もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

リニア鉄道博物館Ⅲ

2022年11月29日 | Weblog

この博物館には東海道新幹線の運転モニターが、体験できるコーナーがあるのです。

 

東京駅発⇒名古屋駅着のシュミレーション設備があり、希望者は運転ができるのです。

 

なんでも実際に、見習い運転手が訓練に使用したものだそうで、リアルな操縦感覚が体験できます。
前回訪問時は時間切れで体験できませんでした。
今回は準備万端怠りなく、予約して順番を待ちました。

 

時速285キロで疾走する700系新幹線、「見習いコース(初歩)」を操縦中の筆者。
15段階ある加減速レバーを操り、指示速度をキープして走らせます。

東海道新幹線は意外にアップダウンがあり、ちょっと油断するとスピードオーバーしたり、速度が低下したり、意外に忙しく、加減速レバーを操作しなくてはなりません。
静岡駅を指定時間通りに通過中です。

 

富士山を横目に、わが故郷浜名湖畔を快適に疾走し、無事高層ビルが林立する名古屋駅に滑り込みました。
ATC装置で減速し、最後は手動ブレーキで、指定位置に停車出来ました。

 

意外にシンプルな運転席。
案内嬢の指示通りに操作して、何とか無事に走り終えました。
僅か15分の経験でしたが、手のひらにぐっしょりと汗をかきました。

 

これで、リニア鉄道博物館に思い残すことはありません。

 

立派な終了証をゲット、本当は後2段階の訓練課程が残されているのです。

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リニア鉄道博物館Ⅱ

2022年11月28日 | Weblog

今回の旅で鉄道関係博物館の内、いずれを選ぶか迷ったのだが、名古屋の此処に決めたのには訳がある。

 

名古屋駅から「あおなみ線」に乗って終点:金城ふ頭駅まで、30分程度で到着。
その後徒歩数分なのだが、案内標識適切でなく、某食物館に入ってしまった。
金城ふ頭駅から、的確な看板で案内してほしいな。

 

入館していきなり、化粧した「SLつばめ」に出会えて、先程の不機はが一辺に吹き飛んでしまった。
オイラはそれほど、単純なおじいさんなのです。
隣のリニア車両なんか、目もくれません。

 

でも、厚化粧の?SLつばめも良いが、おてんとうさまに曝されたコイツ、軽便SLはさらに愛おしい。
昔、地元浜松の遠州鉄道奥山線に、この機関車が確か走っていたと思う。
ナローゲージと言うヤツで・・・

 

そして再び屋内の展示に戻って、この説明版を見ると又々気分を害した。
まるで分刻みで、カメレオンだ。
何故、0系、100系、300系と来て、700系と飛び越してしまうのだ。
500系があるだろう。

 

でも気分を直して、多くの展示物を観察。
やはり展示物を楽しむなら、埼玉の大宮か、京都の梅小路が問題なくよし!

 

このエムブレムで、一気に昭和に引き戻される。
昭和33年は、オイラ高校入学の年。
この時期に戻れたらなぁ!

 

そして昭和と言えば、修理・改造して、延命処置を施すのが当たり前、物を大切にするだった。
都会で活躍した旧型車両が、地方鉄道で活躍しているとニンマリ。

海外で二度目のお披露目報道を聞けば、拍手喝采なのだが、新幹線車両はこのような話を聞かないのは何故だろう。

 

そして今回、リニア博物館に足を運んだのは、この感覚を経験したいためだ。

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リニア鉄道博物館

2022年11月27日 | Weblog

この博物館では是非とも、前回訪問時果たせなかった借りを返したい。

 

此処のジオラマが素晴らしいのです。

 

今回の旅では天候が往復ともご機嫌が悪く、富士山はほとんど雲に隠れていました。

 

この山は南アルプスの山なのでしょうが、オイラの知識では山名が特定できません。

 

都市部の模型と、背景が実にスムーズに溶け込んでいます。

 

これは木曽御嶽山でしょう。
実際に名古屋からこの様には見えませんが、実写感が半端ではありません。

 

見物客の大半は家族連れで、数十台の模型列車が疾走する姿に歓声を上げています。
その中で一人のおじいさんが、行きつ戻りつ背景を撮りまくっている姿は異様でしょう。

 

雪煙を挙げるのは白山? 
合掌造りが見える処から乗鞍?

