

塩釜と言えば東北地方が頭に思い浮かぶが…

 

出雲地方の農家は、巨岩を自然の物置(冷温庫)として活用している。

 

さらに奥へ進んで見れば、この光景が目に飛び込んでくる。
神々しいなんて言葉を飛び越しています。

 

人一人がやっと潜り抜けられる場所を、地元の方々は産道と呼んでいる。
このことから安産の神としても崇められている。

 

塩釜から東北が思い出されるが、製鉄文化の伝来でも、出雲と東北は密接に結びついている。

松本清張の傑作『砂の器』は出雲亀嵩が舞台、東北弁(ズーズー弁)は出雲地方にも根付いている。

 

巨岩にも神秘的な割れ目にも、人間や文化のやどりが感ぜられる。

 

此処、阿用地区のも名所旧跡、古墳や巨岩信仰の場所がそこかしこに…

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