もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

宮島の御島廻り

2013年05月29日 | 歴史探歩

宮島に宗像三女神がやって来て、何処に社を建てようかと、島を一回りしました。
それが神事:御島廻りの起源となりました。

 

 御島廻りを取り仕切るのは御師(おし)、船の先端に乗っています。
 行事をサポートするのが伶人(れいじん)、前から二番目に乗っています。
 私達講中は、別の船に乗って並走する形で神事は進みます。

 

 宗像三女神は社を求めて、最初は本郷(現広島空港近く)、続いて大島(竹原市近く)、
 さらに宮島に来て島を廻りながら、神社建立の最適地を探すのです。
 その故事にのっとり、島にある七つの神社を参拝します。

 

 島廻りを先導してくれた“神烏様(こがらすさま)”に捧げる“しとぎだんご”を海に浮かべます。
  筏風に作られているのが、しとぎだんごを乗せる御膳、これを海に浮かべ、神烏様のお出ましを待ちます。

 

 しとぎだんごを捧げると直ぐに、神烏様はお出ましになりました。

 

 そしてやおら、しとぎだんごを咥えます。

 

 その後、神の森へ一直線にお帰りになりました。
 今年も三度、しとぎだんごをおあがりになりました。
 まずはめでたし!めでたし

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福山城

2013年05月27日 | 歴史探歩

徳川幕府が西の外様大名を抑えるため築いた、広島県東部にある福山城。
古写真で見る福山城、お城下まで船が着く。

 

 国宝だったが、太平洋戦争で焼失。入江になっている場所は現在福山駅。
 つい先年福山駅前駐車場の工事中、この写真の石垣が発掘されたが、保存されずに破壊された。

 

 福山市の駅前繁華街に残された、入江とそこに掛かる橋の説明と復元橋。
 ちょっと小さい画像ですみません。

 

 初代藩主は、三河刈谷城から転封してきた水野勝成。名古屋弁を話す家来を同伴してきた。
 菩提寺:賢忠寺に掲げられた沢潟紋。

 

  水野勝成の墓

 

 復元された福山城。古写真の姿と見比べて見て…

 

 福山市の花は薔薇、紫の薔薇らしいのですが、如何でしょうか?

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山城探訪

2013年05月24日 | 落合郷土史

 足利尊氏の左腕:高師直の配下にあった、井原氏の居城、鍋谷城を訪ねた。

 

 尾根を削り取っ郭を形成する、山城跡が鮮明に残されていて、非常に興味深い。
 しかし大手に向かう登城口は、雑草が生い茂りちょっとばかり難儀。

 

 本丸に相当する第一郭には、御覧の説明版が建てられている。
 地元有志の保存意欲が感じられる。

 

 はっきり郭と分かる遺跡で解説を聞く、落合郷土史会員。本日は16名の参加。

 

 中世の山城=戦いの城であるから当然ながら、弓矢用の矢竹が今も群生している。

 

 本丸下をには石組跡が残っており、大手反対側の斜面に当たるこの場所は、犬走りが形成されている。

 

 攻め寄せる敵勢の動向が手に取るように見える、絶好の場所に城を構えているのが分かる。

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世界遺産原爆ドームⅡ

2013年05月22日 | ボランティア

広島市内を流れる川辺の姿は、潮の干満により大きく変わる。

 

 原爆ドーム前の元安川の河原から、米軍の目標となった相生橋を望む。
 この辺りの水位の変化は、5メートル近くになる。

 

 相生橋を狙った場所から、振り仰いでみた原爆ドーム。
 間違いじゃない!と思う姿だ。

 

 緑がいっぱい!広島平和公園、原爆の惨禍は建物に残されるのみ。

 

 こちらも被爆建物だが現在は修復され、レストハウスとして多くのお客様をおもてなし。
 私達、ボランティアガイドの事務所もこの中にある。

 

 数多くの修学旅行生達がセレモニーを行う“原爆の子の像”を、遠望する。

 

 正面から…セレモニーの後、例外なく千羽鶴が奉納される。

今日(5/22)も午後から修学旅行生の案内をします。

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世界遺産原爆ドーム

2013年05月21日 | ボランティア

 緑滴る新緑の原爆ドームは、この時期は修学旅行生でいっぱい!
 でも今年はちょっとご注意

 

 昨年震度5強までの耐震ありと発表されたが、本年度は更に入念な調査をするようだ。

 

壁面いっぱいに足場が組まれてゆく。どこまで覆われてしまうのかな?

 

 半透明状のシートも掛けられる。

 

 壁面をアップで見ると、こんなに痛々しい状況になっている。
 亀裂部分が白く見えるのは、接着剤(エポキシ樹脂らしい)を埋め込んで、倒壊を防いでいる。

 

 なんだか何時もより一層、痛々しく見えてきた。

 

 “負の世界遺産”原爆ドーム只今の全景

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久し振りに城巡り

2013年05月20日 | 歴史探歩

観光ボランティアの仲間と、お馴染四国の3城を駆け足で巡って来た。
いずれも江戸時代の城郭が残っており、3城とも国重文です。

 

 この石垣が自慢、京極氏の統治時代に天守が完成。

 

 3重の簡素な天守閣、下見板張り、唐破風、千鳥破風、入母屋破風が配されている。

 

 削り跡がそのまま残る造作、階段もお馴染みの急こう配です。
 このお城はどこ?

