もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

東北へ(大湊線)

2018年05月09日 | Weblog

今回の乗り鉄、最終路線は最果ての地(この表現は失礼かな)下北半島を走る大湊線。

 

4月下旬の青森は至る所に「水芭蕉」が見られる。鉄道沿線に咲き乱れているのですよ?

 

青森と言えば「ねぶた」だが、あの迫力に圧倒されたのは20年以上前のことになるな。

 

かって幹線だった東北本線の、青森⇔八戸間は第3セクターの「青い森鉄道」に…
そしておかしなことが現実の問題となった。

 

あおい森鉄道の野辺地駅、ここから大湊までがJR大湊線である。
青森から八戸、盛岡へ向かう幹線が3セクで、野辺地⇔大湊間のローカルがJR大湊線?

 

大湊線のホームに来れば、紛れもなくJR東日本の表示となっている。

 

集落がほとんど見られない未開の原野を進む大湊線、終着駅に着いた。

てっぺんの終着駅:大湊駅 まさに地図で見る限りこの表現はぴったり!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北へ(津軽線)

2018年05月08日 | Weblog

弘前の桜はまたもお預けとなったが、気を取り直して「乗り鉄」に臨む。

 

津軽半島竜飛岬方面へ向かう盲腸線が「津軽線」
今回はダイヤの都合で、青森⇒蟹田 乗換 蟹田⇒三厩ということになった。
三厩(みんまや)と読むらしい? さすがのJR東日本もここまでローカルになると、ちょっとくたびれた車両に…

 

乗り継ぎの蟹田駅ホームにこの表示があった。
北緯41度、緯度がニューヨーク・ローマと同じと言うことらしい。

 

広大な津軽平野を横に見て、列車はひた走る。
「津軽平野に 雪降る頃はよ 親父ひとりで 出稼ぎ支度  」
吉幾三作詞・作曲のこの歌が、自然と口をついて出る。

 

終点が近づくと見えてきたのがこの景色。自信はないが、この方向には確実に竜飛岬がある。

「ご覧あれが竜飛岬 北の外れと 見知らぬ人が ゆびをさす やっぱ昭和歌謡はいいな!

 

三厩駅にはこの表示、本州最北端ではないのだな

 

終着駅には独特の哀愁が漂う。
幾多の終着駅を見てきたがここでもしばし感慨に浸る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北へ(弘前城)

2018年05月07日 | Weblog

桜の開花が全国的に早まった2018年、満を持して弘前城を訪ねたが残念!
オイラが訪ねたのは、2018年4月19日のことでした。

 

外堀の桜がこの状態では、城内は期待できないと地元の方が言う。
「でもはるばる広島から来たんだぜ!」

 

朝早い故かさすがの弘前城も人影はまばら。

 

それでも遠来の客を慰めてくれるかの如く、一枝が律義に歓迎してくれた。

 

石垣修復のため50m程移動された弘前城天守閣。
若き職人がこの難事業を成し遂げたと「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介されていた。

 

移動された天守前の枝垂桜も、申し訳程度にチラホラ。

 

天守から望む青森の秀峰岩木山、「俗称お岩木山」の姿は裏切りません。
天守、桜、岩木山の3点セットは無理だったが、お天気は最高でした。

 

あと3日ほどでこの場所は、花見客でごった返していることでしょう。

 

紺碧の青空を背に、画になる桜花が…

 

太い幹に縋りつくように…

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北へⅫ(五能線の夕日)

2018年05月06日 | Weblog

運行日はまだ先だと決めつけて、乗車予定のなかったのだが…
東能代駅で一杯やっていたら「リゾートしらかみ」がやってきた。

 

日本海の絶景を堪能しに来たお客ばかり乗っており、気を使って徐行個所もかなりある。
確かに岩場の光景は秀逸だが、砂浜に漂流物が目立つのは気がかり。

 

徐行どころかこの場所では20分ほど停車して、景色を楽しめと押し売り。
小雨交じりの天候で一寸迷ったが、折角なのでストレッチを兼ねて散策。

 

聳え立つ奇岩があれば、鬼の洗濯岩のごとき景色も交じり多彩。

 

波で浸食された光背状の岩を背景に、光背付きの仏がおわします。

 

そして五能線随一の売りは、日本海に沈む夕日。
あいにくの厚い雲、わずかに雲が薄い水平線際に期待したが…

 

淡い期待に終わった。

 

そして4時間にも及ぶ、五能線の旅は終わった。
4時間と言えば、広島から東京までの「のぞみ」と同じ時間です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北へⅪ(五能線)

2018年05月05日 | Weblog

玉川温泉行をドジったので急遽男鹿線制覇に切り替え、再び秋田に戻って作戦の練り直し。

 

看板の秋田美人はこの通りだし、駅界隈にも麗人・佳人が確かに多い。
でも所詮オイラは一介の年老いた旅人、秋田美人に繋がる縁は何もありません。

 

今宵は弘前泊りと決めていたので、ゆっくり五能線経由で行くことに変更した。
秋田界隈の事情に詳しい友人からのヒントに従ったのですが、これは大正解でした。

 

 

日本海側の海岸線の美しさと夕日が売りの五能線、乗客はほとんどが観光客である。
運よく座席指定快速「しががみリゾート」が来たので、あわてて指定席券を求め乗車した。

 

要所要所でアナウンスがあり、最徐行してシャッターチャンスを提供してくれる。

 

あれ!鳴門の渦潮か?

