もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

彦根城Ⅲ

2017年09月30日 | 歴史探歩

彦根城には全国でもここだけと思われるが、江戸時代の馬房がそのまま残されている。

 

馬小屋と馬鹿にするなかれ、壁・軒など柱部分を除けば、すべて漆喰の塗籠だよ!

 

中に入ってさらにびっくり!抜き頭は加工されており、中央部分には天井まで張ってある。
広島城内はほとんど天井がなかったらしいから、お馬様だね!

因みにオイラは午年だけど、関係ないかな?

 

水洗設備?完璧、馬は当時余程大切だったんだね。

 

釘隠しまでついているんだよ!

 

最近「ひこにゃん」あまり話題にならないけど…
「ふなっしー」は完全に消えたかな?

 

入場口にも懸崖の桜が…春も楽しめそうだね!

写真提供:船橋市在住のkさん

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彦根城Ⅱ

2017年09月29日 | 歴史探歩

彦根城は関ケ原後石田三成に替わり、佐和山城へ入場した井伊直政により築かれた。

 

琵琶湖から引かれた水で、内・中・外の三重の堀で囲まれた本格的なお城。
外堀は一部埋められて道路となっている。

 

紋付裃姿の武士が登城しそうなこの光景は国宝に相応しい。

 

懸崖の枝振りは本当に画になる。赤松の幹も輝いている。

 

中堀沿いに47本植えられていたため「いろは松」と称された。

 

何時までも眺めていたい。一幅の名画を見ている様。

 

変化に富んだ多門櫓、30万石とは思えぬほどに堂々としている。

 

下見板張りの建物の先に、内堀が見えてきた。

写真提供:船橋市在住のKさん

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彦根城外伝

2017年09月28日 | 歴史探歩

彦根城へ向かう途次、珍しい?お寺があったので立ち寄った。

 

その名もズバリ!大師寺。大師:すなわち弘法大師と思わせてしまうほど世間に知れ渡っている。

 

もちろん真言宗のお寺だが、山号も変わっていて「真浄山」とな?

 

そして本堂には寝姿の弘法大師がおわす。
安らかなお顔だし、弘法大師は未だ荒野の岩陰にいらっしゃるので、涅槃姿ではない。

 

掲額も文字通り弘法大師の御宝号:遍照金剛である。
一般的に弘法大師が開いた真言のお寺では、本堂と別に大師堂を建てて、弘法大師を祀るのだが…

以上4点の写真は船橋市在住kさんの作品

 

寝姿の弘法大師で思い出すのは四国43番札所明石寺と44番札所大宝寺間にある「十夜ケ橋」
「十夜ケ橋」の弘法大師は橋の下に寝ているお姿。
一夜を橋の下で過ごした弘法大師はあまりの寒さに、一夜が十夜に感じるほど長かったと語ったとさ。

 

私が訪れた平成23年には、暖かな羽毛布団にくるまれた御大師様がいらっしゃいました。
四国の皆さんの御大師信仰はすごい!

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彦根城

2017年09月26日 | 歴史探歩

今年の大河ドラマ『女城主直虎』はオイラの生まれた浜松が舞台。

 

そして関西の彦根は井伊氏所縁の城下町、行ってきました。

 

そんなわけで直虎役:柴咲コウがお出迎え、ちゃっかり石田三成所縁の佐和山城も一緒に…

 

JR彦根駅から臨む佐和山城、5年ほど前訪ねた時は猿の軍団に囲まれたが、今はどうかな?

 

彦根駅、すぐその先は琵琶湖、彦根がお城一辺道なのが判るこの地図。

 

駅前の像は徳川四天王の一人:井伊直政。
因みにその他3人は「酒井忠次」「本多忠勝」「榊原康政」らしい?

 

駅前通りを一直線、その先に彦根城がある。

実はオイラの不覚で写真をすべて失ってしまったので、船橋市在住Kさんの作品をお借りした。

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瑞鹿山 円覚寺Ⅱ

2017年09月21日 | 歴史探歩

鎌倉は四方を山に囲まれ、随所に谷が深く、独特の雰囲気を持つ町。

 

典型的な光景だが、この坐像の説明は?
無くてもいいよね!

 

開山当時の絵図にも描かれている「妙香池」、絵図に基づき復元された。

 

園の中心にあるのがこの自然石:虎頭岩と言う。

 

境内の一画にさりげなく置かれた十一面千手観音像
こちらも何の説明書きもなかった。

 

国宝の洪鐘=大鐘、鐘楼も撞棒も傷みが激しい。

 

1300年、北条貞時が江の島弁天を参詣した後鋳造奉納したもの。
乳(上部の突起物)の数が異様に多いが・・・

 

そして出発点新横浜駅に回帰し、美味しい食事を頂きました。
暖簾に信三郎帆布の印が見えるので、京都所縁の店なのかな?

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瑞鹿山 円覚寺

2017年09月20日 | 歴史探歩

乗り鉄に徹すると言っても、鎌倉を通過するわけにもいかず、かと言ってあまり時間もないし…
優柔不断な奴!

