海水浴

月光に続いて浴びたのは海水である。

シャレでやってるのではない(笑）。

妹と姪っ子と甥っ子と俺と四人で、

岡山と広島の境ぐらいの瀬戸内海。

ケモノミチみたいな所を通らないと辿り着けない、

穴場的な浜辺へ。

行って見て驚いたのだがほとんど誰もいない！

見渡せる浜辺に、俺たちとあと家族連れが二組だけ。

しかもそのうちの一組は帰ってしまった。

いくら穴場っていってもこれ・・・すごいわ。

ほとんど無人島か、プライヴェートビーチである。

俺たちはとにかくふらっとやって来たので、

弁当とビニールの敷物以外、何も持ってきていない。

浮き輪とか、ゴムボートとか、ビーチボールとか

パラソルとかチェアとかもう、いっさいナシ。

弁当には、箸さえない。

・・これは忘れてきたのだが(笑）。

しかしその非常なシンプルさゆえに、

異常に楽しかったのだった。

ほとんどだーれもいねえし。

着替えるのでさえ、あたりを気にしなくても

大丈夫なくらい(笑）。

天気はばっちりピーカンだし、水だってまあまあ綺麗だ。

俺達は仲のいい兄妹だし、子供はいつだってノーテンキだ。

とてもとてもよかった。

いままでで一番よかった海かもしれない。

３時間ぐらい遊んであっさり帰ってきた。

俺もすごい陽に焼けたよ。

真っ赤になって・・でも絶対、三日ぐらいしたら

もう冷めちゃうんだけど。

大阪に帰ったら写真をアップしよう。

こーゆーことやってるとしかし、

大阪での

「愛と喪失のブレーキレスR&Rライフ（苦笑）」が

まるで嘘のようである。

・・でも大丈夫、

俺はきっと間違ってはいないのだ。