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やってる音楽を言い表す言葉。

2025-06-19 21:01:44 | Weblog

自分たちの音楽を、どんな言葉で言い表すか?

これは、とても難しい。

だって、「何にも似てない音楽」を目指してるのに、

安易に自分でカテゴライズなどしたくないし、

あの、○○っていう(有名なバンド)の感じに近い・・・とかも言いたくない。

このことは昔から、小さな問題ではあった。

僕は何年か前、京阪電車の最終で酔っぱらった陽気な気のいいオジサンたち(同年代と思う)

と友達になって(こっちも酔っぱらっている)、

「どんな音楽やってるの?」と聞かれて、

「いや・・けっこう激しいロックだけど何にも似てないので、”どんな”とかひとことでは言えないなー・・・・」

と答えたら、

「親身になって言うけどな、言えないとそれ、損やで」と、

まるで「心配してる親」みたいな顔で言われた。

 

振り返って、ランブルフィッシュ時代には僕は、そんな場合に

「ブルース・ロック」と答えていた。

でも「ブルース・ロック」って・・・・誤解を招く言い方だなあ、と後年になって思った。

僕はストーンズとか、J・ガイルズバンドとか、ブルース・ブラザーズとか・・・・・・・

フェイセズとか、ドアーズとかオールマンブラザーズバンドとか、

その辺の意味で言ってたのだ。

しかし「ブルース」という言葉がそれ以前に日本語化していて、

わが国では、淡谷のり子さんの演歌的歌謡曲が「ブルース」だった。

情念の歌、みたいな。

でも本来のアメリカ黒人のブルースはカラッとしているものが多いし、

人種差別の苦しみは根底にあるものの、リズミックなダンスミュージックでもあるし、

根本は、ふてぶてしくて明るいものが多い。

日本の「演歌」とは全然違うのだ。

だから「ブルースロック」って言い方、違うなあ、と反省して、近年は

ランブルのこと「ストーンズ直系」みたいに言ってたのだ。

前回の日記にもそう書いたのだが・・・・・・・・・・・・読み返したらそれは「軽すぎる」と反省。

ランブルは、ストーンズに深く影響受けたバンドだけど、ストーンズの真似はしなかったし。

もちろん、ストーンズのカヴァーとかコピーもしてない。したこともない。

だから昨日の日記は一部、書き換えた。

ストーンズ直系ロックンロールバンド、と描いたところを、

ソウル直系ロックンロールバンド、と、訂正した。

しかし、世界中見回しても専属ギタリストが二人いるバンドは「ストーンズ直系」が多い。

エアロスミスも、ブラッククロウズも、NYドールズも。

 

言葉って、難しい。

 

今、やっているROCA’66は、

僕がヴォーカル/ギターで、赤井君が専属ギターで、伊藤克ちゃんが歌とベースで、トビーがドラムスの、

4人編成だ。

言ってみれば、ビートルズ編成????かな?

音楽性は「日本語のノイジーなフォークロック」?????

 

・・・・・・・・・・いや、やっぱり

ひとことでは言えないわ。

 

 

 

 

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