もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

秋葉ダム

2019年12月31日 | ダムカード

我が故郷、浜松の母なる天竜川を遡ると三つのダムに行き着く。

 

最下流に位置するのが秋葉ダム。
ダムの左岸側、山腹に火防の神を祀る「秋葉神社」があることから命名された。
それにしてもこの表示、なんとかならない。ペンキは剥げているし、てんりゅう川=天竜川だろう?

 

秋葉ダム案内図、なんか変だなぁ? 何を、誰を案内する図なんだろう。

 

子供の頃(中学時代)見た時はその壮大さにびっくりしたものだが、この程度のものだったか。

 

工事中殉職された方々の碑、さすがJパワー手厚く…

 

佐久間ダムの調整ダムと言うことで、天竜川の水を有効に利用している。
そのせいかダム脇に変電所が併設されているのは珍しい。

 

昭和30年代のダムだけあってシンプルな外観。

ダム記号:P 発電だけ??? 説明には三方原用水として、水道、農業用に利用されているとなっているが…

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平等院 鳳凰堂Ⅱ

2019年12月24日 | Weblog

鳳凰堂内の案内ガイドはさすがに素晴らしかった。
ガイドのお手本のような話しぶり

 

影橋を此岸から狙ったらアララ…なぜか人が手摺で踊ってる。
州浜の間に橋を架けるというのは現実離れしているが…

 

そして西方浄土におわす阿弥陀如来のお顔を失礼して。
末法の世から衆生を救ってくれる。

鳳凰堂に納っている阿弥陀如来。
こちらの方が引き締まったお顔に見えるのなぜだろう?

 

左右の翼廊には燦然と輝く擬宝珠。

 

 お馴染み鳳凰堂、棟の左右には一対の鳳凰が羽ばたく。

 

向かって左側の鳳凰、じっと観察してみると恐ろしい形相をしている。

 

向かって右側の鳳凰。下種な話ですが左右の鳳凰に違いがありますか?

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平等院 鳳凰堂

2019年12月23日 | Weblog

さらに境内を先に進んでみる

 

珍しい懸魚を見つけた。八重の六葉紋になっている。
六葉紋懸魚とでも言うのだろうか?


 

境内を突き抜けて南門へ、こちら側は裏門らしく簡素な藥医門。


 

救世舟乗観音の御前立? 観音様が舟を漕ぐなんて…

 

鳳凰堂の南側に架かるこの橋だけが白木造り、何か理由があるのだろうか?

 

正面へ回り込んで「影鳳凰堂」を狙うが、日差しが弱く今一。

 

さればと紅葉越しのアングルはどうだ?

 

諦め切れずに下り松越しで、もう一枚。

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平等院 最勝院

2019年12月22日 | Weblog

鳳凰堂内拝観は時間指定となっている為、待ち時間?を有効に使って塔頭の一つ最勝院へ…

 

 

境内にある平等院の案内板、平板で安っぽいが鳳凰堂のシンメトリーが強調されて分かりやすいのでGood!

 

小じんまりとした建物だがさすがに良く手入れされており、心を惹きつける。

 

堂内は公開されていないので詳細は分からないが、正面左手が本堂で右手の切妻部分が庫裏だろう。
瓦葺の大屋根と檜皮葺の向背、杮葺きの庇と丁寧な造作が窺える。
壁面には太平束、蝦虹梁、蟇股などが華奢な材木が露出しており、平安の雅を彷彿させる。

 

入り口の左右には茶壷?に葉牡丹が活けられている。
青竹が優しく「お入りいただけません」と言っている。
「門松ではないですよね」野暮な質問を敢えてしてみたが、答えは当然否であった。

 

境内の一角に「源三位頼政」の供養塔がある。
源氏でありながら平家の世実現に功績のあった頼政だが、後白河法皇の皇子以仁王の変に加勢し、宇治で討たれた。
頼政の室「菖蒲の前」は東広島市御薗宇の地に逃れたという説がある。
広島市の鶴羽根神社は菖蒲の前の意思により建てられた。

 

こちらも由緒ありそうな燈籠だが、説明版がなかったのは残念。

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宇治平等院

2019年12月21日 | Weblog

過去何回も訪れたことのある平等院だが、表参道から参拝するのは初めて。

 