 

イージーな発想だが、北鎌倉駅下車1分の至近距離は魅力。
と言う訳で「瑞鹿山円覚寺」を訪ねる。
開山の時、白鹿が集めってきたのが山号の由来とか…

 

鎌倉五山第二位:円覚寺の総門、開基は元寇の時の執権:北条時宗。

 

三門は三解脱門、ここで数々の煩悩を消し去って本殿に参詣する。
優雅な軒の反りが目を引く。

 

円覚興聖禅寺の掲額字は伏見上皇の勅筆。

 

仏殿天井の鳴龍?はちょっと漫画チックでユーモラス。
こんな感想は開基・開山者に失礼かな?

 

御本尊は「宝冠釈迦如来坐像」

 

開基廟は頭でっかちで不安定な感じだが…
開基:北条時宗廟。

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横須賀線

2017年09月18日 | Weblog

そして今シリーズ乗り鉄最後の盲腸線は横須賀線。

 

東海道線大船駅近くにおわす観音様、慌てて車中から撮ったので、電線だらけでごめんなさい。

 

そして横須賀線「田浦駅」 写真ではよく判らないが、車掌から珍しいアナウンスがあった。
「この列車、前後の車両の一部がトンネルに掛かります」先頭と最後尾がトンネル内に…

 

そして横須賀線終点の久里浜、この駅では本当に何もしなかった。
10分ほどで戻りの列車に飛び乗る。

 

横須賀でチラッと見えた軍艦(自衛艦)が見たくて…

 

久里浜に向かう列車内では確か「空母」が見えたはずだが、引き返した時には姿なし。
米空母エンタープライズじゃなかったのかな?

 

呉、舞鶴、横須賀と軍港を廻ったから、最後佐世保に行かなければな!

 

何故か横須賀に戦艦陸奥の主砲があった。
陸奥は周防大島近海で謎の爆発で沈没したはずだが、横須賀との関連は何かな?

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鶴見線界隈

2017年09月18日 | Weblog

乗り鉄の旅は続くが、首都圏界隈では中々珍しいものが見つけられなくて、つい寄り道ばかり。

 

鶴見へ向かう途中の南武線で見かけたこの駅名は何と読む?
現在は「谷保=やほ」と読むらしいが、元々は「谷保=やぼ」、野暮に繋がるから「やほ」に

 

そして鶴見駅へ、此処を起点に難所?の三盲腸線に挑戦する。

 

 

写真左手の鶴見駅から発車した列車は、浅野駅で三本の線に分岐する。
すなわち「海芝浦行」「大川行」「扇町行」の三線である。

 

日本有数の京浜工業地帯には大手企業がこぞって進出している。
通勤客の足を確保する、苦肉の三分岐線なのだろう。

 

三線の一つ、終点「海芝浦駅」のはずだが、表示は「東芝京浜事業所」となっている。
間違ったのだろうか?改札前で記念写真を撮ろうとすると、守衛さんからNGを出された。

 

鶴見線もう一方の変わり種は「国道駅」
鉄道駅なのに国道とはこれいかに…

 

そして旅仲間:多治見のⅯさんに教えて頂いたのが、国道駅ガード下の名物焼き鳥屋:国道下。
残念ながら時間が合わず閉店中でした。

 

仕方なく鶴見駅前で焼き鳥でグイッと一杯!

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囲碁と将棋

2017年09月17日 | Weblog

知的競技の双璧とも言うべき「囲碁と将棋」、当然ながら両方とも本拠地は東京にある。
折角だから訪ねた。

 

先ずは靖国から至近距離の市ヶ谷にある囲碁の日本棋院。

 

囲碁の伝統を支え続けてきたのは本因坊家、したがって囲碁界で最も伝統のあるタイトルは「本因坊」
本因坊家最後の本因坊は「本因坊秀哉」、名誉あるタイトルを日本棋院に譲った。

 

現在囲碁界の頂点に立つのは井山裕太六冠、囲碁のタイトル7の内6を保持している。
「本因坊文裕」を号するが、皮肉なことに井山は関西に本拠地を置く。

 

続いて千駄ヶ谷に居を構える将棋会館へ…

 

こちらは囲碁ほど伝統がないのか?大山康晴の肖像が架けられている。
大山名人は将棋会館の建造に奔走したと聞いているが…

 

 

将棋界の話題は何と言っても、15歳の天才少年29連勝の「藤井聡太四段」
彼もなんと愛知県瀬戸市在住、今や地方の時代かな?

将棋会館前の鳩森神社には、標高6mの千駄ヶ谷富士があった。もちろん登頂したよ!

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靖国神社神池庭園

2017年09月16日 | Weblog

参拝を済ませ、本殿奥側にある「神池庭園」を拝観する。

 

池泉回遊式庭園で本格的な石組が楽しめる。
一枚岩で架けられた、この平橋は日本庭園有数の大きさとか?

