もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

国宝太山寺

2014年05月29日 | 落合郷土史

今回の松山歴史探訪は、国宝本堂を持つ52番札所太山寺が最後の訪問地

 

山門の木組みは結構手の込んだもので、大仏様の木鼻や彫刻を施された蛙股など多彩。
歩き遍路が奉納したと思われる一足の大わらじも…

 

 桁行7間、梁間9間の堂々たる本堂は国宝。四国札所有数の荘厳さ。

 

 このお寺で意外なものを発見!地獄絵図である。
 閻魔様の両脇に司録と司命、三途の川岸に脱衣婆、三途の渡し船まで…オールスターキャストだ!

 

 こちらは百鬼夜行のまさに地獄、額の外から覗く鬼?たちのユーモラスな顔で救われる。

 

 一転!こちらは阿弥陀来迎図か? 救いに現れる25菩薩が丁寧に描かれている。

 

 年老いた歩き遍路が本堂脇でお経を唱えていた。
 本堂正面を傍若無人な観光客に譲り、脇で静かに読経中。

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松山城

2014年05月28日 | 落合郷土史

道後の湯と美味しいお酒でゆるみきった身体で、江戸時代の天守が残る松山城へ…

 

 標高130メートルの城山(勝山)に築城された松山城、現存天守を持つ本格的な平山城。
 近世になって修復された部分も多いが、完全なる形で現存する数少ないお城である。

 ロープウェーかリフトのいずれかを利用し8合目まで、そこから徒歩15分程度でこの景色が…

 

 観光客が引きも切らずで、待つこと数分やっとこの光景を納める。

 

 大手口の隠し御門、大手口に並んで二つの門があり、奥側の門は引っ込んで作られ敵方の目には入らない位置にある。

 

下見板張りの天守閣は、入母屋破風、千鳥破風、唐破風を備えているが、屋根の勾配も無く質素な感じ。
山上の狭い場所に、ぎっしり建て屋が並んでいる。

 

 連結式城郭に囲まれた虎口ではなく、この場所はなんと呼称するのだろう?
 とても華麗とは言い難い、瓦と固める漆喰。

 

 石垣の勾配は浅いが、実践的に?連なる“石落とし”を配している。

 

 失敗した矢穴を残す石を、正面の一番目立つ部分に使用している。
 石工の余裕か、ユーモァーか…

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松山あれこれ

2014年05月27日 | 落合郷土史

松山の町中で気が付いたヤツを納めた。

 

 異様に唇を強調した“姫だるま”は何を意味するのでしょう。

 

 

 更に目つきの怪しい“夫婦だるま”もいて、なんとも不気味な雰囲気が漂う。

 

 更に元城主:加藤嘉明まで、ゆるキャラに仕立て上げ、なんと“よしあきくん”とネーミング。

 

 こちらの古典的な像は、「坂の上の雲」から秋山好古

 

 海軍で大活躍の秋山真之の方は胸像。
 本当は立像を作りたかったらしいのだが、適当なモデルが無かったらしい?

 

 松山城から燭光が射している。天女まで舞っていて神々しい?

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道後温泉からくり時計

2014年05月26日 | 落合郷土史

朝8時、道後温泉駅前広場の時計塔が動き始めました。

 とは云うものの事前調査不足、ウィークデーのこの日は午前7時:動きませんでした。
 何時もはこの姿で時を刻みます。

 

 午前8時まずはマドンナが登場し、教頭も続きます。
 時計塔の三階が伸びて、道後温泉の太鼓が現れました。
 本当のところ今一度「ぼっちゃん」を読み直さないと、ストーリーが思い出せません。

 

 続いて地下部分が姿を現し始めました。

 

 完全に全場面が展開された状況です。
 写真を撮るのに夢中で、何の音楽が掛かっていたのか覚えていません。

 

 このような古めかしい仕掛けも本当に楽しいものです。
 “広島そごう”前にも、からくり時計がありましたが、現在は動いていませんね?

