レーゾン・デートル

2006-10-26 17:22:54 | Weblog


透き通る夜のかけらを

誰にも分からないように

彼方に揺れる光は今

誰のものでもないけれど


いつもなんだかもどかしい

忘れ物をしてばかり

光に触れる指先は

どこにも届かないけれど


レーゾン・デートル・・・・・レーゾン・デートル・・・・・


青く沈む夕方に

とりとめもなく思うのは

誰一人居なくなった街

そこにいるはずだった君


レーゾン・デートル・・・・レーゾン・デートル・・・・・・


君にならわかるのに・・・・・・

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