もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

折鶴タワー

2017年07月31日 | Weblog

広島平和記念公園脇にオープンした「折鶴タワー」縁あって、観覧の機会を得られた。

 

いきなり最上階の展望デッキへ案内される。
一陣の涼風が吹き抜け、地上の猛暑を忘れさせてくれる。

 

体験したことのないアングルからの原爆ドーム。
公園の緑の豊かさに改めてびっくり! でも壁だけが残されたドームの哀れさは想像以上。

 

内装には木材がふんだんに採用され、落ち着いた雰囲気。

 

意図したものか、はたまたハップニングか、加工された木材の隙間から階下の明かりが…

色々な場所で散見されるのでお楽しみに…

 

内部には様ざまな仕掛けが用意されており、それなりに楽しめる。
口で説明するのは難しいので、一度体験されることをお勧めします。

地上と最上階を結ぶスロープには意外な展示がなされており、時間をかけてゆっくり鑑賞したい。

 

折鶴タワーです。いろんな折鶴に出会えるし、珍しい体験もできます。

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小暑と大暑

2017年07月30日 | ぬり絵

7月は旧暦ではまさに盛夏!うだるような連日の暑さに閉口です。

 

蓮の花が浮き出てこず失敗かな?
まだ本格な暑さを前にしたこの時期の言葉「小暑」うまい言い回しです。

「きゅうり」「西瓜」「へちま」等のツタが伸びだし、夏の到来近しを告げています。

 

土用丑が夏本番と言われますが、実際の盛夏を感じるのはもう少し先。
各地で「打ち上げ花火」が語られる頃、浴衣の男女が艶めく時期がきます。

「大暑」言い得て妙です。

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旧海軍兵学校

2017年07月29日 | Weblog

遠方よりの友を最後に案内したのは此処、昭和17年まれのオイラ達にとっては微妙な場所。

 

海軍兵学校跡の背後の聳え立つ、江田島のシンボル古鷹山。

 

威風堂々たる石造りの大講堂、こちらはVI側入口。

 

大理石造りの建物だが、飾りは少々控えめな「イオニア式」と見た。

 

こちらが生徒や父兄などが、出入りする平民出入り口。

 

こちらが壁全面にイギリス製煉瓦を積み上げた海軍兵学校校舎。
現在は海上自衛隊の幹部候補生養成に使用されている。

 

兵学校校舎中央を廊下が一直線に貫いている。

 

そして遺品などが展示されている「蒐固館」
ギリシャ建築風の外観は荘厳である。

毎日午前1回、午後1回無料公開されており、誰でも見学可能。

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黄檗宗東光寺Ⅱ

2017年07月27日 | 歴史探歩

黄檗宗を日本に広めた隠元禅師は、その名を冠した「隠元豆」ほか多くの食べ物を我が国へ持ち込んだ。

 

本堂脇を回り込んだ奥に毛利家代々(奇数代)の墓がある。
この辺りの管理状態も今一で雑草が生い茂るのは残念。

 

歴代藩主の墓石前には鳥居がずらり、明治維新で国家神道を勧めた長州藩の墓らしい佇まい。
参道脇に並ぶ500基を超える燈籠は壮観である。

 

亀趺の上部には「沢潟紋」と「一文字三星紋」が並べて表記されている。

 

これが藩主の墓石で沢潟紋のみ表記されている。
官位も刻まれているがすべての墓が「四品」である。

 

 

 

「四品」では亀趺墓は建てられないはずだが、追贈三品で後世建てられたもではないだろうか?
石の表面は亀趺の方が古く見えるのだが…なぜだろう?

 

ここでも、儒教思想を思わせる半円形の石が墓前に設えられている。

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黄檗宗東光寺

2017年07月26日 | 歴史探歩

萩毛利家の菩提寺は此処:東光寺と大照院の二か所である。

 

松下村塾のほど近く、少し山側?に入った閑静な場所に、この古刹はある。
参道脇など以前に比べ、少し荒れ加減に感じたが気のせいだろうか?心配である。

 

黄檗宗は臨済宗、曹洞宗と共に禅宗系三派をなし、開祖は隠元禅師である。
本山は京都府宇治にある黄檗山萬福寺であり、ここの「普茶料理」は絶品。

 

総門は二重楼門で扇垂木、礎盤、桟唐戸など禅宗様式の特徴が随所にみられる。

 

参道を先に進むと本堂に向かって左手にある、この建物が鐘楼である。
入口側に軒があったり、広い裳階が付属するなど、一風変わった建物となっている。

 

本堂は屋根中央に宝珠、左右には紫尾ではなく鯱が飾られている。
よく見ると大屋根は錣葺となっており、正面左右には華頭窓も配置されている。
毛利家菩提寺に相応しい風格を備えている。

 

庫裏に向かう唐門鬼板には毛利の家紋が施されているが、何故か一文字三ツ星紋である。
萩毛利は沢潟紋ではなかったか?

