もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

倭姫の旅をめぐるⅤ

2015年06月30日 | 歴史探歩

伊賀上野随一の売り物は、なんと言っても藤堂高虎の手になる伊賀上野城の石垣だが、今回のメインテーマ「倭姫の斎王群行」とは関係なしで、立ち寄ることなく通り過ぎた。

 

 伊賀の国2番目に斎王と関連のあるのが都美恵神社(つみえじんじゃ)。
 鳥居は明神型だし、拝殿・本殿も神明造りではない。「なんでだろう?」

 

 立派な伊勢神宮遙拝所脇の鳥居は、石造りの神明型であった。

 

 説明書きも読みやすく立派なので、皆さんもぜひお読みになって下さい。

 

 都美恵神社すぐ脇にある「垂水斎王頓宮」(斎王一行が宿泊する仮の御宮)が置かれた処。
 此処は380年間に31人の斎王が泊まったと云われている。

 

斎宮一行は大和から伊賀を経て、碑に刻まれている通り甲賀:滋賀県までやってきた。

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倭姫の旅をめぐるⅣ

2015年06月29日 | 歴史探歩

名張から伊賀に入り『倭姫命世記』によると、4年滞在した「穴穂宮(神戸神社)」を尋ねた。

 

 穴穂宮は只今遷宮の真っ最中、白木の地肌が神々しく見える。

 

 棟持ち柱も輝くばかりだが、社殿の建て替えは停滞している感じ、何かあったのだろうか?
 この地からは伊勢神宮に向けて、近くを流れる木津川産のアユが送り届けられたと云う。

 

 神社本殿内部に入らせて戴くのは、遷宮前の出雲大社以来。何年前だったかな?

 

 遷宮の為の替え地はないため、仮の本殿は拝殿の一画に建てられいる。

 

 倭姫御一行(斎王群行)は仮住まいに滞在されたようだが、跡をたどる我々はこんな立派なホテルに泊まる。

 

 精一杯のおもてなしを受けて「おやすみなさい!又明日よろしく!」です。

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倭姫の旅をめぐるⅢ

2015年06月28日 | 歴史探歩

倭姫の旅も大和の国を離れ、伊賀の国へとやってきました。

 

 伊賀と云えば即「忍者の里」が思い浮かびますが、このような趣のある神社があります。
 倭姫はこの地にも、天照大神の御霊を誘ってきています。

 

 宇流富志禰神社(うるふしねじんじゃ)は伊賀の国は名張市にあります。
  ここにも本殿脇に伊勢遥拝所がありました。

 

 そして倭姫の弟:大村大神を祀る大村神社へ足を延ばしました。
 境内には見事な参籠所(祭事の時氏子が籠る場所)が軒を連ねています。

 

 地震が起こらないよう守ってくれる要石が此処にも…
 今年大地震が起こらなければよいのですが、春には常陸の国で「香取神宮」「鹿島神宮」の要石を拝んでいます。

 

 念の為に要石脇の「ナマズ様」にも、鎮めの願を掛けて来ました。

 

 大村神社本殿は、桧皮葺きに千木と鰹木を備えた本格的なものです。

 

 そして最後に日本三大奇鐘に数えられる「虫食い鐘」も拝見。
 乳が無残に虫に食い荒らされているのです。

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倭姫の旅をめぐるⅡ

2015年06月27日 | 歴史探歩

天照大神の御霊を神に替ってお世話する斎宮、初代が豊鋤入姫命であり、これを継いだ二代の斎宮が「倭姫」であります。

 

 桧原神社に続いて斎宮が天照大神をお祀したのが、大和国の宇多秋宮=阿紀神社です。
 神社背後に拡がる阿騎野は、柿本人麿が詠んだ
  「ひむがしの 野にかぎろいの 立つ見えて かえりみすれば 月かたぶきぬ」で有名です。

 

 鬱蒼とした高天原への入り口、近年人が入ることが出来るよう整備されたようです。

 

 伊勢神宮と同じ形式の阿紀神社本殿。

 

 斎宮の旅した道をたどるこの歴史散歩会、お昼もちょっと素朴:地産地消のお弁当です。

 上の弁当の効能書きです。

 

続いて倭姫が訪れたのが「篠畑神社」です。荘厳な雰囲気が捉えられたでしょうか?