名古屋城、合掌造り、某雪山、中央を新幹線が疾走します。

これは日本武尊終焉の地、伊吹山でしょう。

圧倒的迫力のジオラマでした。

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北越急行

2022年11月26日 | 鉄印帳

続いては新潟県の海岸線と山側を繋ぐ役割を持つ、北越急行にアタック。

 

奥州の懐深くから新潟へは、もっと簡単に行けそうなものだが意外に不便だ。
山形新幹線から東北新幹線と乗り継いでで大宮まで戻り、あらためて上越新幹線で越後湯沢へ向かう。
大宮駅で懐かしいものを発見、現在も使われているなら嬉しかったが、どうもそうではないようだ。

 

乗換駅の越後湯沢駅周辺では異様な光景が待っていた。
駅直近にスキーゲレンデがあることは知っていたが、スキーリフトの合間に巨大なマンションやホテルが林立している。
そして目を背けたくなるような、高層建築物の廃墟もそこかしこに散見される。
栄枯盛衰、どちらが真の姿なのだろうか?

 

越後湯沢駅から洒落たデザインの越後急行乗り換える。

 

実際の北越急行は、六日町駅⇔犀潟(さいがた)駅間12駅だが、多くの便が越後湯沢駅⇔直江津駅まで運行しており、海岸線と内陸部を繋ぐ役割を果たしている。

 

愛称は「ほくほく線」、多くの乗客が利用し、収益もホクホクなら良いのだが・・・

 

沿線は山どこまでも青く、豊かなコメどころが果てしなく続いている。

 

水清く滔々と流れる信濃川、流域に豊かな実りをもたらしているのだ。

 

間もなく到来する豪雪に備えて、準備はおさおさ怠りなし。
樹木、仏像などありとあらゆるものに、雪除けが施されていた。

 

すごい! 真夏の夜空を彩る主役が此処にひっそりと出番を待っている。

 

此処にもあった。
北越急行十日町駅と併設された十日町市役所。
この地は、十日町市になるんだね。

 

その場で手書きされた鉄印、梵字で北越急行だそうだ。
手書きの鉄印から、まつ子先生に書いて頂いた、秋田県の「由利高原鉄道」を思い出した。

やっぱり書置きしたものより、手書きの鉄印はありがたみが違う。
感謝!

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山形鉄道

2022年11月25日 | 鉄印帳

続く鉄印の旅は、山形県を拠点とする山形鉄道を目指した。

 

最初見た時はびっくりしたこの連結風景、JR東日本でなければ見られない光景だからね。
それにしても中央の文字が秀逸、めちゃくちゃ子供風で面白い。
さらば盛岡。

 

東北新幹線、山形新幹線を乗り継いでようやく山形鉄道。
フラワーラインと命名されるだけあって、車両全面がお花畑。

 

少し複雑な路線図、オイラは途中駅の今泉から乗車した。
米坂線にもう一度乗ってみたかったので、あえてこの経路を辿ったが、これが間違いのもとだった。
今泉駅から一方の終点「荒砥駅」を目指し、折り返して赤湯駅まで乗車するつもりだった。

 

これが山形鉄道の行き先表示、見難くて恐縮だが「赤湯⇔荒砥」と表示されている。
これでは行く先表示ではなく、全便このまま不変なんだろう。

この時オイラは何故か、今泉駅に停車中の列車は荒砥駅行きと思い込んでいた。
実は逆の赤湯駅行きだったのだ。

 

例によって通過駅を写真に納めながら、車内を動き回っていた。
山形鉄道:フラワーラインの光景は此処くらいで、列車のペイントがフラワー一辺倒だった。

 

草だらけのプラットフォームに、傾いた駅名表示、これぞ三セクと言っている。

しかしこの後、行く先間違いに気づき愕然!!!
一日数本しか走らないダイヤなのに、とんでもないチョンボ、
今夜予定通り、宿に辿り着けるだろうか?

