ジュンのドッグフードが残り少なくなったので、iTさん宅へ行った。いつも、無添加のドッグフードを共同購入してもらっている。
つぶらな瞳のピッピちゃん
照れ屋のオジャルちゃん
白く大きくゆったりのダイちゃん
たれみみが微妙に揺れるグリちゃん
みな捨てられていたのを、iTさんとお母様のaHさんが拾った犬たちだ。
ジュンも、7年余り前に生後1ヶ月ほどで捨てられていたのを、aHさんとiTさんが救出し、縁あって当庵へ来た犬だ。
iTさんは、NPO法人「しっぽのなかま」のシェルターへ、ボランティアに通っていらっしゃる。処分場から引き取った犬猫を保護し、去勢・避妊手術も受けさせて、里親を探してあげるところだ。
捨てられた犬の多くは、飢えや寒さで死ぬか、野犬として捕獲され処分場で殺される。繁殖業者は、不要の犬猫を処分場に持ち込むそうだ。
犬嫌いだった私だが、日本では毎年およそ30数万頭の犬猫が処分場で殺されている、と聞くと、人間の身勝手さは、あまりにもひどすぎると思う。
写真を見ているだけで顔がほころんできます。
でもアップで見ると何となく哀しげな目をした子もいますね。
人間は他の動植物の命を戴いて生きています。
その責任を感じて、せめて目の前の命は大切にしなければ、
と思いました。
当地は捨てられ犬が多いようです。過疎地だから、人目を避けて捨てることが出来る、ということでしょうか・・ 生命力の強い犬は野犬となり、数頭の群れを形成して助け合って生きているようです。 可哀想と思う一方、大型犬の群れは正直怖いし、農家の方々が丹精込めた畑を荒らす野犬が捕獲されて処分場へ連れていかれるのは止むを得ない、とも思います。
犬は人間が歴史の中で家畜化した生きものですから、特に人間の責任は重大ですね。いったん飼主となった以上、最後まで看取る責任がある、ということでしょうか。また去勢・避妊手術も必要ですね。ジュンも去勢しています。ジュンを最後まで看取るには、私の方が元気で長生きしなければならないのですが、どうなることやら・・