 

停車駅でも愛想よく遠来の客をおもてなし!
これは不老不死温泉の看板駅長、最近は猫駅長なんぞが話題になるが、こちらのほうが断然!!!
「不老不死温泉」泊まってみたかった!欲かな。

 

快適な設備の「しらかみリゾート号」全部で3編成あるらしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北へⅩ

2018年05月04日 | Weblog

北前船の寄港地で文化薫る街酒田ですが、残念ながら時間が合わず素通り。

 

酒田から望む越後の秀峰鳥海山、4月中旬というのにこの姿です。

 

松尾芭蕉の「奥の細道」で有名な象潟も思いを馳せるだけで素通り。
これで「きさがた」なんですね?

 

そうこうするうちに竿灯の秋田に着きました。ここで大誤算!
今回一番楽しみにしていたのが秘湯玉川温泉、でも街道の雪未だ解けずで閉館中でした。
何故ちゃんと開業日を調べなかったかと悔やんでも後の祭り。

 

無念の思いを噛み締めながら、未踏の盲腸線である男鹿線に切り替える。
一人旅の良さはここにあり、予定変更も本人の判断一つで自由自在。

 

男鹿半島随一の名所である寒風山、日本海と秋田平野が一望できる。

 

 

男鹿線、通称なまはげラインの車両も結構なもの、ビバ!JR東日本。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北へⅨ(村上)

2018年05月03日 | Weblog

新発田で大名庭園を鑑じた後は温泉で体を労り、胃袋を慰めに村上へ。

 

JR村上駅にしてからこの通り、名物塩引き鮭の図柄が描かれている。

 

そしてマンフォールもこの通り、三面川で獲れる(育てられる)塩引き鮭は絶品!
村上での言い伝えは「コメが不作の年は鮭が豊漁」らしいが、大切な食料として養殖が根付いた。

 

旅先でこのようなものを見つけると、必ず手にしないと気が済まない。
ちゃんと新潟県が描かれているよ!

 

歓迎の案内に誘われて、自然と足はそちらに向かう。

 

更に旅は続きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北へⅧ(新発田・清水園)

2018年05月02日 | Weblog

列車の乗り継ぎ時間を利用して、どうしても立ち寄りたかった清水園。
前回9年前、百名城巡りでは時間がなく、泣く泣く断念した処だ。

 

お濠を挟んで右が殿様の下屋敷:清水園、左の棟割長屋が足軽長屋だというのだが…

 

清水園の入り口は渋い茅葺門で風情あり。

 

逆勝手の書院、中央の柱を見ても分かる通り質素なつくりである。

 

池の西側に設えた州浜、脇にある茶室は夕佳園、広島縮景園州浜脇の茶室は夕照庵、なんと酷似した名称だ。

 

湖面にせり出して優雅な感じだが、質素なつくりである。

 

定石通りに登竜門と鯉魚もあるよ!

 

これは紛れもなく臥竜だろう?もう少し起伏があるとそれらしいのだが、オイラの勝手読みかな?

 

須弥山、三尊石、蓬莱山?階段状の石配置が意味不明。

 

もちろん船着き場も用意されており、船を浮かべての遊覧も楽しめる?

 

そして冒頭に紹介した足軽長屋、本当に藩主の下屋敷に近接してあったのかな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北へⅦ

2018年05月01日 | Weblog

戊辰150年の会津と別れて、さらに乗り鉄の旅は続く。

 

磐越西線で新潟方面へ向かう。
途中知り合った賑やかなお母さん集団は、喜多方ラーメンを目指し下車した。ちょっと寂しい?

 

会津磐梯山を背に、真っ白な観音菩薩立像が…会津観音だとか。
この種の仏は各地で話題になるが、ありがたみはさほど感じない。

 

会津ほまれ酒造の看板、この酒蔵の「巽蔵」は絶品。
確か、テレビ・サンデーモーニング、張さんの「あっぱれ!喝!」でおなじみ、唐橋ユミさんの実家だったと思う。

 

名もない場所にも、見事な一本桜が満開。確か津川駅の構内だったと思う。

 

磐越西線、信越本線、羽越本線の結節点:新津駅だが、見るべきものがなかった。

 

列車は日本一の米どころ?新潟平野に入った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする