喪失感にそんなに長居して欲しくない
初期衝動ならいつでも持ち歩いてるさ
破壊願望の頭を押さえつけながら
崩落してゆく世界をただ眺めている
今日の次は一昨日で三十年後は来年
時計は反対方向に ただ 廻り続けている
願望憎悪を自覚しつつもどうしようもない
自己増殖していくのが そんなに楽しいのかな
冬の終わり近くの寒さはあんまり好きじゃないんだ
あきらめたような嘘も右に同じで
滅び行くものたちと深く親和する
今は亡きものたちと共に誰もが生きている
遥か遠いコーニッシュ
幻想の中のニューヨーク
セントラル・パークのアヒルたち
メリー・ゴー・ラウンド
・・・俺には本当に妹がいるんだぜ。