 

雨脚が濡れた緑ががしっとりとした風情を醸し、何より暑さが和らいで快適。

 

河原の丸石を配したこの場所は、まぎれもなく州浜を現わしたものだろう。
産卵のウミガメが上陸してきたかな。

 


山奥を彷彿とさせる、滝石組も巧みに取り入れられている。

 

深山幽谷に掛かる登竜門を登らんとする、鯉魚も配されている。

 

立てた石組が海の中央にあるので、これは鶴島ではないか。

 

そして起伏に乏しいこちらの島を、亀島と見立てたが…

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雨の靖国神社

2017年09月15日 | Weblog

私の家族は誰一人先の戦争で命を落としていませんが…

 

通勤時間帯の地下鉄九段下駅、突如降り出した雨に戸惑う通勤・通学客

 

一向に止む気配のない様子に、意を決して幅広い参道を、拝殿目指して登り始めました。

 

ご覧の通りまさに「篠突く雨」です。

 

やがて眼前に巨大な銅像が姿を現ししました。大村益次郎像です。
彼は帝国陸軍の創始者でしたか?

 

大鳥居をくぐりますが、雨の早朝とあって参拝者は疎らでした。

 

形通りですが、再び悲惨な戦争が起こらないように祈願しました。

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神楽坂で広島風…

2017年09月11日 | Weblog

逗子できゃぴきゃぴジャズピアニストの、ライブを堪能した翌日はなんだ?

 

広島に在籍したことのある若手社員達?と一緒に広島風お好み焼きで一杯。
広島出身の、ママはたくましいくパパは献身的、神楽坂でお好み焼きを肴に、昼間から飲んだくれ!

 

広島から訪ねた「よぼよぼの爺さん」を、みんなで歓迎してくれた。

 

懐かしい顔が並ぶ、広島の冷酒が次々に空になった。

 

神楽坂に足を踏み入れるのは初めて、そこでお好み焼きだよ!
暫し時の経つのを忘れて大いに盛り上がった。

 

昼間から「へろへろ」になって、やっと定宿のある神田に辿り着く。

神田の町は田舎町っぽくて大好き! 
此処の最中を買って帰ったら、美味しいと母親が涙いっぱいに喜んでくれたのはいつの日?
もう今はその親もいない。

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逗子でジャズ

2017年09月11日 | Weblog

奥多摩から戻って一転、友達の招待でジャズコンサートに…

 

紺碧の空も相俟って異国情緒たっぷり! ワンダフル

 

西の空に太陽は傾いて…雰囲気はますます高潮する。

 

暮れなずむ海では、行く夏を惜しむかのように、サーファーの姿も散見される。

 

オイラには無縁の光景が広がっている。此処は逗子マリーナの一画

 

ちょっとお洒落なエントランスだね。

 

今売り出し中の若手ジャズピアニスト:高木理代子コンサート開演前のひととき。

 

場違いな田吾作もどきのオイラも、そこにワイングラス片手にくつろいでいます。

最近坊さんたちのコンサートもあるようですから、まっ良いにするか。

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奥多摩

2017年09月10日 | Weblog

青梅線の終点は奥多摩駅。
青梅線はちょっと土讃線(高知⇔高松)の大歩危・小歩危を思わす景色が眼前に展開する。

 

但し車両は金満JR東日本だけあってこの通り新しい。
注意してほしいのは、列車とホームの間が30cm以上も空いていて、びっくり!

 

新しくもレトロな雰囲気の奥多摩駅、丸窓や方杖付の手すりなどがにくい。

 

高い山と深い谷が印象的、よくぞこの地に鉄道が引かれたものと感心する。

 

沿線の河原は何処も人が一杯、バーベキューを楽しんでいた。

 

この橋は斜張橋と言うのでしょう? 背景に溶け込んでいると思う。

 

そしてサスペンスドラマでお馴染みのこの橋も架かっている。

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青梅駅は映画の

2017年09月09日 | 歴史探歩

乗り鉄にはつきものの待ち時間、この過ごし方が大切。

 

降り立ったホームでいきなり目に飛び込んできたのが、懐かしい映画の看板絵です。
モンゴメリイ・クリフトは神経質そうな風貌だが、ジョン・ウェインと共演した「赤い河」が印象に残る。

 

オードリー・ヘップバーンは本当にきれいに描かれている。
この映画での役柄は「高級娼婦」ではないかと思うのだけど、とても明るい内容だった。
アンディー・ウイリアムスの歌も秀逸だったなぁ。

 

大友柳太朗の顔が見えないのが残念、この人の代表作?何か知ってる。
オイラは勝手に「鳳城の花嫁」だと思っている。何故かってこの映画は日本最初のシネマスコープ作品だから…

 

最近はイタリア映画ちっとも掛からないが、どうなっているんだろう?

 

健さん主演のこちらは「ぽっぽや」って言うんだね。

 

巨匠ジョン・フォード不朽の名作「駅馬車」。
ジョン・ウェイン主演だが、このポスターの顔は何故かゲーリー・クーパーに似ている。

 

オリビア・ハッセー、この人の映画は見ていない。
布施明の奥さんだったことが記憶にあるのみ

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