 

気を取り直して、鉄印を求めた長井駅、右側のカラフルな建物が駅舎。
左側に繋がる、白い瀟洒な建物は長井市役所だ。

町の人の話、こんな立派な駅舎が必要かな?と、余所者のオイラ愚痴をこぼしていた。

 

行き先を間違ったばかりに、持て余した待ち時間に市内をブラぶら。
けん玉で町おこし? 広島県廿日市市もそう、けん玉で町おこしだったな。

 

悲嘆にくれる哀れな老年の旅人、一人旅を諦めざるを得ない時が確実に近づいているようだ。

車窓には東北の、暮れなずむ雄大な山塊が拡がっていた。

 

最後に八つ当たり。
米沢駅ホームの行き先表示、同じホームに逆方向行の列車が入るのだ。
新幹線なのに大丈夫か。

 

自分の不注意から散々な目に遭った、山形鉄道の鉄印。

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IGRいわて銀河鉄道

2022年11月24日 | 鉄印帳

今回の東北旅、主目的は乗り残した三セク鉄印帳ゲットでした。

 

紅葉と奥州浄土を満喫した平泉を夕刻に立って、一路盛岡へ。
とはいっても東北本線を使っての鈍行旅。
これが妙に落ち着くのです。

 

IGRいわて銀河鉄道、三セクとは言え元は東北本線そのもの。
起点盛岡駅ホームも、運行する車両も、ご覧の通り三セク離れしたもの。
失礼! 三セクを見下した訳ではないですが・・・

 

鄙びた感じを探し求めて、この案内版を見つけた。

 

さらに三セク共通、手作り感のあるもてなしが此処にある。

師岡駅から八戸手前の目時駅まで、18駅ある長大三セクだ。

 

福島県が古関裕司なら、岩手県は石川啄木か。

 

駅の表示板も列車のデザイン同様、ライトブルーに統一されている。
「しぶたみ」ってどうゆう意味かな?

 

今回はこの景色を見られていない。
資料映像でどうぞ。

 

今回も盛岡駅で地酒三種やってしまった。

 

もう岩手に来るのもこれが最後かなって思いながら寝たら、翌朝の岩手はこの通り。
別れの霧か?

 

IGRいわて銀河鉄道の鉄印だ。


同じ東北本線から分社した、青森県の「青い森鉄道」は鉄印帳仲間になっていない。

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毛越寺Ⅱ

2022年11月23日 | 歴史探歩

毛越寺浄土庭園は、ゆったりとした平地に阿弥陀の世界を写し込んだものかな。

 

毛越寺浄土庭園内には建屋らしきものはほとんどなく、古めかしいのはこの常行堂くらいのもの。
宝形造で茅葺は珍しい。

 

常行堂の御本尊は、宝冠阿弥陀如来。
丸みを帯びた光背が、落ち着いた雰囲気を醸し出している。

 

常行堂の脇には、曲水の宴を催す流れがゆったりと・・・

 

少しすわりが悪く、傾いた感じの野仏だが、定印を結ぶことから阿弥陀如来だろう。

 

泉の周囲全体が丸石を敷き詰めた「州浜」の造りだが、あえて湖面にせり出した此処を州浜と称している。
いつ見てもこのような枝振りは感嘆の一言。

 

これは立石と命名されていたが、鶴の石組に違いない。

 

庭園一帯が平面的だが、このだけ突出して荒々しい表現。
三陸のリアス海岸を写したのかな。

 

毛越寺本堂、新しい建物だが幅の広い向背が特徴的。

まさに小春日和のもと、何時も駆け足で観光地を通り過ぎるイオラには珍しく、奥州平泉に残された浄土の世界にどっぷりと浸かった一日だった。

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毛越寺

2022年11月21日 | 歴史探歩

中尊寺と毛越寺、もっと離れた場所にあったと思い込んでいたが、記憶違いで至近距離にあった。

 

駐車場にあるこの樹木がお出迎え、もう紅葉は中尊寺で堪能したんだよ!
周遊バスが巡っており、とても便利にお参りできるのがうれしい。

 

それでも境内にはこの姿。
これでもかとばかりに、存在を主張する。
ヤッパリ見とれてしまう。

 

そして本堂をも圧倒する、輝きを放つ。

 

歩を進めて、池面を見やれば・・・
これは三尊石かな? 特に説明はなされていない。

 

そして浄土の世界を遠望する。
彼岸とか此岸とか、触れてないのが良い。

 

鏡面の如く、バッチリ。
さしづめ「逆さ浄土」

 

控えめに佇む開山堂はログハウスの趣。
この姿なら、屋根は茅葺か杮葺が似合うと思うが、史実に基づいているのかな?

