昨年の今頃「白い彼岸花があるんですか?」 「はい 自宅に咲いています」と会話したのが昨日の事のようです。早一年たったのですネ。
今年はオレンジ色のヤツを提供します。
日本の城郭造りに冠たる名前を残す築城名人と言えば、「加藤清正」と「藤堂高虎」が双璧だろう。
虎退治の清正と名前に虎が入る高虎、最高に美しく勇猛な動物虎は多くの人をひきつける。本物の姿は最高の芸術品である。
丸亀城、3重で小振りの天守閣に対し、何処までも高く美しい扇の勾配を見せる石垣は圧巻!
特に複雑な組み方のは絶品で、全国一の美しさと言っても過言ではない。
残念ながら本丸や二の丸跡に、桜などの樹木を植え過ぎで、壮大さを捉えるポイントが遮られてしまっている。
是非築城当時の樹木の状態まで整理してほしいものだ。
「日本百名城巡り」と言うスタンプラリー様の催し?があって、統一様式のガイドブック兼スタンプ台紙に、百名城のこれも統一デザインのスタンプを押印して行く、という子供染みた企画にのめっています。
過去に訪れたお城は数知れずですが、改めて百名城踏破に挑戦中! 前期高齢者の身なれば、路銀の調達が最大の壁として立ちはだかっていますので、青春18切符の使える期間が長い夏は、カウント稼ぎに絶好の期間なのです。
しかし西日本は連日の猛暑日・熱帯夜の連続、さすがに顎のあがる苦闘の連続でした。
四国は陸続きではないものの、瀬戸大橋のお陰でJR網は繋がっていますので、青春18切符での“一筆書き”は比較的簡単で時間も左程掛かりません。今回は自宅最寄り駅から全て鈍行での3泊4日で、「四国9城」巡りを無事歩き終えました。
取っ掛かりの「高松城」は現在、本丸跡地の遺構や石垣を解体調査中で、あと二年ほどは工事が続くらしい? 徳川幕府が瀬戸内の制海権を維持する為に増強したお城、国重文の櫓も残っています。