JR宇治駅前で目に入ったのは、この茶壷型郵便ポスト。
『ずいずいずっころばし ごまみそずい 茶壷におわれて…』に因むものだろう。

 

そして路上には『源氏物語宇治十帖』をアッピールするこのモニュメント。
人力車の誘いを背中に聞きながして先へ進む。

 

表参道商店街は、呼び込みの声もなく、静かに落ち着いていて好感が持てる。
特産品でもないのだろうが商店の軒飾り、雰囲気は出ている。

 

そうこうするうちに、正面入り口が見えてきた。
やはり表門から参拝するのが常道であろう。

 

何の変哲もない表門、早朝から賑わっていて門だけの撮影チャンスは訪れなかった。

 

令和元年秋の名残を惜しむかのように、散り残った紅葉が遠来のオイラを迎えてくれる。

 

そして、入り口を入ると浄土庭園の州浜が待っていた。

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蒲郡散策

2019年12月20日 | Weblog

生まれ故郷の浜松からも、就職先の名古屋からも至近にあった蒲郡だが、ゆっくり尋ねたのは初めてである。

 

蒲郡のシンボルとも言って良いこの島へ初めて渡ってみた。

 

島の入り口には神社が鎮座するが、島を一周する遊歩道が整備されている。
起伏もあるし蛇行した道は変化に富んで楽しい。

 

初冬の鈍色の光だが、波頭に反射して結構眩しい! 
遠く島影の先には伊良湖岬がうっすらと…

 

散策に疲れた目に「蕎麦処」の看板、期待はせずに暖簾をくぐる。
目立たない看板脇の入り口を入ってびっくり、店内の待合室に順番待ち客がいっぱい。
小天丼セットを注文したが、海老天の美味さは秀逸。

 

さらに街中を歩いて三河三谷温泉背後の山中にある、この像を目指す。

 

三河湾を睥睨するように立つ、伏し目がちな巨象は弘法大師空海だった。
鈷杵ではなく赤子を抱いているお大師様はめずらしい。

 

散策に疲れて、三河三谷温泉のとあるホテルにわらじを脱いだ。
半島の島が蜃気楼のように三河湾に浮かんでいる。

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誕生日

2019年12月13日 | Weblog

これまで一度もこんなことはしなかったのですが、初めて誕生日の投稿をします。

 

生まれて初めて誕生日にお花を頂きました。

ささやかなものですが妙にうれしくて…

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蒲郡水族館

2019年12月13日 | Weblog

旅の途中ちょっと時間に余裕があったので、水族館に立ち寄る。

 

親子連れでごった返していたので入り口で一瞬躊躇したが、衝動抑えがたくチケットを求めた。
いきなりクラゲの透き通るような美しさに衝撃を感ず。

 

きれい、かわいらしいだけではない。
なんとも言えない獰猛さがにじみ出ていない?

 

美しさではかなわないと悟っているのか、唯我独尊を決め込んでいる。
意識して撮影したわけではないが水槽がそこにはなく、飛び出した様に見えるでしょ。

 

こいつは「お前らうるさいんだよ!」と言わんばかりに、人間を横目で睨む。
魚はすべて横眼だったかな?

 

そこは水が存在しないと錯覚するほど、透明性が高い水槽内。

 

日本庭園の生け垣沿いを飛び回る金魚たち。
宙に浮いている感じでしょ! 空を飛んでいるように見えるでしょ!

 

この熱帯魚はすごい! 背景にある白いサンゴの前を離れようとしない。
自らの美しさを最大限に誇示着る場所を知っているみたい。
左のやつに比べて存在感が比べ物にならない。

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光明院Ⅱ

2019年12月12日 | Weblog

ごった返す人混みはここになく、ゆったりと時が過ぎていく。

 

サツキの植え込みや紅葉で背景を装うが、後ろの建屋が少々うるさい。

 

紅葉は落葉が盛んだがまだ楽しめた。
雨の夕刻のため色づき加減は今一。

 

雪見障子からお庭を拝観する。

 

障子の桟に蔦を絡ませているのが分かる。
それにしても手が込んでいる。維持するのは大変でしょう。

 

別角度から枯山水を楽しむ。

 

