・・・・・・そう、世界はとても流動的なのだ。
近視眼的には同じような毎日が過ぎてゆくように見えるけど、
ほんの少しずつ、形を変えて行く。だから少し遠目で見ると激変している事象の多いこと!
例えば僕は
ある時は東京の団地住まいの小学生だった。・・・ついこないだのような気がする、マジで。
でもふと気付くと
広島の中学生になっていて、ギターを練習していた。
次に気付いたときは大阪で、古着屋の店員だった。髪の毛は腰まで伸びている。
でもハッと気付いたら病院に入院していて、丸坊主だった(救急隊員にバリカンで刈られたのだ、気を失っている間に)。
で、いろいろあって、気付いたら京都に居て、
あれ?こないだまで10トンダンプ乗ってた気がしたんだけど・・・・・・・
今は何故か4トントラックの運転席で日記を書いている。
(この文章は、朝、トラックの中で書いたもの。それを 夜、パソコンでアップしている。)
ここは兵庫県川西市で(←単に配達で訪れている)、
この時間(朝8時)、目の前を横切っていくはずの小学生の集団登校の行列は今日は来ない。
・・・・・そうだ、昨日か一昨日くらいから夏休みなんだな。
ほんのさっき・・・・いや、40年前なら僕も小学生で、夏休みは永遠に続くような気がしていた。
自分がいつか大人になるなんて考えもしなかったし、
ずっとずっと子供のままでいるんだと思っていた。
それにしても時間ってのはスゲエなあ、と思う。
何もかも、本当に何もかもが「時間」に集約される。
そしてそのくせ、時間がすべてを無化して行く。
ああ、そういうのって何か切ない気がするけど、
バンドのメンバーも変わる、替わる、代わる。
今まで何人の人と「バンド」を共有しただろう?
・・・・・一回、数えてみたんだけど、40人超えてるんだぜ。ひぃ。
そして、また。
ROCA'66でベースを弾いてくれてる「たんちん」が
今週末、7月29日の「夜想」でのライヴを最後に脱退する。
でも我々は友達のまま、だし、
「たんちん」は他にもバンドいろいろやってて、
「ポロリーズ」のヴォーカル/ギターだし、
「ダウンホームスペシャル」のヴォーカル/ギターだし、
「ダスト」のベースだし。
また頻繁にライヴハウスで出会うだろう。
たんちん、今までありがとうね。
ROCA'66は後任のベーシストも決まっていて、また別なグルーヴでバンドは続いていく。
少し寂しくもあるが、楽しみな面も多い。
だがこの4人、(ミチ、たんちん、トビー、赤井) でROCA'66としてライヴやるのは
今週末の「夜想」で最後だから、
出来たら是非、見に来て欲しい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・世界って本当、流動的だわよ。