もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

佐久間ダム

2020年01月06日 | ダムカード

世紀の大事業と喧伝されたが、完成された姿を改めてみれば…

 

暴れ天龍を一発で鎮めてしまった佐久間ダム。
10年かかっても完成しないと言われた大事業だったが、たった3年で完成させたと言う。

 

極めてシンプルな構造で秋葉ダムと相似形に見えた。
“シンプル イズ ベスト” 電源開発の神髄ここにありか?

 

両側に山が迫り、川幅はわずかこの程。
「ここにダムを造りなさい」と自然が呼んでいるようだ。

 

堰堤もこの程度で、何処にでもあるダムそのもの。

 

ダム湖もコンパクトに見えるが、貯水量が巨大と言うことは水深が深いと言うことか?

 

水車発電機の羽根が展示されている。これも珍しいよね!

ダム記号はここも PP Jパワーの発電所は徹底している。

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水窪ダム

2020年01月05日 | ダムカード

秋葉ダムから天竜川を車で遡ること1時間、水窪ダムの堰堤に着く。
流れは暴れ天竜川の支流の水窪川のさらに支流の流れ…

 

裾広がりの堰堤が特徴の「ロックヒィルダム」だ。

 

積上げられた石は極めて荒く、野面積の石垣状だ。

 

低い堰堤の割に、貯水湖は広々としている。
これは湖底に沈んだ家が多そう。

 

堰堤上には「ヘリポート」もあった。

 

このダムでも殉職者には手厚いフォローがされている。

 

ロックヒィルダムの特徴の一つか、ゲート類は非常に簡単なもの。

 

湖底に沈んだ集落の有様が、リアルな絵によって残されている。
やはり多くのお家が湖底に沈んだのだ。

 

下流から臨む堰堤は華奢に見えるがこの地方特有の粘土の高い土が堰堤の中に込められており、ダムを強固にしているとのこと。
ここでも使用目的は:P 発電のみとされている。

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秋葉ダム

2019年12月31日 | ダムカード

我が故郷、浜松の母なる天竜川を遡ると三つのダムに行き着く。

 

最下流に位置するのが秋葉ダム。
ダムの左岸側、山腹に火防の神を祀る「秋葉神社」があることから命名された。
それにしてもこの表示、なんとかならない。ペンキは剥げているし、てんりゅう川=天竜川だろう?

 

秋葉ダム案内図、なんか変だなぁ? 何を、誰を案内する図なんだろう。

 

子供の頃(中学時代)見た時はその壮大さにびっくりしたものだが、この程度のものだったか。

 

工事中殉職された方々の碑、さすがJパワー手厚く…

 

佐久間ダムの調整ダムと言うことで、天竜川の水を有効に利用している。
そのせいかダム脇に変電所が併設されているのは珍しい。

 

昭和30年代のダムだけあってシンプルな外観。

ダム記号:P 発電だけ??? 説明には三方原用水として、水道、農業用に利用されているとなっているが…

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宮ケ瀬ダム

2019年04月23日 | ダムカード

「春の房総・神奈川探歩三昧」の締めくくりは、まるで遊園地のような宮ケ瀬ダムです。

 

都会の公園の如く徹底的に整備されたダムサイト。

 

堰堤を遠望する限り、何の変哲もない重力式ダムそのものです。

 

「ぬっヌッ…」堰堤脇を、ケーブルカー様の物が下ってきます。

 

そして、ナント!中央付近で離合しているのです。
これは完全に遊園地の乗り物だな!

 

堰堤の幅も半端ではありません!人影と比べてください。
オイラが眼にしたダムの中で最大の幅を持った、巨大ダムでした。

 

貯水量もたっぷり、彼方までみはるかすダム湖が続いています。

 

予測通り、完全に遊園地の趣でした。

 

自然石を配したお洒落な「宮ケ瀬ダム」の表示でした。

 

膨大な水がめに対して排水路を極めてコンパクト、細い川を最大限に活用しているのでしょう。
この日受付の女性はことのほか上機嫌で、天皇在位30周年記念ダムカードも併せてくれました。

宮ケ瀬ダム形式:G 利用目的:F・N・W・P

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小里川ダムⅢ

2017年06月16日 | ダムカード

これまで見学したダムとは一線を画すロケーションにあるのです。

 

観光用水車があり、隣接して道の駅があり、そして吊り橋を渡ればダムがあるのです。

 

堰堤上から下を覗くと、左右にドーム状の部分が見えますが、此処にも立ち入ることが出来ます。
放流時期に行けば、直下に迫力の光景が広がるのでしょう。
ドームはダムの丁度中間の高さに位置しています

 

この姿を瞼にしっかりと焼き付けました。

 

堰堤内は14.3度、この日の外気温は28度でした。

 

今回は瑞浪駅からタクシー利用を覚悟していましたが、多治見在住Ⅿさんに甘えて車で案内していただきました。
その夜は、Ⅿさんが入り浸る多治見一の「飲み処」でカンパーイ!

