もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

備北丘陵 彩る花

2020年06月24日 | Weblog

何がウリともいえない「備北丘陵公園」だが、たまにふらっと尋ねたくなるから不思議。

 

数ある植生に埋もれそうになりながら懸命に顔をだす桔梗。
昔はどこでも見られたものだが、最近は絶滅危惧種に近い?

 

そしててここにも睡蓮が…

 

民家の軒先に一株、これはホタルブクロか?

 

睡蓮も疎らに咲いていると一段と風情があるね!

 

花も恥じらう乙女らしさが…淡い紅色が可憐。

 

竹筏が舞台造りに一役買っている。

 

座敷から額縁画風に切り取ってみた。
硝子障子からのショットが良かったかな?

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備北丘陵 菖蒲

2020年06月22日 | Weblog

「いずれがあやめ、かきつばた」という、美人に例える言葉があるが…

 

妖艶な美しさは菖蒲であろう。
何気ないような花弁でも、妖しい模様がそれとなく描かれている。

 

一輪だけ眺めても、あでやかさは半端ではない。

 

そうかといってこれなどは、清純ともいえる爽やかである。

 

水際に群生するのも、まさに一服の名画。

 

菖蒲には「熊本系」と「江戸系」があると聞いたことがある。
どちらか一方が「上から眺めると華麗」で、残る一方は「横から愛でると趣がある」だったが…

 

腰をかがめて目線を下げてみれば、こちらも一興。

 

この眺めを独り占めとは、なんとも至福のひととき。

 

お殿様になった気分で上から見下ろす。
誠に艶やかの一語。

 

「上から見下ろす」ではなく「座敷から楽しむ」のがこのアングルかな?

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備北丘陵 あじさい

2020年06月20日 | Weblog

散り際が潔くないので、あまり好きになれないこのはなだったが…

 

今年この色を目の当たりにした時、ハッと胸を打つものを感じた。
白と言うか、何と言うか、相応しい言葉が見つからない透明度。

 

見上げるアングルからは、陽光が透けた感じでさらに透明度を増す。

 

そしてこちらは品種が異なるのか、素朴感いっぱい。

 

鬱蒼とした雑木林を背景に、華麗さを誇る。

 

あじさいとは思えぬ、疎らに咲く姿がかえって存在感を増している。

 

懸崖状に咲くのも一興。

 

これはどう見ても山野草の風情!

 

瑞々しさを際立たせるこれは何色と表現すればよいのか!秀逸。

なぜかこの地には、赤系統の花が見られなかった。
俗に言われる「アルカリ性土壌」ではないせいかな?

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備北丘陵 ささゆり

2020年06月18日 | Weblog

今年も「ささゆり」の便りが届いたので、タイミングよく飛び出す。

 

例年この時期は、首を突っ込んでいる観光ガイドが春の繁忙期で、時機を失することが多かった。
今年はナント?粋のよさそうな「つぼみ」のヤツを捉える。

 

隣のつぼみを従えたかの如く、薫風に匂い立つ一輪に出会う。

 

ささゆりの由来は、笹の如き幹の先端部分に予想外の大輪の花が開く、ことからきている。
まさに開花直前、薄紅色のつぼみが…

 

うつむき加減に開くので、ローアングルで狙う。
しかし、最近年のせいかこのアングルでの撮影が苦しい。

 

二輪寄り添うやつもあるが厳しく立ち入り制限されているので、理想のアングルは望むべくもない

 

雑草の中で健気に育っているがなにせ絶滅危惧種、係の方が支え棒を配置するなど
懸命な保護活動が進められている。

 

そしてトライアングルを形成する、人気一番はこれです。

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アベノマスク

2020年06月16日 | Weblog

ようやくポストに届きました。

 

6月15日、配布宣言から2か月半後は日本全国最遅に近いのかな?

 

流行りの寄付も考えたが、傘の年間近が気取ることもないと思い直し「非常持ち出し」に保管した。
洗濯して複数回使用可能に期待してのことです。

 

これを機会に、非常持ち出しの中身をチェックしたところ、ビスコが賞味期限切れ近いので入れ替える。
アベノマスクのお陰で、タイミングよく入れ替えが出来た。感謝!