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道後温泉Ⅱ

2014年05月25日 | 落合郷土史

旅先での朝は自然と早起きになる。
前夜美味しいお酒をしこたまいただいて、早寝をするから当然のことだね。

 

 道後温泉街に宿を取ったものの特権として、新鮮な?朝湯を頂けることになる。
 聞くところによると、伝統的なこの建物は近く建て替えられると云うことだが…

 


 道後温泉駅の前にある足湯、湯釜から温泉が湧きだす本格派である。
 早朝にもかかわらず、多くの人が満足そうに湯かっていた。

 

 今にもマドンナや赤シャツが登場しそうな雰囲気の道後温泉駅。

 

 道後温泉駅構内にスタンバイしている“坊っちゃん列車”

 

 目を凝らして探さないと見逃してしまう程小さい、遍路道の案内シール。
アーケード商店街の入り口に、お情けで貼ってある感じ。

 歩き遍路は道後温泉の有難いお客ではないと言うことか?

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道後温泉

2014年05月23日 | 落合郷土史

このブログをご覧の皆様には釈迦に説法かと思いますが、おさらいの意味で一言。

 

 ウィークデーなのに、引きも切らない信者達が上げる線香の煙。
 この香を有難く体に籠めるお年寄り、石手寺の境内での一こまです。

 

 線香を上げる時の作法として、他人が灯した灯明の火を借りてはいけません。
 火付けの用意が無い時は、お寺が用意してくれたこの火を借りて、線香に火を付けます。

 

 線香の煙が三重塔の周りに絡まって、古寺の雰囲気が漂います。

 

 鐘を撞く場合にも気を付けたい事があります。
 それは必ずお参りをする前に鐘撞き堂に立ち寄り、一礼した後静かに撞きましょう。

 

 松山に来たならお泊まりは、ぼっちゃんの湯で有名な道後温泉でしょう。
 泊まったホテルの“おもてなし”その一です。

 

 エレベーター前にも、馥郁たる香りが漂います。

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石手寺

2014年05月22日 | 落合郷土史

落合郷土史研究会の研修旅行は松山:道後温泉。

 

 松山と云えば、何と言っても51番札所の石手寺。

 

 境内背後の山には、お大師様のお姿が…

 

 本堂前には、巨大な法具:五鈷杵があります。

 

 この燈篭は何なのでしょうか?

 

 水子供養像もあります。

 この風情はどんなもんでしょう?

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初夏の広島城

2014年05月19日 | ボランティア

此処広島城もボランティア活動の場所、最近は歴史に興味を持つ女性客も多い。

 

 斜め右方向から朝の陽光が差し始めた天守閣を、緑の間から狙った。

 

 さらに近づいて、やや仰ぎ見る角度からの天守閣。
 下見板張りが黒っぽく見えて、荘厳さが漂う。

 

 都会の真ん中に、このような緑滴る光景が広がっています。
 散歩がてら皆さんも是非お立ち寄り下さい。

 

 悠々と飛翔しているヤツは“とんび”だろうか? 浅野家の家紋である“鷹”だと思いたいが…
 お堀に映る逆さ天守閣もフレームに取り込んで、欲張りな一枚掲載します。

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緑滴る広島平和公園

2014年05月14日 | ボランティア

四季を問わず広島平和公園を訪れるお客様は数多い。

 

 初夏の日差しを一杯に浴びて公園内は緑一色!
 桜の若葉をフレームに取り入れようとしたら、あらら?世界遺産原爆ドームが…

 

 異なった角度から近付いてみると、意外に静かな原爆慰霊碑の佇まいがある。

 

 引き取り手の無い犠牲者の遺骨が眠る原爆死没者供養塔。
 此処にも緑が溢れています。

 

 多くの青少年たちがセレモニーを取り行う、原爆の子の像。
 

 

 今年も此処でボランティア活動を続けています。

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