 

素通りした本堂裏手にも、存在感を示す樹木があった。
手前のおみくじが景観を汚すなぁ。

 

山から流れ下って、大地を潤し、大海へと流れ込む。
自然観がいっぱい!

 

そしてこの石組は「亀の石組」だろう。
あくまでも控えめに、水際に沿って配されている。

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中尊寺Ⅲ

2022年11月20日 | 歴史探歩

「五月雨の 降り残してや 光堂」俳聖:芭蕉が中尊寺で残した一句。

 

「奥の細道」の看板で気が付いて見下ろせば、手入れの行き届いた茅葺の屋根が眼に入った。
いかにも往時を偲ばせる見事な景観だが、実はお茶を提供するお店らしい。
でもこの姿は、世界遺産のゾーンに相応しいと思う。

 

「奥の細道」を旅するには軽装の松尾芭蕉像。
河合曽良が荷物を担いでいたのかな?

 

「奥の細道」を彷彿よさせる中尊寺の細道。

 

光堂:金色堂は現在、新しい覆屋ですっぽりと覆われている。
それにしても、この時期の主役はやっぱり紅葉だ!

金色堂は、建屋全体を金箔で塗り込め、螺鈿細工・蒔絵・漆工芸・彫金を施して、極楽浄土をあらわすと言う。
堂内には、阿弥陀三尊を六地蔵・持国天・増長天が守ると言う、珍しい仏像の組み合わせで祀られている。
又、奥州藤原氏の霊廟として、4代の遺体が保存されている。

 

金色堂でをお参りして外に出てみると、歴史を感じさせる大きなお堂が残されている。
説明によると室町時代の覆堂で、痛みが激しいため現在の物に建て替えられたとある。

このお堂を修繕して覆堂としてくれたら、涙が出る程感激するのだが無理だろうか?

 

どこまでも紅葉に囲まれた、2022年秋の中尊寺でした。

 

登りがきつかった参道、下りも違った意味で苦しい。

 

前回尋ねたのは何時だったかと朱印帳で調べたら、平成10年だった。

なんと24年前になるんだね。

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中尊寺Ⅱ

2022年11月19日 | 歴史探歩

義経主従が前座を務める豪奢な門前から、中尊寺本堂に続く参詣道を進む。

 

中尊寺山門を内側から観察すると、飾り気の全くない野物材で構成されているのがわかる。
「浄土の風薫る藤原文化」とは趣が異なり、武骨な造りで意外感がある。

 

山門の内に控える門冠りの松も、荒い剪定ぶり。

 

中尊寺本堂、ご本尊は真新しい阿弥陀如来坐像。

 

本堂をお参りした後、お目当ての金色堂へ向かう。
傍らの樹木が本格的に色づいている。
今年の紅葉、これは期待が持てそうだ。

 

赤、黄、緑のグラデェ―ションは完璧。
惜しむらくは少し人出が多いこと?
オイラもその内の一人なので、文句は言えない。

 

紅葉の引き立て役は、紺碧の空。

 

周囲に樹々にも明るく照り映えて、一服の名画さながら・・・

 

巨木と影、緑の絨毯、素朴な玉垣、映える紅葉、そして覆堂。

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中尊寺

2022年11月18日 | 歴史探歩

今回は鉄印の旅だが、目的地が散らばっている為、周囲に魅力的な場所が多くて楽しみ。

 