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極楽寺

2020年06月14日 | Weblog

標高700m頂上付近に立つ廿日市市の極楽寺。

 

参道入り口には修行中、若き日の弘法大師像が迎えてくれる。

山岳信仰の真言宗らしい処に開かれている。

 

梅雨の晴れ間と思ってやってきたが一面深い霧に覆われて、深山幽谷の趣が…

ご多分に漏れず、この地も行基の開基と伝わる。

 

入山口にはまたもこの張り紙「熊に注意」である。

 

深い霧の中から、それらしい建物が姿を現す。
周囲に人影はなく、ほっと安堵の吐息をもらす。

 

荘厳な感じの本堂に参詣、般若心経を唱える。

 

境内対角線の位置には、裳階付きの大仏殿?が霞んでいる。

丈六の阿弥陀如来坐像が安置されていた。

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睡蓮

2020年06月12日 | Weblog

羊腸の小径を縫って、標高700m強の高地にある睡蓮を目指す。

 

目的地について目に飛び込んできたのがこの光景。
湖面いっぱい睡蓮が繁茂している。

 

予想したより睡蓮の数が多く一寸たじろぐ。
一言で言ってあまり美しくない景観が広がっているのだ。

 

それでも気を取り直して、ファインダーを覗く。

 

水そのものは澄んでいて鯉も泳ぐが、なんとなく湖面全体の汚れた雰囲気が残念。

 

個はそれぞれに輝いているのだけれど…

 

引いた絵はこれ! やっぱり株が多すぎるのだろう?

 

白が8割で紅が2割位か?

 

梅雨の最中、曇天での睡蓮たち。

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八幡湿原Ⅲ

2020年06月06日 | Weblog

湿原も昨今の異常気象は堪えるのか、次第に環境が悪化していくようだ!

 

ご当地時自慢のカキツバタも、自生は次第に減ってきているようだ。

 

そこで廃田跡地に集中的に栽培?されている杜若の群。

 

もっと栽培状況がはっきりとわかるのが此処。

 

ここまで紫一色だと、さすがにちょっと興ざめです。

 

ほんの数株でしたが白いのが頑張っていた…

 

でも農家からしたら、雑草だらけの廃田よりこちらの景色の方が気が休まるでしょう。

 

広島県最大級の豪雪地帯に生き残る「八幡湿原」

背後には数基のリフトを備えた本格的なスキー場が存在します。

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八幡湿原Ⅱ

2020年06月04日 | Weblog

広島県北の豪雪地帯、雪解け水が伏流水となって湿原を生み出す。…本当かな?

 

今日、お目当てのカキツバタがちらほらと見える処に来た。

 

他の水草と競うが如く、先端に濃紫色の花弁を開く。

 

光線の当たり具合により微妙に色が変化して、見飽きることがない。

 

飾り気がなく、透き通るような単色が清々しい。

 

灌木の影がカキツバタの群れに微妙な陰影を宿す。

 

紫に交じって、彩を添える黄色の植物は何という花でしょうか?

 

圧倒的な存在感を見せる紫、低いアングルで中々の迫力です。

 

初夏の日差しを程よく遮ぎる灌木のお陰で湿原は保持されます。

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八幡湿原

2020年06月03日 | Weblog

特に自然愛好家でもないが、三蜜を避けるとどうしても行く先はこうなってしまう。

 

広島県はある意味で、日本の縮図だと言われている。
そこには日本中の特徴が、凝縮されていると言うことらしい?

初夏の「尾瀬沼」を思わせる光景が広がっています。頬をなぜる風もさわやかです。

 

遠目に見れば何の変哲もない雑草原に見えるが、一歩足を踏み入れると…

 

何処からとなく湧き出でた水が、足下をゆったり流れている。

 

そして草原と思える処も、目を凝らせばこの通りです。

 

そして寄り添うように、同じような植物が群生している。

同じようなお湿りを求めているんだね。

 

水量が豊富な場所には、比較的葉が大きな植物が生育しているように感ずる。

 

此処にも一族が競うように…

 

こちらは一株が巨大な塊となって存在を誇示。

 

散策に夢中になって遠くまで来てしまった。

そこには「ぎょっと」する注意書きがあった。広島県も自然が豊かだね!

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広島市緑化センターⅡ

2020年06月01日 | Weblog

広島市の街中に位置するのに結構「人里離れた感」があります。

 

お馴染みのシダ類かと思いますが、葉が横に靡いた感じに伸びて不思議。

 

中国山地の高所でよく見かける花だと思うが、此処でも怪しい雰囲気を醸し出している。
「ギンリョウソウ」と言うらしいが、不気味さにたじろいだかピンボケになってしまった。

 

これはエビネと言う蘭の一種。

 

よく似た花木があちらこちら咲いているが、色や形が微妙に異なる。
名前は知らない。

 

上の花とよく似ているが、こちらは懸崖(しだれ)状に咲いている。

 

園内は一円鬱蒼とした樹木に囲まれているが、わずかな空間から望まれる景色。

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