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倭姫の旅をめぐる

2015年06月26日 | 歴史探歩

江戸時代における“伊勢講”も顔負け、3泊4日のお伊勢参りを体験?何処へ行ったのでしょう。

 

 何らかの理由で高殿に祀られる、天皇家の祖先神:天照大神の御霊を、別の相応しい場所にお祀りしようと旅した、倭姫の足跡をたどる歴史探歩に参加しました。倭姫は第11代垂仁天皇の皇女です。
 旅は奈良“山の辺の道”にある「桧原神社」から始まります。

 

 

 前夜の雨に洗われて緑滴る青垣から旅は始まります。

 

 神代の時代の話は入り組んでいてややこしいですが、少し辛抱してお付き合いください。
日本書紀に「第10代崇神天皇の皇女:豊鋤入姫命は神の代わりとなって、天照大神の御霊を笠縫村に祀りました」とあり、この地にある桧原神社がその場所と伝えられています。

 

 桧原神社は大神神社の摂社でありますので、当然お社はありません。
 

 

 玉垣の前に立つこの説明を読んで理解してください。

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被爆電車特別運行プロジェクト

2015年06月20日 | Weblog

広島電鉄と中国放送のタイアップで始まったこのイベントに参加した。

 

 ネットで申し込んだらこんなに立派な乗車券が送られてきた。
 結構遊び心があって面白いぞ!

 

 少しは心躍るスタッフが迎えてくれるかと思ったけど…ちょっと当て外れじゃぁ!

 

 近くで熱い!大分県のイベントに負けているんじゃないか?

 

そうこうする内に被爆当時の色に塗られた、被爆電車が入線した。
最新型?の空調も装備した美しい車両が眼前に…

 

 背景はこれ!広島駅前再開発の真っ最中!
 もう少しすると広島駅前も化けるよ!

 

 色々あるがこの列車スタートしたよ!

 ここでちょっと失礼して明日から「伊勢神宮方面」へ出掛けるね!

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ささゆり

2015年06月19日 | Weblog

またこの花の咲く時期となりました。

 

とても繁殖性が弱いらしくめったに目にすることはありません。

 

 周囲には違う花々がはびこっています。でもこれはこれで一服の清涼剤。

 

 茎のわりに花が大きく自立するのが苦しそう、支柱が添えられています。
 

 この仲間は結構たくましいぞ!存在を誇示しています。

 

 葉の形が゛ささ"に似ているところから゛ささゆり"とはなんと単純な命名だこと。

 

「来年こそは旬を逃さないようにまた来るね」

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カープ列車のイラストを見て

2015年06月18日 | Weblog

広島駅へ入選してきたカープ列車を見て、交流戦を終えた時点での感想を述べる。
開幕前の評判は今いずこ?最下位でもがき苦しんでいる。

 

打率3割、本塁打30本、盗塁30個のトリプルスリーもと期待されたのに…
ソフトバンク戦で開眼したと思いたいがどうだろう?丸がんばれ!

 

守備では期待通りの働きだが打撃が全く頼りにならん、似合わんひげをそって出直したほうがいいよ!
菊・丸の期待がうつろに響く毎日です。

 

 まったく老け込んでしまって溌剌さが微塵もない。
あれこれ考えずに無心でバットを一振り!蘇ってほしい。

 

期待通り見事な「男気ぶり」他の投手が見習ってほしいものだ!

 

アナウンサーと結婚した。子供ができた。それでどうした。
まったく話題に上らなくなっちゃった。これでおしまいは早すぎるが…

 

ここまで最高殊勲選手の働きぶり、今年飛躍的に成長した。
この調子が続いている間に、他の選手が出てきてほしいものだ。

 

 コメントしたくない。エースなら結果を出さなきゃぁ

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久しぶりに外出

2015年06月17日 | Weblog

大腸検査結果が出るまで少し外出を控えていたが審判は下った。

 

 広島駅へ向かう芸備線の列車に飾られていたのがこのエムブレム。
 夜行で「急行ちどり」が松江、米子、鳥取へ出ていたのがつい昨日のことのようの思い出される!

 

 広島駅でもう一度カメラに納める。

 

 そしたら向かいのホームへこの列車が入ってきた。
 何をやっても裏目に出て浮上しきれないカープ、捲土重来は期待できるか?

摘出した検体を調べた結果は「経過観察」便利な日本語だね。
とりあえず行動に制限はないようなので、またぞろ少し羽根を伸ばそうかな?

