みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

再会

2016-02-17 17:38:16 | 暮らし
お会いする機会が失くなってから30年ぐらい経つでしょうか、年賀状のやりとりだけの人でした。その人から突然、遠路はるばる私に会いに来てくださるという連絡を戴いたときは、信じられない思いでした。でも本当に来てくださいました。お迎えに行った駅の改札口で、かろうじてお互いの昔の面影を見出すことが出来て、それから5時間ほど、八郷の穏やかな風景の中で、昔と今を行ったり来たりするような会話を重ねました。

お会いしなかった間に、その人は大変な人生の波乱に見舞われていたことを知りました。私にもそれなりの波乱がありました。その人も私も、今が一番しあわせ! という点で一致しました。

瓦谷の雲照寺に立ち寄りました。手入れが行き届いた梅林の香りに酔いました。