 

翌朝朝8時過ぎの多治見はすでに23度以上、後方が1泊したホテルです。
さすが気温日本一を誇った多治見、アナログ温度表示もあります。

 

ダム形式:G 重力式コンクリートダム

目的記号:FNP F:洪水調節、N:正常な流水維持、P:発電

芸術的な建築物を思わせる小里川ダムでした。国土交通省もやるときはやります。

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小里川ダムⅡ

2017年06月15日 | ダムカード

梅雨入りころのダム水位は最小限にしているのかな?

 

梅雨入り宣言が出されて数日過ぎたが雨が全く降らず、異常とも思える低水位の小里川ダム湖。

 

管理事務所横から見た堰堤がこの姿、特段変わったようには見えませんが…

 

でも少し立ち位置を変えてみればこの通り、周囲を森に囲まれた ヨーロッパ古城の雰囲気。

 

常時解放されているエレベータ(これも珍しい)で、堰堤下に降りてみれば圧巻!

 

1本の円柱?を下から覗いてみると、このような景色になっている。
これは構造物の一部であるとしても、強く外観を意識したことが読み取れるのではないか。

 

小里川は三河、美濃、尾張の三国を分ける標高:777mの天瀑山に源を発する。
やがて土岐川に合流し、最後は庄内川となって太平洋にそそぐが、此処ではこんな細い流れである。

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小里川ダム

2017年06月13日 | ダムカード

ダム巡りも病が昂じて、ついに岐阜県瑞浪市まで遠征してきました。

 

中央本線瑞浪駅から車で20分ほどの位置にある小里川ダム、タクシー利用を考えていましたが…
多治見在住のⅯさんが、車で案内してくださるとの申し出に甘えました


地元の皆さんには、この巨大な水車(日本一の大きさとも…)のある道の駅で知れているようです。

 

水車のある広場で雑草刈をされているお母さん、藁の日除けで暑さ対策をしています。
昔この付近には小さな水車を利用した発電所があったようです。

 

当時の可愛いい水車発電機が展示されています。

 

しかしこの地域にも、昭和47年大水害が発生したそうで、この対策にダムが計画されました。
全国的にも珍しく常時ダムの堰堤下まで、エレベーターを利用しての見学が可能です。

国土交通省、此処では太っ腹です。

 

ダム湖側から見た堰堤は、特徴のある姿ではありませんが…

 

この航空写真看板を見てください。白い縞のように見える場所は全て?ゴルフ場です。

こんな場所にユニークな姿をした、人気のダムが造られました。

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厚東川ダム

2017年04月27日 | ダムカード

ダム探訪の楽しみは、山あくまで高く、谷どこまでも深し、を訪ねるわくわく感が第一だが…

 

豊かな自然に土足で踏み込んで、無理やり人口構造物を嵌め込む、理不尽さにも興奮する。

 

第二次世界大戦前の1940年に計画され、一時中断を経て1950年以降に作られたこのダムは、本当に年輪を感ずる。

 

堰堤のコンクリートが歴史の古さを物語り、直線的な堰堤に対比する柔らかな曲線ゲートが秀逸。
ラジアル式クレストゲートと言うが、その役目は非常時の排水門である。

 

下流側から見れば限りなく美しいクレストゲートも、ダム湖側から見れば何の変哲もない水門だ!

 

紀元2500年に計画されて、今に威容を誇る厚東川ダム。必見の価値あり!
ダム湖は限りなく壮大!

 

クレストゲートから放流されるシーンを目の当たりに見たいものだ!

ダム形式G:重力式コンクリートダム

目的FNWIP  F:洪水調節、N:流量維持、W:水道用水、I:工業用水、P:発電

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末武川ダム

2017年04月21日 | ダムカード

山口県下松市にあるちょっとユニークな場所にあるダム。

 

この景色からは想像もつかない、生活圏の真ん中にあるダム。
堰堤上や周辺にある多目的広場には、多くのウォーキング中の人影が見られる。

 

きれいに整備された公園の中心にダム湖が拡がっている。

 

多目的広場から見るダム湖、緩やかな傾斜で積まれたロックヒル堰堤は優雅。
湖岸まで歩いても平気な角度。

 

堰堤上部も幅が広く、公園内の遊歩道の雰囲気。

 

下流側も緩やかな角度で石が積み重ねられているが、さすがに川底までの谷は深い。
山肌に見える階段状の岩石採掘跡、ここから堰堤用の岩が切り出された。

 

ダム形式 R:ロックヒルダム

目的記号:FNWIP F:洪水調節、N:流水機能維持、W:水道用水、I:工業用水、P:発電

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水越ダム

2017年04月13日 | ダムカード

これまで尋ねた中で最も小さくかわいらしいのがこのダム。

 

道路脇に突如現れた赤いゲート、ラッキーなことに放水中。
車の窓をあければ、それでも「ゴォー」と水音が… これが快感!!!

