もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

たけはら

2021年06月25日 | Weblog

安芸の小京都と称される、竹原市を久しぶりに訪れました。

 

市街地を俯瞰するとこの景色、小京都の雰囲気はありますね!

 

伝統的建物の保存地域はさながら、江戸時代へタイムスリップしたかのよう…

 

門々にこの光景が続きます。
東京オリンピック招致で「お・も・て・な・し」とやられて、この言葉は使いたくないが、住民の心が伝わってきます。

 

 

 

際立って大きな邸宅が何軒か散見されるが、すべて塩田で財を成した豪商の屋敷だそうだ。

 

その内の一軒が我々を見つけて、「いらっしゃい!」と中へ招じ入れてくれた。
心地よい風が吹き抜ける広間でしばしの休息。「ありがとう」

 

傾斜なりに伽藍を連ねたお寺がありました。
生憎の俄か雨を避けて暫しの雨宿り。
他愛のないおしゃべりに、ゆっくりと時間が流れていきます。

 

これは縫いぐるみではありません。
泰然自若、微動だもせず私たちを見送ってくれました。

 

路地の奥まった処にある酒蔵で、美味しいお蕎麦を頂きました。

吟醸酒が五臓六腑に染みわたり、至福のひとときです。

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菖蒲 2021

2021年06月20日 | Weblog

杜若に続いて菖蒲をご覧ください。

 

透き通るように淡い花びらが、私を見てと訴え掛ける。

 

多色が入り乱れた妖艶さが菖蒲の特徴かな?

 

花を上から見ると美しい株と、横からの風情が見所の品種があるようだ。

 

6枚の花弁を持つ変わった品種もある。

 

名画『杜若図』を思わせる群生。

 

花びらの中心に黄色の模様が、ショウブの特徴。

 

黄色は如何? とても地味に見える。

 

何時まで見ていても飽きない菖蒲でした。

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ピクニック

2021年06月19日 | Weblog

山野草の鑑賞スタイルも少々変化の兆しが見えてきた。
ボッチキャンプとやらの影響からか、長時間過ごされる方が多いように思う。

 

杜若は花弁が単色で、本当に潔い風情がいとおしい。
ここでは引き立て役に回ってもらった。

 

すがすがしさが感ぜられ、やはり野におくのが相応しい。

 

この様な長閑な高原を訪れるお客様はピクニックスタイル。
テーブル・椅子・バーナーなどを持ち込み、ゆっくりと爽やかな空気に浸る。
キャンンピングカーで宿泊する方もいるようだ。

 

一帯は、結構彩りも多彩で飽きさせない。

 

こちらは種保存のため、地域の皆さんが栽培?している。

 

これも杜若なのかな?

 

茅葺のままだったら、どんなに素晴らしいことだろう。

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杜若 2021

2021年06月18日 | Weblog

ウォーと叫びたくなるような鬱屈した日々が続く。

 

恒例、困った時の山野草詣で、陽光きらめく高原へで出掛けた。
泥沼にはまったような重苦しい世相を知る由もなく、草花は生き生きと輝いている。

 

『たてば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花 いずれが菖蒲 杜若』

落ち着いた青紫色の花弁中央に、すっと白い線が掃かれているのは杜若。

 

高原の湿地帯に自然な佇まいで残されている。

 

それぞれにそれなりの顔がある。
濡れたような花びらは妖艶さを漂わせて…

 

脇役者もそこかしこに、それとなく存在する。

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