 

此処東光寺には萩毛利家奇数代の殿様が葬られている。
偶数代の殿様は、萩駅近くの大照院に葬られている。

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友遠方より来るⅢ

2017年07月25日 | Weblog

最近明治維新を否定する書き物が多数出版されているようだが…

 

油照りの猛暑の中、御船蔵周辺を清掃するご婦人たち。
お昼過ぎのうだるような暑さの中ですよ! 頭が下がります。

 

テロリストと言われようが、なんと罵られようが、萩にきたらこの人です。
「親思う 心にまさる 親心 今日の言つれ 何ときくらん」

 

松下村塾=松下邨塾 どちらの表記も見られたが本当はどっち?

 

外見からは想像できない、本勝手仕様の講義室。

 

松陰神社の建つこの場所は、このような場所でもあった?

 

あまりに熱いので、秋芳洞から爽やかな冷風を送ります。

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友遠方より来るⅡ

2017年07月23日 | Weblog

関東に在住する友達は尊皇派ではないようだがが、敢えて萩を案内する。

 

今年オープンした「萩・明倫学舎」旧萩藩校跡に開かれた。
館内には、幕末動乱期の物語が秘められています。

 

藩校明倫館のシンボル、儒学の象徴:亀趺が出迎えてくれます。
それにしてもちょっとユーモラスな表情をしています。
館内は撮影禁止なので、気が向かれた方は訪ねてみてください。予想外の展示物があって楽しめます。

 

でもオイラ達は日頃公開されていない「萩藩御船蔵」を訪ねました。
「どうやって見せてもらったかですか?」「それはヒ・ミ・ツです」
現代風に言えば「ドッグ」なので、使用されているのは松材です。

 

船蔵は石垣で隔離され、作業しやすいように壁には段差が設けてあります。
外は33度の猛暑ですが、中の空気はひんやりとしています。
実際にはもっと深かったようですが…

 

毛利氏萩藩時代の御船蔵図、屋根付き四連だったと伝わります。
船蔵海側には護岸が設けられ、水位調節が出来るように作られています。
海に繋がる萩藩で多くの船舶が進水したことでしょう。

 

ドッグ内から海側を望む。現在は埋め立てが進んで、海岸線から100m程陸側に位置しています。
江戸時代の屋根付き船渠が実在するのは、日本全国唯一、此処萩のみです。

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友遠方より来る

2017年07月22日 | Weblog

何時もこちらから出掛けるばかりで、地元での歓談は初めて

 

何時もの見慣れた光景も何故か新鮮に映る。
「友遠方より来るあり また楽しからずや…」

 

広島平和記念公園のガイドは、広島市観光ボランティアガイド協会で指折りの方にお願いした。
予ての持論だが、広島平和記念公園の案内は女性には敵わない。
でも男性のガイド諸君、気落ちすることなかれ、一人のへそ曲がり人が言っているだけだから…

 

二泊三日の限られた日程、宿を何処にするか悩んだが、無難な此処に決めた。

 

温泉宿の朝食には珍しく、洋食をチョイスする。

 

そして向かった先は此処、うだるような暑さでも別世界。
久し振りに、スケールの雄大さに酔いしれる。
洞内は15度と少し寒すぎるくらい。

 

いつ来てもこのアングルの景色がお気に入りです。

 

 

今年山焼きで悲劇があったカルスト台地を眺望しつつ、次の目的地に向かう。

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備北丘陵公園の愉快な仲間たち

2017年07月09日 | Weblog

ウイークデーは空いているのでゆっくり楽しめる

 

単純に楽しい雰囲気を味わう

 

ただ見た目より管理は手が掛かるのでは?
自宅の庭木の剪定に四苦八苦している身にはよくわかる。

 

此奴は一世を風靡した「ヒバゴン」と説明されていた。
最近の若者は知らないのではないか?

 

広大な敷地の手入れの合間に、手を休めて係の方たちは挨拶してくれる。

 

30分で園内一周、500円はお値打ちだと思う。

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国宝犬山城Ⅱ

2017年07月08日 | 歴史探歩

周辺環境保存状態の悪さに辟易としながらも、気を取り直して国宝天守に入る。

 

大手門から小ぶりな天守を望む。

 

望楼型の天守を間近に仰ぎ見る。
蔀戸、唐破風、望楼など本物はやっぱり美しい。

 

犬走りから石垣、下見板張り、石落としを眺める。

 

蔀戸から爽やかな涼風が流れてくる。
眼下は大河木曽川である。ここでは北の守りも兼ねている。

 

唐破風の間は幅半間ほどでとても狭い。
本物はやはり違う、復元天守ではこのような間を設けることはまずない。

 

斜度60度にもなる急な階段、現代人の装いをもってしても乗降に大変難儀する。

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犬山城

2017年07月07日 | 歴史探歩

現存天守12城、国宝天守5城に数えられる犬山城を久し振りに尋ねた。

 

木曽川沿いの峻険な山上に建てられた犬山城、望楼型の威容が眼前にある。

 

