ギター

2010-02-07 19:05:27 | Weblog
昨夜は京都・御池のライヴハウス、「夜想」へ。

出演しに、ではなく、お客として行った。

「夜想」は、いつ行っても素敵である。

昨日は、好きなバンドばかり出演する日だった。

「ロカ」を一緒にやってるしんちゃんと、

ギターのジンくんが二人でやってる「COADED」、

もとシェイディ・ドールズのギターの塚本くんの「NOWHERE」

大阪の「フレイクス・バーン・グループ」、

まあちんとおくだちんの「虹色エレジー」。

全バンド素晴らしく、いい時間を過ごせた。

雪の中出かけて行ってよかった。


塚本くんが使ってるギターはストラトで、フェルナンデス製の、

ずっと昔から使っている物・・なのだ。いいなあ。

フレイクスのギタリストの使ってるレスポールも

そんなんじゃなかったかな。ずっと使ってるやつ。

ギターをとっかえひっかえして、それはそれですごくかっこいい人も

世の中にはいるけど(ソニック・ユースとかね!)

ギターに関しては「オトコの一本」っていうか

「もうこれしかない」っていうのを使い続けるのを、

昔から憧れていた。

世界的に有名な例では、エリック・クラプトン爺の黒いストラト、

「ブラッキー」とか・・・・最近の例ではジョン・スペンサーの

あの「フジゲン」か何かのB級日本製オールドギター。

ジョンスペのギターは、最後に見た写真では

塗装がほぼ完全に剥げていた。あんなの世界中探したって

代わりは見つからないだろう。どーすんのかな。どーしたのかな。


俺はギター好きで、昔は何本も何本も(安物ばかりだが)

ギターを集めた。もう、ギターなら何でも良かった。

壊れてても、音が悪くても、鳴らなくても。

本を読んでないときはギター雑誌のカタログを眺めていた。

ほとんど病気である。


でも、今はそうではない。

「これしかない」ギターを手に入れてから・・・なのかも知れない。


俺の「これしかない」ギターは、G&Lというメーカーのものだ。

ぱっと見たらストラトなんだけどよく見たら全然違う。

もっとグラマラスだし、音もぶっとい。

ギター好き以外は、あまり知らないみたいだけど、

G&Lは天才・レオ・フェンダーが氏の生涯最後に立ち上げた

素晴らしいギター・メーカーなのだ。

「ばるぼら」を作った頃、楽器屋の店頭で衝撃的な出会いをして、

月賦で買ったのが1994年だった。

もう15年?16年?

これ以上のギターには俺は今後、出会えないだろう。

もし会えたとしても高過ぎて買えないだろう(笑)。


去年、フロイド・ローズタイプのロック式アームユニットを

搭載するために楽器のリペア屋さんに出したとき、

「ずっと使ってるんですか・・・・物持ちいいですね」

とか言われて、

が・・・・・楽器ってそういうもんだろ・・と思ったのだが

口には出さなかったのだった。



まあちんのアコギもいい音してたな。

そういえば

俺は「これ!」っていうアコースティックギターにはまだ、

出会っていないのだ。


むむむ・・・。






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