畝傍山西南(ひつじさる)の位置に、並んで存在する二つの御陵があります。
第三代安寧天皇陵を参拝した後、元の道に戻るとこの標識があります。
二つの天皇陵を同時に示す標識は、ここまで出会わなかったと思います。
程なく陵をめぐるお濠と思われる場所に出てきました。
そして茂みの間から、紛れもない御陵が姿を折らわしました。
続けて二つの御陵を参拝できるのは、正直疲れた体にはありがたいことでした。
本来の参道入り口まで廻り込んで参拝します。
第四代懿徳天皇陵、欠史八代の内の一人です。
初代神武天皇から、第二代綏靖天皇、第三代安寧天皇、第四代懿徳天皇までの四御陵が、畝傍山を取り囲むように配されていました。
御陵前は、公園のように整然と整備されています。
御陵形式は山形とされていますが、自然の山そのものが色濃く残っています。
此処も真新しい鳥居が建てられていました。
第四代懿徳天皇御陵印です。
慎重に押したつもりですが、全く不出来な結果となってしまいました。