歩き遍路同志は互いを認め合い、ツアーや車での巡拝者となんとなく一線を画す。
道中は車道と異なる遍路道を辿るので当たり前だが、札所や遍路宿ではバスツアー巡拝者も歩き遍路も、同じ行動パターンである。それなのに・・・
06年の遍路中会話を交わした歩き遍路は30人以上になるが、ただ者ではないと感じた3人の方についてのコメントその1
①松山のⅠさん
3/6日昼過ぎから遍路開始まもなく、2番札所:極楽寺から一緒だったと思う。
スリムな体系に服装・装備がしっかりしており、一見アウトドアー派と感じた。
何に感心するといって、絶対に自分が計画した工程を毎日必ず実行すること。
特に牟岐から室戸まで1日47キロをつき合わされたのは参った。
②西宮のKさん
色白に眼鏡、典型的なまじめ日本人タイプ、ところが根性が半端じゃない。今思い起こすと出会いは、3/6日第1日目の宿「安楽寺宿坊」ではないかと思う。
とにかくこの手のタイプ(優等生形)は、ハナから合わないと決め込んでいるのでこちらからは近づかない。話し始めたのは遍路ころがし焼山寺を過ぎて、すぐの宿鍋岩荘でのことか?
35日で結願したいと言っており、最初から全工程宿泊場所も決めていたのにはビックリ! そして計画達成の為には頼りない人の話を良く聞き、良かれと思えば何にでもトライするところが凄い。
③常陸の国人:Hさん
この男第一印象は「たまねぎ」、顔形からの連想か?今でもこの感じは消えない。
とにかく腹の立つ話し方、人を小馬鹿にした態度。例えば皆が悩む遍路用の靴は千円のバーゲン品で十分とか? 健脚の皆さんが明日はそんな近くに御泊りですか等、まったく可愛げが無い…でも時間の経過と共に味が出てくるだなぁ
この3人についてはいずれ又続きを