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おとなび

2015年06月09日 | Weblog

“おとなび“って聞いたことあります? こいつ中々隅においておけないよ!
もっともこれはJR西日本を利用する人でなきゃ、知らなくて当たり前だけど…

 

 ポスターには伊藤蘭が登場、広島駅には巨大な看板も設置されている。
 資格は50歳以上だから、彼女も結構な年になっているんだね。

 

何が凄いって、なんと望みが40%割引になるんですよ! 色々細かい点で規制があるようだけど、うまく活用すれば強力な武器になりそうだね。
旅好き人間には有難いと思うよ!!!

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被爆70周年街歩き

2015年06月08日 | ボランティア

広島市企画の行事が計画されているので、コース確認のリハーサルを実施した。

 

 今回の企画は被爆建物なのでテーマが異なるが、魚に纏わる標識に目が往った。
 偏は象形で次第に文字化して行く状態か? 最終的に鰆(さわら)となった。

 

 雑魚場町(ざこばちょう)と読むのか? 昔の町名だろう。

 

 まち歩き時の「オアシス」市民交流プラザも下見した。

 

 コースの終点近く、爆心地近くに残された“被爆地蔵尊”

 某寺の一画にひっそりと佇んでいる。

このまち歩きは7月~9月の毎週日曜日開催します。よろしかったら参加して下さい。
10時50分~13時30分 広島駅南口 路面電車5番乗り場付近集合 会費:500円

広島駅 ⇒ 路面電車 ⇒ 八丁堀 ⇒ 福屋 ⇒ 本通り ⇒ アンデルセン ⇒ 袋町資料館 ⇒
 旧日本銀行 ⇒ 爆心地 ⇒ 原爆ドーム ⇒ レストハウス

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パソコンを廃棄

2015年06月07日 | Weblog

12年間も付き合ったXP仕様のパソコンを野辺の送りに出した。
この間一度も愚図ることも無く忠実に働いてくれた。
「ありがとう」と感謝の一言。

 

 パーソナルユースとしての1号機なので愛着もひとしおだが、時の移ろいには勝てずやむなく…
 行政では処分してくれないので、メーカー宛送り出さないといけない。
 パソコンと共に買い替えたプリンターの箱に埋葬した。

 黒の棺然として、最後の送りに相応しいと思った。

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庭木の剪定

2015年06月06日 | 持芳庭

我が家のお庭番が姿を消して早6年が過ぎた。
頼みもしないのにいきなり現れて、勝手にチャキチャキっとやっていたのだが、ある年から突然来なくなった。

 

 東南の角は良い風が入ってくる方向、金木犀とカイヅカイブキの間を抜けて幸せがやってくる。
 中央右寄りの樫は、畑と庭の境界だが…

 

 こちらが庭側だがこれと言った樹木はないが、盆栽の松竹梅から植えた松が結構大きくなった。
 紅葉もそこそこ楽しめるよ!

 爾来、主が老骨に鞭うって頑張っているのです!

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安佐市民病院

2015年06月05日 | Weblog

今回も迷わず大腸腫瘍の摘出手術は、安佐市民病院の門を叩いた。

 

 なんと言っても地元だし、前回胃がん手術の手際が良かったから当然の選択。
 広島市安佐北区の典型的な光景、右方高層ビルの先が我が家方向。
 入院中の安佐市民病院8階から南を望む。

 

 昨年土石流で70数人の命を奪った阿武山、北側も鋭くえぐり取られている。
 庶民の心が読めない広島市長は、安佐市民病院をこの山の右方へ移転すると云っている。
 羊腸の小径を進んで突き当り、盲腸の位置に建て替えると…人家も疎ら、交通アクセスもまったく悪くなると云うのに…

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腫瘍を摘出

2015年06月03日 | Weblog

胃がんの適出から3年目、今度は大腸に出来た腫瘍を内視鏡手術で摘出します。

 

 6/3朝からこの美味しそうな検査食のお世話になっています。
 分かりやすく説明しますと、大腸の内視鏡検査を5月に実施しましたが、その時摘出できなかった大きめのヤツを、改めて入院して取り出すと言う物です。

 

 湯を注いだり、レトルトパックを温めるなどして食べるものです。
 もちろんとてもまずい!

 

 朝食です。酷いもんでしょう?

うまく行けば1泊2日で帰ってこられます。是非そうであってほしい…。

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