もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

洞雲寺

2012年01月30日 | 歴史探歩

 ちょっと必要に駆られて廿日市市の探索に出掛けた。
JR廿日市駅周辺の再開発は急ピッチで進んでいる。
このお陰で小山の陰に隠れていたこの寺が、JRからも遠望出来るようになった。

 昔は茅葺き屋根であったものが、現在は瓦葺きに変更されている。
禅宗(曹洞宗)寺院では方丈と呼ばれる本堂、宝形造りと見紛うばかりの寄棟造りである。

 

 当寺には、多くの戦国武将の墓がある。
方丈に向って右手山中にある、毛利元就の4男:穂田元清の墓。隣には室(奥方)の墓が並んでいる。

 

 元清墓の鍵の手側には、毛利元就の家来:桂元澄夫婦の墓も…
左側の、古い形の塔が元澄の墓。

 

 さすが武家の尊崇が篤い禅宗寺院、方丈の裏手には立派なお庭がある。

 

 方丈を挟んだ左手側には、厳島神社神主家:斉藤興藤の墓がある。
基台に“興藤”とはっきり刻まれている。友田興藤とも…

 

 そして厳島の合戦に敗れた、陶晴賢の墓。
何故この場所に? 一説では首実検のため厳島からこの地に運ばれたとの説が…

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花鳥風月Ⅱ

2012年01月29日 | Weblog

 冬に安らぎを求めて、敢えて町に憩いの場所を求める。
本格的な花の季節はまだ先かと思うが、それでも春の息吹がそこ此処に…

 これは紙の元? 楮と言うらしい?
花の少ないこの時期、精一杯存在感を示そうとしている。

 昨日も登場願った美しい女庭師、脚立に登ったままの姿勢で剪定作業を続ける。
あっぱれ!!

 この鳥は何? セキレイではないですか?
思い切り望遠で狙ってみましたが、バックに溶け込んでしまってはっきりしません。

 

 しからば何方も御存知、この群れをどうぞ!
この一団、全く人を恐れる様子もなく、真っ直ぐこちらに向ってきます。

 

 こんな色のヤツも混ざっています。
水面をよ~くご覧になって下さい。水紋やカモの水かきがくっきり見えます。
此処は広島城の内堀でした。

 

 こんな情景が見られますよ!
思い切って外に出てみましょう。

 

 “くろがねもち”の赤い実が一杯! 花かと見まごうばかりです。

 

 『梅は咲いたか~桜はまだかいな』 
仕方ない!蝋梅です。

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花鳥風月

2012年01月28日 | Weblog

 NHKのEテレで「花鳥風月」なる番組をやっている。
歌舞伎や浄瑠璃などの世界を、分かりやすく説明しながら紹介してくれる番組で、一見の価値あり!

 強烈な寒波の襲来で炬燵が一番だが、たまには外の空気にも触れないと…
こもに包まれた“寒牡丹”彩りの乏しい時期に輝いている。

 

 鳥はこの鳥、何て名前でしょうか? 
スズメよりは相当大きいが、寒さのせいか動きは鈍かった。

 

 鳥は少なくやむを得ず池面に目をやれば、腹を空かせた鯉どもがこの通り。

 

 此処は、落ち着いた表情の“冬の縮景園”

 

 葉先が赤く染まった松。まるで紅葉したみたい。

 

 園内では今も松の剪定が続いている。
とても可愛い“女庭師” 自信たっぷりで手際よく松を仕上げてゆく。

 

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久し振りの外出

2012年01月24日 | Weblog

 1/23日は観光ボランティアガイドの月例会、3カ月ぶりの出席だ。
海上に入っても、何か余所行きのの感じで落ち着かない。
 帰りに書類棚の整理のつもりで、事務所に立ち寄った。

 平和公園内の資料館にある原爆実験の実情を伝える時計。
最後(直近)の原爆実験からの“日数”をカウントしている。表示は68日を示している。


 最後の原爆実験を伝える看板、ナント実験したのはアメリカです。
オバマ大統領誕生時の、核廃絶の熱気は今何処?


 穏やかな日差しに包まれた、昨日の原爆死没者慰霊碑。


 新年早々、ペンキスプレーによって落書きされた慰霊碑。
関係各位の努力で、綺麗に修復されていた


 原爆ドームを元康橋方面から望むと…
何やら景色が違うぞ!


 ドームに近づいてみると、周囲には足場が組まれている。
大修理が敢行されるのかな?