 

 大手に残された石垣は、打ち込み接ぎと野面積みが混在したような感じ…
 地元のガイドは“穴太積み”であると、説明していた。

 

 地形に合わせた築城(1層下段の塀に注目)は見事です。
 三つ柏紋の山内一豊も城主となっている。

 

 こちらも急こう配の階段です。
 この地出身の男が、幕末あまりにも有名になり過ぎた。この城は?

 

 こちらも相当の高石垣だが修復跡が目立ち、美しさでは今一歩。

 

 松本城と同じく、連結式の天守を持つ。

 

 各所に破風の間が配され、相応の防備が取られているようです。
 現在四国一の大都市にあるこの城は?

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日本第二位のアーチダムⅡ

2013年05月18日 | Weblog

温井ダムは、堅い花崗岩盤に、ガッチリとアーチが食い込み盤石。
堰堤のコンクリートにも、掘削した地元の石が利用されている。

 

 30トン/秒のすさまじい放水が続く。

 

 辺り一面水しぶきが…さながらナイヤガラ瀑布の様相?

 

 可能な限り前方に廻り込んで見る。
  暴れまくる龍を見ているようだ! カメラがタオルだけではもたないので、帽子を取って被せる。

 

 水量が半端ではないので、直接下流に放流出来ない。
 貯水槽にためて、二次、三次と時間差を置いて水位を調整する。

 

 放流後もこの状態、下流の川の流量はほとんど変わらぬ状況を保つ。
 27,000トン/日の放水で、ダム湖の水位は2センチ/日,下がるのだとか…

 

 そして誰もいなくなった。

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日本第二位のアーチダム

2013年05月17日 | Weblog

 ちょっと気に懸る資料作りがあって、中々遠出が出来ずうつ状態が続く毎日。
 気晴らしを兼ねて、自宅から1時間強で行くことが出来る“温井ダム”に出掛けた。

 

 美しいアーチを描くダム堰堤、本日は中段に見える2つの排水溝からの放流がある。
 エレベーターと見学トンネルを潜って、左下に見える堰堤下部の“憩いの広場”に下りる。

 

 降下用エレベーター前の気温は22度であった。

 

 超高速エレベーターで一気に150メートルを降下し、憩いの広場へ向かう。
 時間にして40秒程か?

 

 気温もあっという間にこの温度に…
 薄着で降りたので肌寒い。

 

 トンネルを200メートル程歩いて、目的地へ向かう。

 

 放水が始まった。

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カープは諦めムード

2013年05月08日 | Weblog

 鯉の季節を迎える前に、もうすでに秋風か?
 メインゲートを飾るのは鯉戦士ではなく、どこぞの怪獣たちが我が物顔。

 

 昨年マツダズームズームスタジアム入り口には、期待される選手の肖像ががあったが…
 これはなんだ? 何時から広島は“ライオンズ”のホーム球場に代わってしまったのだ!

 

 ゴジラもどきも居るよ! 昨年この辺りを飾ったメンバーはいずこに?
 前田健太、大竹寛、野村祐輔の先発3本柱は、揃って故障してしまった。

 

攻撃の柱:エルドレッドも、代打の切り札:前田智徳も、デッドッボーでお休みだ!
ただでさえ選手層の薄いチームを“何故にこうまで、皆責める”
三橋美智也の『女船頭歌』って知ってます?

 

 河馬まで馬鹿にしやがって…本当につろうおす。
 中心選手を欠きながら、カープファンはこれからどうすれば良いんだ!

 

 そんな訳で、昨年しっかり預金させてもらった“DeNA横浜銀行にも、軽くあしらわれている。
 今日(5/8)はどうなっているのだろう? 昨日、一昨日と球場に通ったのにね。TV見る元気も無いね。

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織田幹雄記念国際陸上

2013年05月01日 | Weblog

 5年振りに陸上競技のビッグイベントに出掛けた。
 今回の目玉は地元の強豪、男子100メートルの山縣、アイドル的人気女子100メートルハードルの木村文子だ。

 

 予選の木村、悠々1着でゴール。表情も穏やかで余裕たっぷり!

 

決勝は日本記録13.00秒を目指して力走、ぶっちぎりの1着だったが…

 

 結果は13.02秒と日本新に僅かに及ばず残念! 今シーズン中の日本記録更新を宣言した。

 

 相変わらず人気の福島千里、予選トップタイムで通過して決勝に期待したが…

 

 決勝では2009年世界陸上4×100R、金メダリスト:アリーンベイリーに惜敗2着。
 昨年の不調から脱しつつあるのかな?

 


 インタビューでは明るい笑顔でこれからの抱負を語った。

 

 辛くも1着となった800メートルの久保、本来の調子には程遠くタイムは平凡。
 第一ヘァースタイルがめちゃくちゃ、ロングヘァーを風に靡かせて走っていたが…

 



 インターハイ優勝で俄然注目を浴びた、広島皆実高校の福間。
 堂々予選1位で決勝に進む。これからが楽しみ。

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