再編の夢

2021-02-09 21:07:12 | Weblog

昨日書いた「ローザルクセンブルグと私」の中で、ボ・ガンボスについてほとんど

言及がなかったのは、

僕がボ・ガンボス好きじゃない・・・・とかではない。

あの人たちがあれだけ精力と情熱ををつぎ込んでいたバンドだ。

素晴らしくないわけがない。ボ・ガンボスも僕は大好きだ。

 

ただ、どうしても・・・・・ローザが愛おしいのだ。

 

比喩として決して適切ではないかもしれないのだがあえて書くが、

 

「カレー粉投入前の・・・・・肉じゃが状態の煮物」みたいな感じがするのだ、

ローザルクセンブルグって。

 

「和風」と言いたいのではない。素材の味を生かした、素朴で自然な味、と言いたいのだ。

 

(いや、素朴、とは言い難い程 彼らは派手で、ひねくれてて、狂ってたのは承知の上で。)

 

ボ・ガンボス期のどんとは金髪のイメージで、それもカレー粉っぽいし、

 

何より、

僕にとってはニューオリンズ風味のピアノって、

全部をその味に染め上げてしまうカレー粉みたいに感じるのだ。

 

カレー粉かけたら何でもカレー、みたいな。

 

 

どんと は、どんな型にもはまらない破格の個性だった。

 

でもだから、わかりやすい「翻訳」的な要素は彼にとって、必要だったかもしれない。

 

それが「ニューオリンズピアノ」だったかもしれないし、

 

ローザ時代は「ニューウェーヴ風味」だったかもしれない。

 

 

 

 

つい最近のツイッターで永井さんが呟いてるのを見たのだが、

 

もう一度一緒にバンドやろう、と どんとを誘いに沖縄へ行ったら ちょうどその時 どんとは

ハワイで星になっていた

 

というような内容だった。

 

そうか・・・・・・もう一度あの二人がバンド組んでたら、

どうなっていたのだろう???????とつい考えてしまう。

 

 

 

ローザの再編とかね????

 

 

ありえなくはなかったよな。

 

 

 

 

コメント
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