それは「簡単なこと」で、
でも
迷い込んでしまうのもまた、たやすい。
難しい顔して考えたって、
何一つ いいことはない。
世界は、象徴と誤解に満ちているのだ。
どんな事でも、ひっくり返らないものはない。
それはある種の真実ではあるのだけれど、
見る角度によって少し違ってくるのも事実。
他人が本当は何を考えてるかなんて、
わかりはしない。
でも結末はいつも同じ
・・・・・「サヨナラ」だ。
僕の大好きだった君はもういないのだし、
僕だって「あの頃の僕」のままではない。
世界は想像を絶するくらい複雑で、
ふっと気付くともう、さっきとは全然違う状況にいる。
誰にも、ほんの一瞬さえも、捉えることなど出来ない。
我々はただの登場人物で、
作者の分身なんかじゃないのだ。