これと言って手入れをしないのに、花たちは勝手に楽しませてくれるのです。
葉の若緑と小粒の白い花が、命一杯に拡がる満天星つつじです。
秋の紅葉も楽しめて、一人二役の優れものです。
灯篭脇に楚々と控えめなつつじ、純白ってところが何故か希少価値感満載でいじらしい。
街路樹として何処でも見られる奴ですが、開き始めの蕾が雨に濡れて・・・
これなんだかわかりますか?
ボタンの蕾ですよ!
開花しました! これから一気に大輪(2倍以上に)へと変化していきます。
下にも一輪花があります。
めりっ メリッ と音がするように、見る間に花開いていきますよ!
牡丹=富貴とも言われる百花の王、妖艶としか表現できませんね。
松の新芽と花も伸びてきました。
50年前にお正月の鉢植えから、庭に下した松が立派に育ちました。
これから「みどり摘み」の時期に入ります。
葉の先端に「松の露」が・・・
半分廃墟の如き荒れた庭に、彩を添えんと毎年懸命に咲き続けます。
乙女椿も今が盛りです。
蕊を持たない品種なので、子孫繁栄につながりません。
雨の持芳庭、初夏の一幕でした。