だんごもすすきも飾ることなく、何気なく眺めた空に名月が浮かぶ。イヤまだ登り始めの『薄暮の名月』である。
熱帯夜がやっと途切れたこの日、東の空に登るお月様である。これから一気に秋が深まり、山々は紅葉が深まる。
安佐北区(あさきたく:朝帰宅)の初秋の夕暮れです。
畝傍山を踏破した私たちは、百人一首の中で女性でありながら台付きで描かれる、持統天皇ゆかりの天の香具山に向かう。
途次田圃跡の水面一体に咲き乱れる儚げな花に出遭う。場所はあの薬師寺の元であった処…
花は「ほていあおい」だと云う。花の咲いていない水草としてよく見たが、こんなにたおやかな花を付けるとは… 皆さんご存知でしたか?
『萩桔梗 薄撫子女郎花 葛藤袴』
(はぎききょう すすきなでしこおみなえし くずふじばかま) これぞ七草
とうたわれる秋の七草にも絶滅危惧種が多いらしい。
桔梗は昔至る所に咲いていたが最近とんと姿を見なくなった。これも絶滅危惧種らしい。咲いている場所を仲々教えてもらえなくなった。さびしい限り…
たったの一輪ですが、じっくりご覧になってください それほどのものでもないか
9/9日は安芸高田町の歴史講座、旧吉田町の時から続く伝統の歴史講座である。来演の先生方もビッグネームが揃っており、広島市から参加の受講生も多く、いつも会場は満席である。
ことに本日は人気ダントツの三浦正幸教授の講座とあれば、早くからの満席が予測されるため、14時開演なのに我が家をナント12時に出発した。ちなみに会場までの所要時間は1時間足らずである。
13時前に会場到着したが、今日もすでに予測通りの面々が来場され前の席を占めていた。
講座のタイトルは「郡山城を復元する」であったが
先生の結論は「郡山城は当時最大級の山城であるが極めて低防備である」
最後に安芸地方の人は、「人柄が良く、おおらかなのですね」と結びました。
郡山城復元図をご覧下さい!