鬼門の北東方向から近付き、東側を通って大手側に回り込む。
北は木曽川、東は郷瀬川の流れが天然の堀として、強固な守りに一役買っている。

 

大手側の南と西に残された人口の空堀、埋まってしまったのかそれほど深くはない。
国宝に相応しい景色は此処まで…

 

残念ながらこの絵図のような雰囲気はほとんど残されていない。

 

大手門に向かう登城路も保存が悪く、古城の雰囲気がかき消されてしまっている。
コンクリート舗装されてしまっては、折角の国宝も台無しである。

 

立て看板だらけの大手門口、無神経極まりない。

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岐阜城Ⅱ

2017年07月06日 | 歴史探歩

とにかく眺望の素晴らしいお城

 

斎藤道三も織田信長も見たであろう、長良川流域に広がる岐阜市街を見下ろす。
余談ながらこの構図は「もっちゃん」の定番、一枝をアレンジするのがたまらなく好き。

 

自然石をそのまま積んだ乱積みの石垣、斎藤道三の手になるのかな?

 

新し物好きの信長と言いたいところだろうが、ちょっとやり過ぎではないか?
午が真上にあり、正午の説明には最適だけど…

 

出来栄え最高の岐阜城絵図、本物の地形そのままに描かれている。
航空機もドローンもなかった時代に、どのように俯瞰図を想像したのだろうか。

 

定石通り本丸下に彫られた井戸跡。

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岐阜城

2017年07月05日 | 歴史探歩

長良川鉄道の旅を堪能した後、次は美濃太田から高山線に乗り換え岐阜へ向かう。

 

金華山上に聳え立つ岐阜城、遠くからでもくっきり肉眼で捉えられる。
それにしても気持ちよく晴れ上がったものだ。

 

暑い時期でもあり時間もないことだからと、ひとり言い訳しつつロープウェーで登城。
いきなり大手口に現れたのは、無防備この上ない冠木門。
やはり歩いて登らなければ、この城の堅固さは判らないのだ!反省

 

天守近くに切られた堀切跡、現在は観光客のルートの一部として階段が付けられている。

 

山頂は殊の外狭く、天守を望む場所は限られている。
遠方からの展望が効くのに意外な感じ。

 

何に感動したって聞かれれば、年寄りは入場無料ってことに良かった!

 

池田輝政と言えば吉田(豊橋)、姫路、岡山城主だったと理解していたが…
岐阜城主だったことがあったとは知らなかった。
やはり展示物も注意深く見るものだね。

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郡上八幡城Ⅱ

2017年07月04日 | 歴史探歩

さぁ~郡上の殿様になった気分で登城してみよう。

 

大手側は山の斜面を利用した自然な登り勾配。

 

左側へくるっと回り込むと瀟洒な櫓門が眼前に現れた。

 

搦手側に向かう冠木門は質素な造り。

 

木造復元天守を象徴するように、観光客の移動と共に「ギシっギシっ」と木材が悲鳴を上げる。
わざとウグイス張りにしているのか、それとも造りが?
郡上の殿様になった気分で、川上方面の街並みを展望する。

 

最近やたら見られるのがこのような城郭の光景。
天空のラピュタは竹田城だけで十分です。

 

新緑が造る涼しい木陰の道を、別れを惜しみながらゆっくりとくだる。

 

郡上八幡の街並みは上空から見ると、お魚の形をしているのだと。
左側が上流方面で魚の頭、右側が下流で尻尾に見える。

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Red-Tone Sax Live

2017年07月03日 | Weblog

オイラの身近にある人が演奏に加わるサックスライヴに出掛けた。

 

悪友5人でそそくさと会場の「さくらぴあホール」へ。
まえから3列目に席を確保。

アルトサックスからテナーサックスに転向したジョージオールド。
彼の「ハーレムノクターン」に酔いしれた若かりし頃に戻りたい。

 

ソプラノサックスにバリトンサックスが各1本、それ以外は全てアルトサックスとテナーサックスのビッグバンド。
ピアノ、ベース、ドラムスのリズムセクションが加わって迫力満点の演奏を繰り広げる。

 

AKB48総選挙に例えるなら堂々センターの位置に着くのが、オイラの友達Kさん。
我がことのように誇らしい。同行の悪友たちも彼女を絶賛していた。

 

オープニングはレッドトーン楽団のテーマ曲「A列車で行こう」
いの一番にソロパートを取るKさん。万雷の拍手を受けていたよ!

 


オット!忘れてはいけないもうお一人かこの方Iさん。
「ムーンライトセレナーデ」班のリーダーを努められ、洒脱の利いたメンバー紹介も素晴らしかった。

 

何一つ楽器をものにできなかったオイラ、皆さんの素敵な演奏に聞き惚れるのみでした。

 

今年は大好きなスイングのナンバーが少なかったのがちょっと残念。
それとメンバーの趣旨とは異なるのかもしれないが、クラリネットが1本あると…何も言うまい。

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