もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

廿日市市

2012年02月01日 | 歴史探歩

廿日市市:なんと読むのですか?と新聞(毎日)にも取り上げられていた。地元の人は当たり前に読むけど…
命名の意味も難しいらしい? 二十日に市が立つと解するのは本当か?
しかしこの街も歩いてみると、色々面白いものがあるよ。

 町のシンボルは牡蠣らしい? マンホールのフタにデザインされている。
本当は厳島神社を描きたいのだろうが、強引に合併させた町のシンボルを奪い取るのはどうかな

 

 先に紹介した洞雲寺から歩くこと10分で“佐方八幡神社”に着く。
外観は何処にでもある、何の変哲もない神社であるが、見物はいっぱい!

 

 

 石段の途中にある、ちょっと古そうに見える一対の灯篭:堀田燈篭とある。
名前は:堀田仁助、どうでも廿日市市が生んだ自慢のエリートらしい?

 

 説明書きが読めますかな?
伊能忠敬に先駆けて、蝦夷地の地図や海路を製作した男だ。

 

 拝殿正面にある蛙股?には雲型の装飾が施され、中央には神社紋が彫られている。
紋を良く見ると“三亀甲剣花菱”で、これは厳島神社と同じ紋、佐方が厳島神社領であったことが分かる。
鎌倉時代に八幡社になったのだろう。

 

 さらに興味深いのが、本殿の妻側懸魚の奥にある“人字型割束”
割束は蛙股の前身と言われており、古建築に現存するのは法隆寺金堂のみと言われるが…
此処では、左右の軒下に自然木を生かして、一対として造られている。

 

 近くのお屋敷に散り残っていた白い花:八重椿でしょうか?八重山茶花って云うのもある

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