まさに目の前に世界遺産平泉がある様な雰囲気だが、鉄道としての最寄は「平泉駅」で、新幹線の駅で最寄が此処「一ノ関駅」と言うことになる。
実はこの時、東北新幹線から在来線への乗り継ぎをミスしてしまい、やむなく一ノ関から中尊寺行きのバスを利用した。
次第に年寄りらしい細かな失敗が、顔をのぞかせる。

 

中尊寺バス停の目の前には、武蔵坊弁慶の墓があった。
世界遺産の中心的史跡は中尊寺だと思うが、いきなり武蔵坊弁慶が登場して少し違和感あり。

史実としてこの場所が、武蔵坊弁慶終焉の地なら別だが・・・

 

中尊寺表参道はさすがの趣、左右の巨木が参拝者を睥睨するが如く聳え立つ。
樹木として、あまり手入れされていないので、かえって好感が持てる。

 

時節柄紅葉が期待できそうだが、登り坂の厳しさは半端ではない。
多分4回目の参拝だと思うが、初めて息が切れる思い。
年齢的な衰えを思い知らされる。

 

参詣道の途中に展望の開けた処があり、源義経終焉の地:高館方面を臨む。
今年の大河ドラマでに描かれた義経は、東北の方々には厳しかったのではないか?

 

さらに「弁慶堂」が現れた。
想像を超える人気ぶりで、義経=弁慶の逸話はこの地で、美しく語り継がれているのだろう。

このお堂の本尊は「勝軍地蔵菩薩」と言う、聞きなれない地蔵菩薩。
説明書きには愛宕宮と称されたとあり、神仏習合で火防の愛宕様も祀られているのだろう。

 

そうこうする内に「浄土の風薫る」中尊寺に着いた。

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小松菜ハイボール

2022年11月17日 | Weblog

タイトルは商品名かな? 勝手に使って良いのかな?

 

首都圏の酒豪のお友達が誘ってくださったので、早速お誘いに乗って出掛けました。
集合場所はこの街の、とある居酒屋です。

 

まだ宵の口、16時過ぎたばかりの時刻なのにこの風情。
オイラの地元:広島とは相当時間差があるのでしょう?

 

旗指物にある飲み物が売りなのです。
此処を訪れる前日、NHKの朝番組で報道されていました。

 

このような形で出されます。
その名の通り、ハイボールに小松菜の加工品をブレンドしたものです。
スタンダード、ハイボール濃い目、小松菜濃い目の3グレードあるようです。

 

飲み進めるとこんな感じ、たっぷり小松菜が刻み込まれています。

奇妙な飲み物が流行るものです。小松菜と言えば鍋物の材料くらいしか思い付かない。
お味は少し甘め、小松菜の触感はもとより、匂いもほとんど感じません。

話のタネとして記憶に残るでしょう。

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律宗総本山 唐招提寺Ⅱ

2022年11月01日 | Weblog

自然に溶け込むが如き佇まいの唐招提寺。

 

今を盛りと咲き誇る萩、造られた庭ではない感覚が心地よい。

 

石畳でもなく、三和土でもない、自然の道。
旅人の足にも優しいのだ。

 

今にも崩れ落ちそうな土塀も、周囲の風景に溶け込んでいる。

 

木立の中に一本の真っ直ぐな道。
開祖:鑑真和上御廟へと続く道。

 

びっしりと繁茂した、黄金色に輝く一面の芝。
雑草が一本たりとも見えない見事なものだ。

 

鑑真和上御廟前の池、文字通り紺碧の空を水面に映し出している。
「濁り水でも 青空映す」とはこのことだ。

 

盲目となられてもめげず、6度目の航海で来日を果された鑑真和上の御廟。

 

逆光が芝のキャンパスに、巨木の影を投影する。
秋篠寺や白山平泉寺を思い出した。

 

鑑真和上は日本人に初めて戒を授けた人。
東大寺戒壇院で聖武天皇をはじめ、多くの僧が授戒された。
唐招提寺の戒壇は建物は消失しており、現在はインド様のストゥーパが置かれている。

 

帰途、改めて金堂列柱の基盤を観察する。
柱は自然石の上に立てられており、柱の底面は石の形状に併せて加工されている。

「よい仕事をしてますね」で済まされる話ではないですね!

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