みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

エナガ&早梅

2016-02-06 13:26:52 | 野鳥
当庭の沙羅の木に、今日もエナガたちが10羽ほどの群れでやってきて、ジュク ジュク ジュリッ ジュリッ 早口でお喋りしながら枝をつつき、ひっきりなしに身を翻して枝から枝へ移っていきます。野鳥にとって餌が最も乏しい季節。懸命の採餌だと思います。庵内から窓越しに撮った写真は、逆光で黒っぽいですが、羽色は白が基調で、翼と長い尾羽は黒、と言っても真っ黒ではなくて、エンジ色っぽい黒です。白羽部分の一部がほのかなワインレッドに見える時、その美しさに思わずウットリ!



「ひょうそ」の痛みに苛まれていた時は、エナガたちに見とれる余裕がありませんでした。発症から3週間余り、お医者さまのおかげで軽快しています。昨日の受診では、患部を切開(と言っても表皮部ですが)して溜まった膿を出して下さいました。この指先の施術は麻酔が効きにくて大変痛い!と仄聞していたのですが、お医者さまは「あまり痛くないようにゆっくりやりますからね」と優しい言葉を掛けながら施術。途中で何度も「痛くないですか?」と私に確かめながら。麻酔もしなかったのに、痛みはほとんど感じませんでした。お医者さまの腕が良いからかしら? それとも私が鈍感だからかしら?



今日は愛車で10数分の友人宅を訪ねました。お庭の梅がもう七分咲きぐらい。折からの寒風に花たちは身を竦めながらも、春の香りを漂わせていました。