はるかトカラ列島まで出掛けて行くほど酔狂ではないが
俺だって、
コレのために仕事を休むくらいの非常識の持ち主ではあるのだ。
皆既日食。
ここ、京都からでは80%くらい欠けるのが見られるはずだったのだが、
この曇り空では見られそうにない。
太陽が欠けるのを見たかった、というか
真昼間に突然あたりが暗くなって、なんか不思議な風が吹き出して、
鳥たちは驚いてねぐらに帰りだす・・・・
という光景が繰り広げられるはずだったのだ。
残念。
それにしても、である。
以前の日記でも言ってることなのだが
太陽と月って
本当にまったく同じ大きさに見えるのだなぁ・・・と実感する。
だって実際は
月の直径2.160マイルに対して
太陽の直径864.000マイルなのである。
約400倍!
それなのに
地球上の何処で見ても
太陽と月はほぼぴったり同じ大きさなのである。
俺にとっては
世界の中でもっとも不思議なことのひとつだ。
以下、アシモフの科学エッセイ3「時間と宇宙について」より引用
「月と太陽がこんなにぴったり重ならなければならないという理屈は、
天文学的にはなにもない。これはまったくの偶然であり、
数ある惑星のなかでも、こんなことが起こるのは地球だけである。」
引用終わり
偶然にしては出来すぎだ・・・というのが俺の意見デッス。