奥山の風情?苔の緑と落ち葉の紅が絶妙な対比。

 

本勝手造りの書院、障子の市松模様は「仙洞御所」でも見かけたような気がする。

 

水盤に活けられたような河骨、自然そのままの感じがたまらない。

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光明院

2019年12月09日 | Weblog

東福寺は広島所縁の安国寺恵瓊が住持を務めたことで知られているが、五山に数えられるだけあって塔頭の数は半端ではない。

 

東福寺の塔頭の一つ光明院を尋ねる。
入り口は質素な藥医門で、気を付けていないと通り過ぎてしまう。

 

一面苔に覆われた枯山水庭園だが、三カ所に配された三尊石を中心に構成されている。

 

鍵型に建物が庭園を囲んでおり、眺める場所によって趣が異なる。
狭い空間を広大に見せる配置は見所満点。

 

禅宗寺院らしさが、そこはかとなく感じられる。
簡素さがすばらしい。

 

茶席側から眺めるとこの光景、右手前は州浜で左手奥に三尊石が臨まれる。
奥行きの深さを演出しているのは、東福寺「八相の庭」の作庭者と同じ重森三玲。
市松模様こそ見られないが、左手の刈込にそれらしい風情が感じられる。

 

さらに角度を変えて紅葉越しに本堂を俯瞰する。

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東福寺令和元年Ⅲ

2019年12月08日 | Weblog

大方丈の回廊を西に回り込むとそこは西庭、井田市松と名付けられ、南庭とは全く趣を異にする光景が広がる。
市松模様を庭園に取り入れたのは、備前が生んだ名庭師「重森三玲」だ。

 

苔の緑と敷石で描くここは北庭、西庭の井田市松に対して小市松と名付けられた。
意味は分かるよね!

奥の丸刈りされたサツキとの対比が新鮮だ。

 

さすがに陽も西に傾き肌にしみる寒さが忍び寄る。
通天橋の紅葉客もまばらになってきた。

今年の、東福寺内にある渓谷「洗玉澗」の紅葉は今一かな?

 

書院から大方丈をを囲む「八相の庭」を愛でた後、境内を縦断して六波羅門へ向かう。

 

六波羅門から山門・本堂(仏殿)を眼に焼き付けて東福寺を出た。
禅宗様式寺院の定型?らしく建物は南北一直線に並んでいる。
その壮大さは周りの人と比べてみれば一目瞭然。

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東福寺令和元年Ⅱ

2019年12月06日 | Weblog

境内に入ったところで改めて人の多さにたじろぎ、通天橋への入場は諦める。
京都五山のお寺だけあって、建物の壮大さに感嘆する。
この建物は書院でこの奥は方丈に繋がる。

 

南庭は神仙思想に基づく蓬莱山と、東に位置する扶桑を表現している。
いくつかの石を立てている此処が蓬莱峡であろう。

 

奥側に緑豊かな島が臨まれる。
砂に描かた文様は荒海で、困難な旅の先に極楽浄土と言われた扶桑が待っている。



三尊石かと思うが、扶桑周辺の島々を思い描いたのか?

 

緑豊かな極楽浄土:扶桑は日本のことを指している。
後には黄金の国ジパングとも…

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東福寺令和元年

2019年12月05日 | Weblog

今年は紅葉を愛でる予定は全くなく、ぼんやりしている間に季節は冬へと足早に移ろふ。

 

それでも愛知県東部にある「三河三谷温泉」で元の会社仲間との懇親会の帰途、誘い込まれるように京都駅で途中下車してしまう。
JR京都駅から最寄りの東福寺へ、小路の脇には三尊石風の石組が京の雰囲気を醸し出す。

 

先刻まで降っていた雨のせいで、紅葉狩りの客足はまばらかと期待を抱かせたのだが…

 

残念!臥雲橋までくるとこの通りの人、淡い期待は一瞬の内に砕かれてしまう。

 

だいくばくかの紅葉は残っているが、境内にある通天橋の上は人・人・人。

 

それでもせっかくここまで来たのだからと、気を取り直して日下門へ向かう。

 

雨上がりで、肌を刺す風が吹抜ける。

 

日下門をくぐり抜ければ、巨大な本堂が目の前に立ちはだかるように。

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