友人2名が、先日来庵してくれた。首都圏で初めて出会った頃は、3人とも仕事が面白くて意気軒昂としていた。
mHさんは早めに退職、バレー(ボールではない、舞う方)に、ピアノに、その他もろもろ、今が青春の勢いで都会生活を目一杯楽しんでいる。
mNさんはスリムな肢体で女優的風貌だが、実は現役の要職にあって、しなやかに、かつ厳しく仕事をこなしている。
4年前に来庵してくれた時は、もう1人、jHさんがいた。見るからに男勝りのキャリアウーマンだった。しかし自分の仕事が、ややもすると正当に評価されないことを憤慨し、やがて諦観されるようになった。
昨年、jHさんは向うの世界に逝ってしまわれた。逝かれた後で、彼女がご主人と終世変わらぬ深い絆で結ばれていたことを知った。一番女らしいのは彼女だったのかも・・
性格も生き方もまるで違う3人(プラス亡き1人)、これからも、たまに会おうね、と言い合って別れた。