無量大数

2010-02-16 11:55:27 | Weblog




彼女は何だか魔法みたいに

言葉を紡いで

何にも無かったはずの所に

庭園を造った


夜も昼も無く僕等は

理由もなしに

溺れるようにイラついたように

笑いあっていた





彼女の夢は方向転換を

余儀なくされて

地図に熱中し過ぎたあまりに

道に迷った


どこからどこまでが本当で

 それ以外は何?

現実味のない夜に僕等は

影を失った




確か

そんな感じ

だった


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