 傍らの表示で確認してみました。
調査だけらしいのですが、4カ月以上もかかるようです。
世界遺産の健全な保存は大変なんですネ。

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電車で初詣

2012年01月16日 | 歴史探歩

 ある歴史探歩会の主催で、今年は広島自慢の路面電車を有効に利用した初詣が開催されました。
広島駅前に集合し、路面電車1日乗り放題券を購入して、イザ!出発です。

 最初は若くてイケメンの上、とても仕事熱心な宮司さんのこの神社です。
稲生(いなり)神社、文字が変わっていて、場所も電車通りにあり親しみの湧く神社です。


 妖怪退治で有名な“稲生部太夫”所縁に神社でもあります。
それゆえ幕にも、妖怪退治に関わる小槌が描かれています。


 路面電車を運行している会社の本社を表敬訪問しました。
なんと!未だに手動の転轍機が、現役で大活躍しているのです。


 構内には新旧入り混じって、多くの電車がスタンバイしています。


 近年『日本一美しい日本語を話す女性が居る』と話題のこの神社も訪ねてみました。
女性は商売熱心で、縁起ものの販売に熱心でしたが、服装が今一。
 白い肌着様の衣類を着ており、神に仕える身に相応しくありませんでした。
やはり身嗜みは大切です。(話題のヒートテックか?)


 住吉さんに繋がる、新明治橋の手すりはご覧のように木製です。
厳寒の中に、温かみが感じられて、とても幸せな気分になりました。


 酒処広島、この源泉と言われる名水も尋ねました。
ちょっとタンクの錆びにはたじろぎましたが、周囲は綺麗に清掃されていました。
 ことしもバッカスの神にお世話になります。

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落合郷土史研究会

2012年01月12日 | 落合郷土史

 歴史散歩や会誌の発行などの活動をする“落合郷土史研究会”
毎月第二水曜日が例会日であります。

 活動の拠点は安佐北区真亀公民館、多くの団体が活動しており早目の会場確保が必要。


 今日も各種団体の活動予定がぎっしり! なかでも燦然と輝く“落合郷土史研究会”の文字


1/11日は定例会に引き続き、会誌:甲申第8集の校正も行いました。
各自の原稿を、会員相互で校正していきます。


 この日は新年初会合でしたので、さらに新年会も開催されました。
地元業界を盛り上げるべく、近くの料理屋さんで必ず開催します。


 隅々までおもてなしの心が行き届いているお店です。
お値段も極めて庶民的で、懐のさびしい?会員には大助かりです。


 新年会は宴たけなわ! 様々な話題が飛び交います。


 当会の会長と料理屋さんのフロァーマネージャー、勝手にアップしてしまいました。
叱られるかな?

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とんど

2012年01月08日 | Weblog

 今年も松の内は終わり、恒例の“とんど”が行われました。
〆飾りを始末してくれる?有難い行事は、盛大に…

 これが組み上がった“とんど”、相当の規模だと思うが如何ですかな?


 さぁ~着火の体勢!一斉に走って“とんど”の下部に点火します。
今年のメンバーは少しばっかり、平均年齢が高そうですね。




  アップで見るとこのような感じです。


 一瞬で火が上部まで噴き上がりました。
今日は素晴らしい好天に恵まれました。


 御覧の迫力!一斉に周囲の人々が後に下がり、此処かしこでシャッター音が響きます。
パチパチっと竹のはじける音が強烈!


 倒れた後も燃え続けます。おもちが焼けるようになるのはあと1時間後位かな?
お神酒やぜんざいが振舞われました。

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今朝も持芳庭は真っ白!

2012年01月05日 | 持芳庭

 今屋根から雪が音を立てて滑り落ちている。
今年3回目の冠雪だが、今日は量が一番多い。

 ふわふわの淡雪が苔を覆い隠して…


 小鳥達にも見捨てられた、発育不全の姫リンゴが一つ。


 毎度お馴染み寸足らずの雪見灯籠。家主の姿を生き映し。
薄日が差してきて、雪は急激に溶け始めた。


 ぐっとカメラを引いてみるとこの景色。

今日これから病院に行って来ます。検診の結果は如何に?

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初詣

2012年01月02日 | Weblog

 今年も初詣は厳島神社。御笠の浜を廻り込んだ処から並び始め。
時間帯によるのか、例年より短い感じがしたが…

  今日も着物の晴れ着姿はほとんど見られません。
何処に行ってしまったのか?日本の伝統文化。


 楽房には、森羅万象を表わす特別な幕が廻らされています。
満潮ではありませんが、社殿はほぼ海上に浮かびあがっています。


 回廊一杯の参詣者。床が踏み抜かれないか心配です。


 宮島の門松、此処でも“鹿様”の食害対策でこの有様。トホホ…です。


 無事参詣を終えてほっと一息! 美味しいお〇〇を一杯。
毎年世界遺産であり、国宝でもある厳島神社に、お参り出来る幸せを噛みしめています。

 辰年、どうか今年も良い年でありますように…

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辰年です

2012年01月01日 | 持芳庭

 新年明けましておめでとうございます。
昇龍、登龍、勢いのある干支:龍に世直しを期待しましょう。
 初日の出は望めないと思われていましたが、持芳閣ではこの恵みを…

 

 雲の切れ間に、2012年の初日が顔を覗かせました。
此処は、安佐北区にある隠れた名庭:持芳閣の2階から望む初日です。

 今年はどのような年になるのでしょうか?

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