もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

国宝向上寺三重塔

2013年01月31日 | 歴史探歩

 昨年は何故か2回、尾道市瀬戸田にある向上寺を訪れている。
 広島県に残された、数少ない国宝の建造物を堪能した。

 

瀬戸内しまなみ海道の開通によって、利用者が激減した海路を使って参詣する。
予想されたとおり、三原港からの乗船客は、我々一行以外は一名のみ。

少々の登りに息を弾ませた処が山門。

 

 参道から振りかえってみる山門、古刹の風情が漂っていてお気に入り。

 

 本堂前から振り仰ぐと、そこに国宝三重塔が聳える。
 なんと!塔へ向かう階段の登り口に賽銭箱が設置されている。

 

 境内が狭いため塔の全貌は納め難く、標準レンズではこれが精一杯!
 この写真で各重に“華頭窓(火灯窓)”があることを、確認して見てほしい。
 一重は入り口の左右に(写真では片側のみ確認できる)、二・三重は中央に配されている。


 

 一重の桟唐戸と、左右に配置された華頭窓(火灯窓)が美しい。
 窓枠内に連子格子が嵌めてあり、古式の華頭窓が確認できる。
 この面から、禅宗様式の特徴がはっきりと見てとれる。

二重の華頭窓と思われる部分をアップで見ると、枠の内側に格子は無く、板面に華頭枠が取り付けられている。
更に左右には連子格子の窓が配されており、一重とは逆の造りとなっている。
このような窓を見るのははじめて…疑問が湧いた

この事を地元瀬戸田の“ボランティアガイドSさん”にお尋ねしたところ、この度明確な回答を頂いた。
皆さん!御存知でしたか?

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今年の冬は

2013年01月29日 | Weblog

本当に寒い今年の冬、雪も良く降ります。
こんな日は家に閉じこもりっきりかというと、そうではないんですね~

 

 毎度お馴染み、“持芳庭”の冠雪。1/28日、朝8時頃の景色です。
 広島、結構雪が積もるんです。

 

 踏み石がある処は温かいのだろう?雪の量が少ないのが分かります。
 この家の主人(足が短い)に、石の間隔は合わせています。

 

 持芳庭のシンボルツリー、バサッと雪が落ちて来ます。
 多分、8メートル位はあると思うんですけど…

 

 午後は観光ボランティアの会合で、広島市役所近くの会議場へ…
 これは1/28日、15持頃の広島市役所の前庭です。

 

 もう少し雪が残っていれば綺麗だったかな?

 

 とても寒い一日でした。
  会合もそこそこに…熱燗が待つ某所へ繰り出しました。

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現在の広島城

2013年01月28日 | ボランティア

今年初めての広島城ボランティア、二人目の孫が誕生したりして、何かとお忙しだった年末から新年にかけて…
やっと落ち着きを取り戻たのでし、そろそろ今年の“探歩三昧”を計画にかかろうかな?

 

 

 広島城お堀の水もとてもきれい!カモ達がゆうゆうと餌をついばんでいるが…
その位置から少し離れた場所に、1羽の異なる鳥が羽を休めている。

 

 

  遠くてはっきりしませんが、こいつは何者でしょうか?

 

 以前にもちょっとふれましたが、最近城内の“松の木”の剪定が抜群!
庭木剪定の業者が変わったのでしょうか?とても姿が良くなりました。

 

 太鼓櫓も多聞櫓も、それらしい雰囲気になっています。
松の木の剪定だけで、このようにお城の姿が変わるのです。

 

 お堀の水も、ほら!この通り、抜群の透明度です。

 

 少し心配なのが表御門前の石垣、だんだん隙間が拡がっていくように感じますが…

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原爆ドーム

2013年01月14日 | Weblog

 『はだしのゲン』の原作者:中沢啓治さんの訃報が新年早々伝えられましたので、今年初めて薄暮の原爆ドームを訪れました。

 

 時刻は17時~18時の間、無謀にも手持ちのままでの撮影でした。
 かじかむ手をぎこちなく使いながら、シャッターを押します。

 

 塀際に聳える欅がドームを破壊していくように見えます?
 でも四季を通じてこのアングルの原爆ドームが、戦争の悲惨さを一番切実に感じさせてくれます。

 

 北側電車通り方面から捉えてみました。
 遠来のお客様が最初に目にするのはこの姿でしょう?

 

 水銀灯に照らし出された姿に何を感じますか?

 

 成人の日を翌日に控えた三連休の中日、多くの若者がこの時間もドームを囲んでいました。
 気が付けば、問わず語りに何組かのグループに、簡単な説明をしていました。
 

 

 “負の遺産”そのものの姿が眼前に浮かびあがりました。
 思わず身震いをしてその場を離れました。

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我が町の香り

2013年01月11日 | Weblog

 氷点下の気温も報道される巳年のお正月、我が家の周辺から春を探しました。

 

 この時期の花として必ず登場するのがこの花、蝋梅と云うらしい。
 今にも花開かんとする風情!やはりほの温かさを伝えてくれます。

 

 近くにあって予ねて気になっていた神社がある。氏子の皆さんに伺うと“大歳神社”だと云う。
 「でも良く御覧になってください」、棟に掲げられている紋はどう見ても“梅鉢”です。
 大歳さんと天神さんが、一緒に祀られているのではないでしょうかね?

 

 神社裏手の山に分け入って見ました。
 これは何の実でしょうかね? 花の無い時期妙に目を惹きます。

 

 こんなものが放置されていました。巨大な“しいたけ”です。

 

 かわいいヤツも見つけました。シャッターを待って飛び立っていきました。
 なんともやさしい心遣いでした。

 

 地域の小学校の通用門脇にあるこれはなんでしょうか?
 私は“三尊石”と思いますが…

 久し振りに周囲の散策をしましたら、色々なものが目に飛び込んでしました。

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世界遺産:厳島神社

2013年01月01日 | Weblog

平成25年元旦、持芳庭は霜で真っ白!

 

 大晦日の雪景色に代わって、一面霜で苔を覆い尽くす。
 巳年を寿ぐように、冷え込みは半端ではありません。

 

 吉例、今年も初詣は国宝厳島神社です。
 昨年は400万人もの人が来島し、新記録を達成したようですが、年初から大盛況です。
 参道の鳥居手前から参詣客の列が並んでいます。

 

 国宝回廊に参詣客がぎっしり!
 床板は大丈夫なのでしょうか?下衆の勘繰りですが心配です。

 

 何時見てもこのアングルの回廊は最高です。
 平清盛は類稀な発想を持っていたのでしょう。

 

 厳島神社門前町のおもてなし。
 毎年、初詣の後は此処で、お蕎麦をお伴にお酒を一杯!
 年寄りの1年が始まります。

 

 鹿に代わってこんな奴が巣食っているらしいのです。

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