コミック「朝霧の巫女」で、三次に若者があふれていたのは20年ほど前になるかな?
オープンしてから機会がなかったが、訪ねてみれば「臨時休館」の有様。
最初「亡ののり」と呼んで「なんじゃ?」だったが、落ち着いてみれば「もののけ」
諦めて周囲を見渡してみれば、妖怪がそこかしこに…
そして「妖怪百物語」の舞台となった比熊山が館の背後にひかえています。
絶好の位置にありました。今度機会があったら…
コミック「朝霧の巫女」で、三次に若者があふれていたのは20年ほど前になるかな?
オープンしてから機会がなかったが、訪ねてみれば「臨時休館」の有様。
最初「亡ののり」と呼んで「なんじゃ?」だったが、落ち着いてみれば「もののけ」
諦めて周囲を見渡してみれば、妖怪がそこかしこに…
そして「妖怪百物語」の舞台となった比熊山が館の背後にひかえています。
絶好の位置にありました。今度機会があったら…
三次浅野家の菩提寺である鳳源寺を久々に訪ねる。
散り惜しむ枝垂桜がお出迎え!
近づいて説明書きを見ると、この枝垂れは大石内蔵助義雄お手植えとなっている。
本堂棟上には、金色の「違い鷹羽紋」が燦然と輝く。
特徴的なのは、蓑甲落(鬼板の手前下側に張り出した部分)が以上に大きいこと。
桟瓦葺なのと反りが浅いため迫力は今一だがその大きさは特筆もの。
三次浅野藩祖:浅野長治の座像、新しいので何とも論評はしかねる。
葺き替えられた鬼板、本堂の規模には不釣り合いなくらい大きい。
浅野内匠頭室:瑶泉院の立像、こちらは不出来としか言いようがない。
猫背のうえ、着物が西洋の僧衣をまとっているよう?
瑶泉院の遺髪塚、こちらは時代を感じさせる。
こちらは近隣の方々が、手厚く保護をして育てているかたくり。
何かふくよか感があふれている!
本当の天然の状態をよく知らないので何とも言えないが、結構密集して咲いているのは保護のお陰かな?
野にさりげなく置かれた仏様かと思ったら、これはどうやら布袋様ではないか?
日差しを浴びて、誇らしげに花弁が反りかえる。
一点にスポットライトを浴びて光り輝く。
この儚げな風情が、ささくれだった男の癒しになるのかな?
一株「ポツンと離れて…」こちらは家族の絆をあらわしているようで…
このような群落の中から、きらりと光るヤツを探し出すのが楽しみ。
ここにも「これぞかたくり」が存在した。
近隣の皆さん!今年も楽しませていただきました。
ありがとうございました。
今年は桜の開花は早かったが満開までがゆっくりで、とても長期間楽しめた。
桜が散るのを待つこともなく、重なるようにカタクリが咲き始めた。
これは広島の県北、三次市のある神社境内のカタクリ。
遠目にはよく似た花だが、近づいて観察すれば微妙な違いに気づく。
花びらに縁取りが入ったヤツとか…
神社の境内だが、ほとんど人の手は入らず?自然に近い環境は魅力。
日当たりの良い傾斜地に、雑草に交じって…
例年この時期は何かと雑用が多く、開花期に訪問できなかったが、今年はばっちり!
「薄紫の単色のヤツが最もカタクリらしい」と勝手にオイラが決めている。
光線の加減か、土壌の関係か、ほとんど白に近いものもある。
さらに中央に菖蒲模様のある、格調高そうなのも混ざっている。
この通り、幾種類もの文様の花に出会える。まさに至福のひととき。
滞在中、ただの一人とも出会うことはなかった。大満足!
お酒がなくても桜は楽しめることを知った令和2年の花見です。
なぜか桜は水辺にあると一層輝くと思うのはオイラだけかな?
今を盛り、我が世を謳歌する大樹の桜は圧巻!
ここでも紺碧の蒼が桜花の引き立て役だ!
日本人はどこまでも行儀が良い?
少人数のグループ毎に適当に間隔を開けて思い思いに花を楽しむ。
勿論宴会をしている組は皆無だ。
ピンク一色の湖畔あって、しだれ柳が精一杯に新芽の緑を主張する。
広島の方ならこのショットを一目するだけで、場所を特定出来ることでしょう。
咲く花の匂うが如き風情を振り仰いだところで、令和2年のお花見は大団円。
日本全国を鬱屈させるコロナウイルス、それでも陽気に誘われて祝宴なしの花見に出かける。
抜けるような紺碧の空、懸命に咲き続ける桜花。美しい!
背景の水面には花筏とも見間違う白いきらめくが…
今では走る列車もなくなった廃線の鉄橋が寂しげに残る。
俺様が主役よ!とばかり存在を誇示するしだれ…残念ながらちょっと時期を外した。
遅きに失したとはいえ、それなりに楽しませる桜花の魅力がいっぱい!残っていた。
日本海に流れ下る悠久の大河が望まれる絶好のロケーション。
ここの水芭蕉はかなり天然に近い環境だ。
登山道の傍らにこんな可憐な奴が見られたら、疲れなど一瞬に吹き飛ぶ!
そして水中にも何処か頼りなさげに佇むように…
そして何より欠かせないのは、限りなく透明な流れだ!
周囲の荒れた原生林との対比は如何に感ずる?
数株が寄り添って、ずっと春の訪れを待っていた。
同じ水たまりに競うように咲き誇る。
俳人なら一句ひねり出しそうな風情だが、残念ながら朴念人にはなにも浮かばぬ。
「今年は暇だったなぁ!」と嘆く、雄大なスキー場が後ろに控えていた。
春爛漫、桜満開のこの時期だが、少しおへその曲がったオイラはまたも山野草。
広島の平野部は桜一色だが「人混みは避けよう」に従い?山野草鑑賞を選ぶ。
「幟旗を目指せばわかる」と言う不確実な情報を頼りにやってきた。
見つかってほっと一安心。
前回尋ねた場所とは異なり、こちらは今が盛りと咲き誇っている。
土中にも、水中にも…
白くて花弁と見違う炎包を纏った奴と、衣を脱ぎ棄てた花だけのものが混在している。
注意深く観察すると、様々な形が見えて飽きさせない。
傾斜地の流れに身を浸して心地よさそう!
それでも相当人手が入っているのではないかな?
儂も見てタモレと懸命に背伸びしているように感じたこの花は?。