 

入口もこんな感じ、とてもダムがあるとは思えない。

 

まったく国土交通省が管理しているとは信じられない、さながら町工場の建屋を見ているようです。

 

ダム湖だってこの通り、これでは溜池と間違われそう。

 

小柄なダムが精一杯見栄を張って、満々たる水量?を放水していました。

 

形式G:重力式コンクリートダム

目的P:発電 

単一目的のダムも水越が初めてなら、「発電カード」なる物を頂いたのも初めてでした。

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平瀬ダム

2017年04月12日 | ダムカード

山口のダム巡りを久し振りに再開します。

 

余程反対運動が激しかったのか、それとも住民の期待が大きいのか?
建設中にも「ダムカード」が配付されている。
建設事務所の応接もとても親切。やっぱり前者かな?と思ってしまう、ひねくれもののオイラでした。

 

更に建設現場が俯瞰できる場所への道路整備と道案内も出来ていました。

 

満々と水を湛えたダムを見下ろしてみたいものです。
流れが細いわりに巨大なダム堰堤が築かれます。

 

形式:重力式コンクリートダム

目的:FNWP F:洪水調節、N:流水維持、W:水道用水、P:発電

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生見川ダム

2017年03月02日 | ダムカード

広島県のダムを制覇したので、次はお隣の山口県を攻めています。

 

生見川(いきみがわ)と読むそうです。
山口県東部、広島県境近くを流れる「錦川水系」のダム。

 

何の変哲もないまさに「ザダム」の雰囲気です。

 

両側から切り立った山が迫り、これ以上望むべくもない絶好の立地条件です。

 

春の雨を満々と湛えています。

 

ダム形式:G=重力式コンクリートダム

ダム記号は:FNAIP F:洪水調節、N:流水機能維持、A:灌漑用水、I:工業用水、P:発電

本当の多目的ダムと言えます。

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黒杭川ダム

2017年02月15日 | ダムカード

柳井市中心部から、車で20分ほどの場所にダムが現れる。

 

細い流れを巧みに堰き止めてダムを造ったようだ。

 

黒杭川ダムの案内がある場所が、俗に下流ダム。
この意味は後段で説明します。

 

本当に細い流れだが、集中豪雨に備えて治水が必要なのだろう?

 

下流ダムの上流1キロほどの場所に、この堰堤が築かれていた。
すなわち上流ダムである。

 

上流ダムの放流水を、直下の下流ダムがまた貯水するという「二段ダム」になっている。

 

図の通りひょうたん型?に二つのダムが造られていた。タンデム型とでもいうのかな?
こんなダムは初めてみた!身近にいろんなものが存在するんだね!

 

ダム形式はFN f:洪水調節 N:水の正常な機能維持です。

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屋代ダム

2017年02月11日 | ダムカード

ダム探訪にとって冬は強敵、特に今年はゲリラ大雪で山間部のダムは「くわばらくわばら…」
でも広島から見れば、ほぼ真南にある周防大島なら積雪の心配はなし!

 

周防大島の中心部にほど近くに、壮大な石積みの堰堤が現れた。
ロックフィルダムに間違いなかろう。

 

なだらかな山脈に囲まれて、穏やかな湖面が姿を現す。屋代ダムだ!

 

堰堤手すりに描かれたこれは、鯉?鮒?

 

そしてこちらは白鳥?雉?
説明版がないと何もわからない? ネイチャー音痴のオイラでした。

 

ロックフィルダムと言っても、石垣の様にきれいに積まれた堰堤が素晴らしい。
公園として整備されていて、町民憩いの場所となっている。

ダム記号はFN F:洪水調整 N:その他目的

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福富ダム

2016年07月23日 | ダムカード

国土交通省のダムカードが発行されている広島のダムで、周辺の景色に一番溶け込んでいるのがこの福富ダム。

 

堰堤からのこの眺めが秀逸!山脈、二重橋、道の駅、網場、アオコ除去施設。
ダム機能と自然が一体となって、調和の取れた景観をなしている。

 

堰堤そのものは何の変哲もない、一直線に架設された「重力式コンクリートダム」です。

 

水を貯めて有効に利用するのがダムの目的でしょうが、適切な放流も河川流域を守る大切な役目です。

 

現在電力利用のため、発電設備が建設中でした。
今日も適切量の放流がされています。

 

広島空港へ繋がる道路橋が、クロボヤ湖格好のアクセントになっている。
ダム近くの「クロボヤ峡」はシャクナゲの群生地、此処からダム湖は「クロボヤ湖」と命名された。

 

目的記号はF:洪水調節、N:不特定用水、W:上水道だが、近々P:発電が加わる

 

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