またローザのこと考えていたのだけれど。
ローザルクセンブルグを聴いていると、
どれが誰の曲か、というのが分かりやすい気がする。もちろん、勘違いかもしれないのだけれど
「だけどジュリー」と「不思議だが本当だ」は、玉城さんが歌ってるし、玉城さんの曲だろう。
あと、「在中国的少年」や「北京犬」もそうなのではないか?と思う。ギターが強烈。
「デリックさん物語」は、もろスライだがw永井さんだろう。
「シビーシビー」とか「さいあいあい」とか「あらはちょちんちょちん」などはきっと、
どんとサンの曲だと思う。
「ひなたぼっこ」も、きっとそうだし。
「橋の下」は、どんとサン と玉城さんの共作かな?と推測する。ギターフレーズが秀逸なうえに、歌は味わい深い。
個性の強い、才能のある作詞作曲者が三人もいて、なかなかバンド運営は難しかったであろうと思う。
付記・そうだ、「まったくいかした奴らだぜ」の作者も もしかして、玉城さんなのでは?ツェッペリンだけどw
どれが誰の曲、というのはロックバンドの頂点の、あの ローリング ストーンズにもあって、
かの名曲「ブラウンシュガー」は何と、ミックジャガーが書いた曲なのだそうだ。驚き。
そんな風にストーンズは、ミックの曲なのかキースの曲なのか、意外とわかりにくい。
「サティスファクション」のリフはキースだよね間違いなく。
もう一つの頂点バンド、 ビートルズはその点、すごくわかりやすい。
初期はジョンとポールの共作曲も多いのだろうけど。
僕はわりと、ポールの曲に苦手なのが何曲かあって、ジョンがやっぱり好き。
(でもポールの曲の中にも、すごく好きなのがある「ヒアゼアアンドエヴリホエア」とか。)
でも「ア デイ イン ザ ライフ」みたいにジョンの曲の中にポールの曲が割り込んできたりすると、
ポールが呑気過ぎて、かえってジョンの世界のシリアスさと深さが際立つ・・・というようなこともあって
面白おかしい。
しかしやはりジョンレノンのソングライティングは、普通じゃない感じがして素晴らしい。
(「アイアムザウォルラス」なんて、クラッシックの作曲家が分析しても曲のキーが定かではない・・・のだそうだ。)
と言いながら、ジョージハリソンの曲がまたぶっ飛んでて素晴らしいから驚きだ。
「サムシング」は底知れぬほど深いし、「サヴォイトラッフル」の不思議でスマートなカッコよさ!!!
こちらもローザと同じく、個性的で才能豊かな作詞作曲者が三人いて、
しかも全員美形でお洒落で理知的で、演奏もコーラスワークも完璧すぎるほど完璧で・・・・
ビートルズはやはり奇蹟的である。
そういえば
僕の知り合いの某バンドの解散の原因が、
ヴォーカルの某と、ギターの某 の両方がそれぞれ作詞作曲者で、
お互いが自分の曲ばかりをライヴでやりたがり、相手の曲はやりたがらなかった・・・・
ということが根本の問題だった、というようなことを、誰かからまた聞きで聞いた。
なるほど、さもありなん。
それだったら、なるべく二人で「共作」出来れば良かったんだけどね。
そう出来たら、どちららにもそれぞれが入り込んで、どちらも「自分の曲」になる。
まあ、それが出来れば世話なかったのかな。
でもそういうのって、勿体ないよね。
僕自身は、メンバーと共作するのは、大好きだ。
でもそういうのって時間がかかるし、なかなか難しかったりするんだけど。