夢を売る女

2006-10-13 23:54:28 | Weblog


ちょっとまた創作お休み。

引用をひとつ。

トルーマン・カポーティ

短編集、「夜の樹」の中の「夢を売る女」

の一節。



「あらゆるものごとのなかでいちばん悲しいことは、

個人のことなどおかまいなしに世界が動いていることだ。

もし誰かが恋人と別れたら、世界は彼のために

動くのをやめるべきだ。

もし誰かがこの世から消えたら、

やはり世界は動くのをやめるべきだ。

しかし実際には、決してそんなことは起こらない。

多くの人間が朝起きる本当の理由はそこにあった。

つまり、

ひとは重大な意味があるからそうするのではなく、

意味がないからそうするのだ。」


川本三郎 訳



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新曲 タイトル未定

2006-10-13 09:20:34 | Weblog


あの娘がちょっと微笑んで すべてを

引き裂いてみせた

暗闇が通り過ぎて

暗闇が僕を追い越して

それで終わりさ

それで終わりさ



何もない日々が

君を葬って行った

どこにでもあるような

どこにでもあるような

そんな話さ

そんな話さ


君には何も話したくないんだ 今は

どうしようもない事でしかないし

訳のわからないことが多すぎる世界

いつでも君は逃げ出せたはずなんだ

なのに



あの娘はちょっと振り向いて

諦めたように笑った

消えることのない光

消えることのない光

・・・この胸に

・・・この胸に

・・・君だけに

・・・君だけに



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